あ、そうそう…
花金だってーのにがっつり残業
…あっ今は花金って死語だっけ…花の金曜日
今日は旦那さんが泊りでひとり帰省
いつもならどう過ごそうかと
ワクワクな夜のはずなのに
…いつものどん欲なひとり夜の過ごし方↓…
…
寝落ちしたっ
…あたしほんっっっとに疲れてる…
『オッス~
あれっ!もう寝てた?』
時計を見たら23時少し前
東京で暮らす26歳
現在絶賛転職活動中のひとり息子から
特に変わったことはないけれど
バイト帰りに歩きながら暇つぶしの電話
転職活動の様子やなんでもない話
息子とのおしゃべりはやっぱりおもしろい
「そうそう
また会社員になろうとしている息子くんに
伝えておきたいことがあった」
社内でのあたしの仕事は
営業担当から流れてくるんだけど
若い…といっても30歳前後…営業マンが
とにかくミスやら手抜きやら…一緒か…
出てくる書類がまるでなってないことで
余計な時間がかかっちゃって
勘弁してよぉ状態
「割と長く会社員やってきた
かあちゃんの持論でさ
営業マンとしてデキルって人は
書類もバチッっとつくるんだよね」
『まぁそういうもんだろうね
…なぁんて言っても
オレ、会社員歴3年で止まってますけど』
「やっぱさ
全部じゃないけど、会社での仕事って
バトンのように渡していくものじゃん
次の人が
やりやすいように仕事を渡すっていう
配慮っていうか、気遣いっていうか
息子くんにはそういう仕事が
できる大人になってほしいなぁって
若い営業マンの
いい加減な書類を見るたび思うのよ
…ま、悪気はないと思うんだけど」
『悪気っていうか…確信犯でしょ
かあちゃん何度も指摘してるんでしょ?
直らないんじゃなくて
面倒だから直す気がないんじゃない?』
おぉぉぉ!よく分かってるじゃん
あたしもそう思う
だからもはや質問はすれど指摘はしない
…改善しようという気がないなら
あたしの時間がムダになっちゃうもの…
「仕事のバトンを息子くんから受け取った人が
チッって思うような仕事はしなさんなよ」
『分かってるって!
そこらへんは心配ご無用よ
それより
そろそろ真剣に転職先を決めねばだわ
今現在で1、2次面接終わって
次で最終面接ってのが2社ってとこ
こっちも心配ご無用だかんね』
会社なんて入ってみないと分からない
結婚よりもよっぽど縁だと思う
どうかいいご縁がありますように
息子と仕事の話ができて楽しい
子育ての終わった母の嬉しい週末の夜