中学生の保護者会がありました
先日は、学年末の
1人ひとこと言わなきゃいけない
中学生の保護者会がありました(ひとことヤダ)
でも、担任の先生がそのひとことに
ちゃんと1人ずつ返事をしてくれるから
やっぱり出て良かった、と思います
中学生になると
クラスで10人くらいしか出ていませんが
得られることが多いのも保護者会です
まぁ、担任の先生にも
よるのかもしれませんが…
私は長男の担任をしていた
国語担当のM先生が大好き
お話も上手で尊敬しています
M先生は今回
こんな話をされていました
中1の国語の時間に
ヘルマン・ヘッセの
「少年の日の思い出」を
学んでいた時のことです
文章の中に
熱情という言葉が出てきた
「この熱情という言葉は、情熱という言葉と何が違うかみんなで調べてみよう」
と、先生が言った
先生としては、
熱情という言葉の意味を調べ
情熱という言葉の意味を調べて
何が違うのかを比較して
自分で考えて欲しかった
でも、そこで中学生達はどうしたかというと
「熱情と情熱の違い」
とネットに検索をかけていたそうです
そうではないのです、と。
それでは
多様な知識を関連づけながら学ぶ力は
つかないのです…、と。
考えるのは時間がかかるけど
考えないでいると
自分で物事を判断することが
できなくなっていきます
大切な過程を抜かし
「検索しました」という結果だけで
内容が伴わないまま過ぎていってしまう
そうならないよう
こちらの声の掛け方も
色々考えていかないといけませんね、
とM先生は仰っていました
このお話を聞いて
難しいな…と率直に思いました
世の中、効率が求められることが多く
検索も早くできた方が
社会では生き延びれるのではないか
と思ってしまう
でも、効率を求めるだけではなく
しっかり時間をかけないと
育たないものもあるのですね…
でも、でも、毎日の生活で
そんなに時間かけられるかなぁ?
いやぁ、難しいです
M先生、また勉強させて欲しいです
そして、できることなら
来年も担任になって欲しいです
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いつも勉強させていただいています↓