治療院の壁を漆喰で塗りまくれ➃ 日本プラスター うま~くヌレール 18kg 白色 12UN21 (シロイロ) Amazon(アマゾン) 11,509〜22,290円 漆喰は縦に塗る どういうことかというと、「大きな面を塗る時は、横で区切るのではなく、細かく縦で区切るべきだった」とういうことです。一番大きな壁面を塗りました。背も高いし窓もない面です。マスキングテープでの養生や、ビスや継ぎ目への漆喰での穴埋めは前日に処理していたので、一日でなんとか塗り切るのではないかと思いました。1日目8時から12時まで午前中4時間かかって1回目の塗りがやっと終わりました。2日目、昨日塗った漆喰は、すでに乾いてしまっており、2度塗りの漆喰がうまく伸びずに、いたずに時間がかかるし漆喰も大量に使います。最悪なことに塗りムラが酷いことになりました。更には、なんと2度塗りを終わらせることができませんでした。1度塗りの時は縦に3分割して横へ横へと塗りました。上段を横へと塗り、次に中段、最後に下段と横へ塗っていきました。2度塗りの時は、時間短縮を図る為、縦2段で横へと塗っていき、2日目、下段を半分残して終わりました。そして3日目、想定以上に漆喰を消費してしまい、手持ちの漆喰が底を尽き、最後まで塗り終えることができませんでした。 4日間もかけた壁面は、乾いたあとに塗りを重ねた為、塗りムラだらけとなりました。「味がある」のをはるかに超越して「汚い大きな壁」の完成となりました。半乾きの状態で2度塗りすると、仕上がりがキレイで漆喰の量も少なく済みます。このことを深く心に刻んで次の壁に向かいたいと思います。 縦のラインを継ぎ目などで区切って、1回目の塗りを最長2時間以内で終わらせます。半乾きの状態で2度塗りをして、お片付けや、次の壁の養生などで4時間程度の作業時間となります。午後から仕事なので、基本午前中しか左官見習いできないので、4時間が限度です。 また何故かはよく分からないのですが、大工で鍼灸師の友人が、「漆喰は縦に塗るものだ」と教えてくれました。多分漆喰を横に塗ると、量が多いと床に垂れたりするからなのかもしれません。 ということで横に広げてに塗るのではなく、半乾き状態の2時間以内で塗れる分だけ縦に区切って塗っていく。そしてコテも横にスライドするよりも縦方向に意識して動かすようにしてみたいと思います。 ついでに、更に失敗したのがマスキングテープを乾いてから剥がした為、漆喰が固まってうまく剥がれませんでした。マスキングテープが途中で切れてしまい、薄い細いラインが一部残ってしまいました。細すぎる上に、漆喰で固まっているので、どしても取ることができませんでした。天井際をよ~く見ると、うっすらとマスキングテープの残骸である黄色い線が、ちらほら見えます。 さらに泣きが入ったのが、マスキングテープの剥がれないのを、必死ではがしている内に、天井のクロスを汚い手で汚してしまいました。もう踏んだり蹴ったりですが、雑巾の水拭きでなんとかクロスの汚れはだいたい落とせました。 細かい事を言うと、マスキングテープは18ミリを使っていたのですが、はみ出して木枠に漆喰が付いたりしていたので、場所によっては24ミリのマスキングテープを使った方が良さそうです。 失敗を糧に、少しは上手に漆喰が塗れるようになりたいものです。