アルツハイマー病の原因に働きかけて
病気の進行自体を抑制する薬
レカネマブ(レケンビⓇ点滴静注)
治療対象になるか
検査をすることになった86歳の父。
対象になるか。。。
検査の続きです。
1つ目の検査
認知症スケールMMSE
この検査は定期的にしてる検査。
30点中22点以上の点数が取れていたら対象なのですが
父は23点で
2つ目の検査
アルツハイマー病(脳内にアミロイドβプラークが溜まっている)かを調べるための検査。
「アミロイドPET検査」か「脳脊髄液検査」で判断するそうですが
父は血液をサラサラにする薬を飲んでいるため
腰椎穿刺は禁忌。
アミロイドPET検査をしました。
結果は
脳内にアミロイドβプラークが溜まっているのが確認できたので
父の認知症はアルツハイマー病と診断。
治療対象
そして
最後の検査
MRI検査
5個以上の脳微小出血や脳表ヘモジデリン沈着症又は1cmを超える脳出血が見つかると治療対象にはなりません。
微小出血が10数個
左脳に脳表ヘモジデリン沈着症
が確認されました
それにしても
10数カ所も微小出血があるなんて
父の血管は相当もろくなっているようです。
ということで
残念ながらレカネマブの投与治療は
受けれないことになりました
副作用として
使い始めて数ヶ月以内に
脳が腫れたり
脳に少量の出血が生じたりする報告もあるそうなので
治療前にしっかり検査をするんでしょうね。
少しでも認知症の進行を抑えることができると
期待していた父だったので
少し気を落としていましたが
考えようによっては
治療をすることで身体の負担になったかもしれないし
頻度は低いかもしれないけど
重篤な脳出血になる可能性もあると思えば
今までのお薬を継続して
元気に毎日を過ごせるように
父と母に寄り添っていけたらいいのかなって。
水たまりに映る青空がとても素敵で
幸せな気持ちになりました