2日目スタート。
何気に楽しみにしていた宿の朝食。
手作りの焼き立てパンが美味しかったです。
バイキングは好きではないけれど
北海道名物をつまみ食い感覚で
少しずつ多種類食べれたのが良かった。
飲めはするけど、少食なもので。
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この日のメインイベントは2つ
①余市でウィスキー
②弐ノ蔵さんでお寿司
小樽から電車で30分ほどで余市へ到着。
ニッカウィスキー
貫禄を感じる素敵な佇まい。
またしても海外みたい。
創業者の竹鶴氏が
スコットランドの自然環境と似ている
ということで選んだのがこの余市。
四季、気候、風土などの自然条件が
ウィスキーの個性になるのだそう。
リタへの愛の形でもあるこのウィスキー
孤独な私にもお二人の愛を
一滴の分けてくださらないかしら。
美しい色。
マッサンとリタの住居
洋風な外観に2階には障子。
和洋折衷で素敵。
こんなにもかわいい写真が撮れた。
メルヘン。かわいい。ほっこり。
どこを撮っても絵になる
本当に素敵な空間でした。
2月が最も積雪量が多く、この時よりも
さらにほっこりした雰囲気になるらしい。
積雪によって温かみが出るという
北海道ならではのお話。
敷地を見学するだけでも十分楽しめます。
木の雪がこんなにもかわいい。
もはやメルヘン。
シルバニアファミリのような世界観。
知らんけど。
ガイドツアーがめちゃくちゃ面白かった。
絶対に参加した方がいいってほどおすすめ。
原料から仕込、発酵、蒸溜、貯蔵までの
製造過程の説明をしてくださります。
人気なので早め予約が必須です。
ツアーに申し込まないと立ち入ることのできない見学エリアへレッツゴー
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必見の蒸溜棟へ。
これが、the 余市。
伝統製法が受け継がれています。
ちなみに現在、
石炭で蒸留しているのはここ余市のみだそう。
蒸留作業は年に2回のみ。
貴重な作業現場を間近で見学できたことに感激。
↑ポットスチルの下部から石炭を投入。
石炭の炎の赤色が神々しい。
ここに大量の樽が保管されている。
奥行、長っ!
圧巻の樽たち。
樽はミズナラで、栃木で製造されているとのこと。
ウィスキーが熟成される過程。
左が20年もので量が半分に目減りしています。
経年による色と量の変化。
これがウィスキーの神秘でありロマンなのです。
年間で2-4%目減りするそうです。
ウィスキー用語で、熟成中に減った原酒を
「エンジェルズシェア(天使の分け前)」
と言うのだそう。
昔のウィスキー職人たちがそう呼び始め、
「天使がこっそり飲んでるんだな。お裾分けしているから美味しいウィスキーが出来上がる」という発想から生まれた言葉らしい。
なんてロマンティックなの!こういうの大好物。
エンジェルズシェアによって、アルコール度数は低くなっていきます(アルコールは水よりも揮発性が高いため)
この蒸発を、ウィスキー用語で「樽が呼吸する」とも言ったりするんですね。
見学後の無料試飲セット。
おすすめの飲み方が書いてあります。
ロック?トワイスアップ?炭酸割だと?
「はぁ!?何言ってんだ!」
→全部ストレートで頂きました。
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レストランでの飲み比べ(有料)
キーモルトの飲み比べセットです。
絶対この3種のキーモルトを
飲み比べたかったんですよ。
さすが個性がはっきりしてますね。
スプーンで水を数滴垂らすと
フワーっと香りが立ちます。
華やかで奥深く、かつ複雑。
バニラような果実のようなハチミツのような。
かと思えば海や泥炭も感じる。
君たち本当に個性豊かだな!と感動。
結局長いことレストランに滞在し
一人でうっとりしておりました。
こんなことができるは一人旅ならではですね。
キーモルトは3種とも気に入ってしまい
結局、大量購入しました。
飲み比べた甲斐があったのかなかったのか笑
追加したソフトクリームに
ウィスキーが、よくあう。
チーズも桁外れの美味しさ。
本当に来れて良かった。
リタさんの料理がそのままレストランのメニューになっています。お酒に合わせたメニューも多く、美味しそうでした。
私はたくさん飲みたいので、
あえて食事は我慢。
さらに有料試飲コーナーにて飲み比べ。
余市は重厚感があり、宮城は華やかなのだとか。
流石に酔っており、
もはやなんの違いもわからず。
試飲スペースでは
製造に携わる社員達のインタビュー動画が流れています。
これもとても面白かった。
ニッカのウィスキーの美味しさを
語り合っているかのような錯覚を楽しみました。
うんうん、わかる?そうなのよ!と。
おこがましいにも程がある笑
こっちは飲み過ぎて酔ってるもんでね。
これ以上飲んでも勿体無いので
これにてウィスキー完了。
ギフトショップで大量購入。
郵送という強い味方があるもんでね。
3万近くになりビビリつつも‥
だってご褒美なんだもの!
神秘とロマンの塊なんだもの!
キーモルトだけにしようと思ったけど
「蒸留所限定」とか「お一人様一本」
と書いてあるとね。
念のため買いますよね。
キーモルトはお土産にも最適なサイズ。
華やかな香りが好きな人には赤色をチョイス。
ハイボール好きにも癖のないこの赤色がいいかなと思いました。
癖強のスコッチ好きには、水色のスモーキーなキーモルトをお土産に。
私はこの水色が好きでした。
他の2つに比べて癖があるので、好みが分かれると思います。
とは言っても、ボウモアよりも全然優しくて飲みやすい。
結局余市には
夕方まで滞在していました。
滞在時間長すぎです笑
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さてもう一つのメインイベントでもある
お寿司屋さんへ行くべく
札幌に戻ります。
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