当時26歳とか27歳だったかな。
30歳を目前にして生き方や人生について
言葉にできないモヤモヤしたものを
抱えていました。
外見のコンプレックスも強かったし
恋愛が上手くいかないことや
自分に自信が持てないこと
何者かになりたいのに
何者にもなれないこと
世の中くだらないことばかりで
くだらないやつばかりだ！
そんなようなことで
虚しさを感じていたと思います。
自分を救い出してくれる何かを求めて
心理学や自己啓発系の本を読んだり
カウンセリングを受けたりしていたのですが
ある時出会ったヒプノセラピー先生の
セッションで人生観が一遍したのです。
セッションで何かはっきりとした
イメージが見えた訳ではなかったのですが
自分の体や呼吸を意識して感じることを
初めて知ったんですよ。
いつも肩に力が入っていて
寝る時は眉間に皺を寄せて
奥歯をかみ締めてるのがデフォルトだったので。
その状態一
いわゆる瞑想状態の心地良さを知り
生活に取り入れるようになってから
明らかに自分が変わりました。
色んなイメージや言葉がふと頭に
思い浮かぶようになったんです。
最初はその言葉をメモしていただけでしたが
次第にそれを物語にするようになりました。
朝起きると書き出しのフレーズが
突然溢れ出したりして。
それまでの自分には
ちょっと考えられないことでした。
それから些細なことで
感動したり涙する機会が増えました。
空がキレイ⇒号泣。音楽が美しい⇒号泣
もう毎日暮らしてるだけで
普通に胸が熱いというか。
生きる喜びに満ちまくってるんです。
宇宙や地球との一体感というか
空も、大地も、私も同じもの。
みたいな感覚を抱いたり。
世の中くだらないやつばっかり
って思っていたけれども
弱さも含めて人間てなんて愛おしい。
なんて思ってみたりして。
とはいえ人間には
汚いところも醜いところもある。
そんな現実とのギャップを埋めるために
一心不乱に小説を書いていました。
「なんで皆小説を書かないで
普通に自分を保てるんだろう？
生きていられるんだろう？」
って思ってました。
そうやって自分理想とする
優しさと愛に満ちた世界を描くことで
現実との折り合いをつけていたのですが
次第にズレが生じてきちゃうんです。
自分の心の扉をどんどん開いて
精神世界にの奥まで
足を踏み入れてしまったというか。
感受性が剥き出しになり過ぎて
現実社会で生きるのが
とっても苦しくなってしまったんです。
そして心身ともに調子を崩して
会社を退職することになるのですが
「このままでは生きていけない」
という防衛本能が働いたこともあって
少しずつ感受性に蓋をし始めました。
それからホストだのダイエット病院だの
思いっきり現実にまみれた世界に
自ら丸腰で飛び込んで行くのですが…
切り替えの早さが笑
その後すぐに母が病気になって
さらに現実的で物質的なことに
対処するような状況が続いたせいか
「私と宇宙は同じもの」的な感覚も
世界を美しいと言って涙する感覚も
だいぶ薄れて行きました。
占いを始めたのはその頃ですが
不思議と占いをする時だけは
感覚が研ぎ澄まされるのです。
近頃、あの頃の感覚を
取り戻しつつある気がしています！
そうなってくると鑑定も
必然的にバージョンアップしますね♡
そういえばこないだ寝ている時
謎に体が浮き上がって目が覚めたんですよ！
夢かもしれないけど
幽体離脱！？と思って怖かった〜！
（図参照）
取り留めもなく長くなりましたが
最後まで読んでくださって
ありがとうございました！