今回の旅の目的
①雲仙観光ホテルに宿泊
②軍艦島上陸
③長崎市内観光
軍艦島上陸
本当に軍艦みたいだ。
かっこよすぎるでしょ。
いざ、上陸。
貯炭ベルトコンベアー（支柱が残るのみ）
生活の中に普通にベルトコンベアがある
炭鉱マン達の共同浴場があった場所
これが30号棟。
最初に、軍艦島の基本データ
・南北に約480m、東西に約160m、
周囲約1,200m、面積約65,000m
・長崎港から南西に約18kmの沖合いに位置
船で40分くらい
・その狭くて遠い場所に、
最盛期には約5,300人もの人々が住んだ
東京都の9倍もの人口密度になる
・2015年「明治日本の産業革命遺産製鉄・
製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つ
として世界文化遺産に登録
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炭鉱って
・高温多湿の過酷かつ劣悪な労働環境下で
（気温30°C、湿度95%の中8時間労働）
・ガス爆発等命は常に危険に晒され
・真っ暗で悲しいイメージ
を持っていました。
しかし
軍艦島に関してはそうではなさそうだなと。
むしろ
当時、時代の最先端を誇り
命の危険と隣り合わせの中でも
明るく、楽しく工夫され
希望に満ちた島だったのだと
感じました。
軍艦島（端島）は
まさに日本の近代化を支えた島。
近代化の象徴の一つであると思います。
なにが言いたいかと言うと
今の日本があるのは
軍艦島のおかげ。
ガイドの方の説明がお上手すぎて感動。
内容も充実かつ興味深く
講演会に参加しているかのようでした。
これだけでも価値があります。
ガイドの方は
3000回軍艦島に上陸し
元島民の方への取材とか端島の調査とかを
ご自身も行っているそう。
そこでしか手に入らない生きた情報というものは
面白いに決まっていますよね。
大学ではグラバーの研究をされていたとか。
今回の旅でグラバーは最重要人物です。
端島がいかに当時の日本の最先端であったのか。
①日本初の鉄筋コンクリート造り高層アパート
②人口密度は、なんと東京都23区の15倍。
③1958年当時、全国のテレビ普及率が10％であったのに対し、端島ではほぼ100％
④日本で初めての海底水道を２本敷設
30号棟について。
立ち入り禁止なので近づけません。
ここで絶対おすすめなのが
資料館でのVR体験です。
VRで30号棟の内部が見れます。
中心に階段があります。
階段室がなく
直接屋上につながっているのが特徴です。
これが世界一の人口密度を実現させた設計なのかと。
30号棟
建蔽率無視！笑
なんてったってアパートは
人口密度MAXにするための設計ですからね
この30号棟を設計をしたのが
誰だか知っていますか？
グラバーなのです。
日本を近代化させたのは
グラバー。
彼のことはただの武器商人と
思っていたんですね。
全然違います。
天才です。
造船、掘炭、建築設計、製茶、
さまざまな事業で成功しています。
キリンビールとも関係が深いんですね。
軍艦島コンシェルジュの
資料館の内容がまた素晴らしこと！
私達は幸運なことに
中学1年生まで端島で過ごした元島民の方が
島の歴史や当時の暮らしを伝えてくださいました。
いろいろ質問もさせていただき
ここでも親子そろって感動しました。
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船の往来を
間近で見れるのも迫力があり興奮です。
船の名前がわかれば、
どんな役割を担って航海しているのか調べれます
こちらは砂利を運んでいるそう。
ステルス艦も間近に。
三菱ってすごいですね。
軍艦島を買収したのも三菱ですし。
長崎では岩崎弥太郎と弥之助の力を
これでもかって程見せつけられます。
綺麗な景色
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帰りの船内では
第二次世界大戦、
原爆の映像が流れましま。
レイテ沖海戦で沈没した『武蔵』
その武蔵が造船されたのもこの長崎の造船所。
今日の深すぎる青の海。
遠藤周作の文章が頭に浮かびました。
人間がこんなに哀しいのに
主よ
海があまりに碧いのです
悲し歴史をこえて今がある。
気を取り直して。
100年以上現役のドッグ
異様な程のかっこよさよ。
巨大。
信じられないほど巨大なガントリークレーン
出航して約10分。
これを間近に見られらだけでも
興奮して叫んでましたね。
好きな人にはたまらないと思います。
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軍艦島クルーズは何社もありますが
絶対に
軍艦コンシェルジュさん
がおすすめです。
絶対の絶対です。
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10月TBS日曜新劇場
「海に眠るダイアモンド」
軍艦島が舞台のようです。
見ねば。
横須賀の軍艦めぐりのおかげで
今回ステルス艦に興奮できた。
