私が住んでいる鹿児島には
知覧(ちらん)という場所があります
今はお茶畑が広がる場所ですが
この知覧は
第二次世界大戦の末期、沖縄戦で
特攻隊(とっこうたい)が出撃した地です
特攻とは、爆弾を付けた飛行機に
パイロットが乗ったまま
敵の船に体当たりする攻撃のことです
長引く戦争によって、日本には
飛行機やパイロットが少なくなっていた
などの理由も重なり、少ない人数で
大きな船を沈めることができる
特攻作戦が行われました
必死の作戦
必死とは
必ず死ぬということ
特攻作戦で亡くなられた
いちばん若い方の年齢は
17歳だそうです
特攻隊の出撃基地であった
知覧飛行機跡地の一角に
知覧特攻平和会館があります
特攻隊員のお写真
出撃直前に書かれた遺書などが
展示されています
特攻平和会館の隣には、復元された
三角兵舍(さんかくへいしゃ)があります
特攻隊員が
出撃までの数日間を過ごした場所
毛布を頭まで被り
声を殺し、肩を震わせ
泣いてる隊員の方もいたそうです
戦争について
平和について
目を背けず
考えていきたいと思います
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