「君に責任者を任されたい」と言われて自信がない時

 

職場が辛い、自信が持てない、そんなあなたの毎日が愛おしくなる、実践アドバイス型カウンセラー、

 

根本 ゆか こと、

ゆか姐(Twitterはこちら)です。


※根本の屋号は師匠の根本裕幸さんから、非公式でお借りしております。

 

学歴もコネもないのに会社を牛耳ったゆか姐の紹介はこちらから!

 

 

 

このブログでは、頑張る生き方に違和感を感じるあなたが、毎日が愛おしくなるよう、心のお話をお伝えしております。

 

 

つい先月まで「みんな一緒」と言うポジションだったのに、急に「君に責任者を任せたい」と上司に言われて、戸惑っている。

 

自分なんかに務まるのか?周りとのポジションが変わってしまうことで、仲が壊れたりしないか心配。

 

 

今日もブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。

 

 

働く女性の愛おしい毎日を作る女帝マインドカウンセラーのゆか姐です。

 

いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

昨日まで一緒だったのに、自分だけ先にポジションが上がってしまう不安

嫉妬関係を探してみると、大体は「私よりあの子が先に行ってずるい!」と言うニュアンスを含んだものを「嫉妬」としてよく目にすると思うのですが、では一方の先に行く方の立場の人は「やったー!」とだけ思っているのか?というと、実はこちらもこちら側で不安があると思います。

 

・昨日まで一緒にランチで上司の悪口で盛り上がっていたのに、急に責任者になると上司側とみなされて愚痴で盛り上がるなんてこともなくなりそう。

・「なんであの子なの?」って言う疑問について、結果を出していくしかないんだろうか?

・そもそも私自身が「なんで私なの?」って思いだってあるけど、上司は「優秀だから」「いい機会だから経験を積んでほしい」としか言わず、今ひとつ納得できていない。

・責任者ってそもそもなんとなく仕事内容が決まっているようで決まっていないし、どこまでどんな風にやればいいのかもわからないし、不安しかない。

 

なんてことを考えていたりしますよね。

 

いつか上にたちたいな・・、お給料が上がるといいな・・・、自分の能力を認めてもらえたら嬉しいな、と思っていたとしても、「え?私が一番手ですか!?」なんてことになると、実際は不安が出てきたりする。

 

でもここで同僚に支えられて相談できる間柄のケースはまだいいのですが、実際は「相談しようにも自慢と取られかねないんじゃないか?」「私が不安を伝えた後、自分以外のメンバーで集まって悪口を言われそうで不安」なんて思いもあると思います。

 

そうなるとますます「誰に相談しても今ひとつ、自分の納得できる答えを持っていそうな人がいない」と不安になりますよね。

 

 

まずは素直に喜べるところは喜ぼう!

同期の中で1番最初に出世したり、大きな仕事を任されて成功したりしたとき、大きく3つの気持ちに分かれると思うんです。

 

1つは「喜び」

自分の仕事ぶりを認めてもらえた喜びや、自分自身の達成感、そして周りの祝福などもあいまった場合、やはり嬉しいって気持ちもあるのでは?と思います。

 

2つめに「不安」

自分だけ認められたことによる嫉妬を買う不安、自分が新しく大きな仕事の責任を負う不安、今までの先読みできる環境からの変化の不安など、不安を感じることも出てきます。

 

3つめに「申し訳なさ」

特に会社という組織で働くことに慣れていると、「誰かと一緒に仕事を組む」とか、「自分だけで完了する仕事」というものが少なくて、自分の仕事の先に誰かの仕事が待っていたり、誰かに依頼されたり承認されたりして進んでいく仕事の一部を「自分の仕事」としてやることが多いので、自分一人で立案して内容を作って・・という仕事を持つケースが少ない場合もありますよね。

もしくはそれをやっていても、周りが気づいて差し入れをくれたり、手伝ってくれたり、応援してくれたりする環境もあるので、「自分一人で成し遂げられた」という感覚は少なくなる分「私だけの力でやったわけじゃないのに、申し訳ない」と感じる方も少なくないと思います。

 

そうなってくると、この3つ(もしくはもっと複数の)感情が入り混じって複雑になるので、「どうしよう・・・どんな顔していたらいいんだろう」と困惑する方もいらっしゃると思います。

 

ですが、私はまず「喜べることは喜びましょうよ!」とお伝えしたいんです。

 

自分を評価しているのは実は自分。

評価というと、なんとなく「上司がする・会社がするもの」と捉えている方は多いと思います。

 

なので、いわゆる愚痴大会で「あいつは分かってない!」とか「会社は自分の成果を認めてない!」なんて言葉をどこかしこと聞こえてくるんだと思うんです。

 

ただ、カウンセリングでは「自分の評価も自分がしている」と捉えています。評価というと少し固い印象なので、もう少し言葉を変えるなら「自己イメージ」「自己肯定感」「自己受容」などがここに関わってくるということになります。

 

最初にも書きましたが、「上司にどうして自分を今回責任者に抜擢したのか?」を問うても、「有能だから、経験を積ませたいから」としか言わないケースを書きました。

 

ここでは外的事実として「有能である」と認められているし、「経験を積ませたい」という発言もあることになりますが、本人からすると、そこに「納得感」はないんですよね。

 

なぜ?

なぜ有能だと思ったの?

なぜ経験を積ませたいと上司は感じたの?

なぜ他の人ではなく自分なの?

 

という部分をもっともっと「納得させてほしい」って感じている方が多いのではないでしょうか?

 

ただ、納得するかしないかは「自分で決めている」と言われると、どう思いますか?

 

自分では認めてほしい部分もあるし、そのために頑張ってきたところもある。

でも実際いざそのタイミングが来ると「なんで私なの?」「なんで今なの?」と不安を先に感じてしまう方が多いんですね。

 

なので、まず「よかったね!」って喜ぶところもあるよね、というために私は「まず喜んでからでいいじゃん!」とお伝えすることがあります。

 

まずは「ほしいものを手にできた喜び」を見つめる。

 

よし!って気持ちでもいいし、やった!でもいいし、やっぱそうでしょ!?でもいいんです。

まずは「よく頑張ってきた自分に対して、認めてもらえて嬉しかった気持ち」を感じることで、今の現状を実感していく。

 

そこから、「さて、どうしていこうかな?」と考えても全く遅くはないと思うからです。

 

自分にできることをまず認める

 

責任者になるということは誰かを指導したり、その人の仕事の責任を負うこと。

それを思うと不安になるのは無理ないと思うんです。

 

今までは自分のことだけやっていればよかったのに、これからはチームや他の人の全体の動きを把握しながら軌道修正していくとなると、怖いという気持ちも出てきますよね。

 

ただ、怖いということだけをみる前に、それを任せようと上司から思われたあなたの力についても見ておくことで、自分のどこが周りにいい影響を及ぼせているのか?を自覚して使うことができると思います。

 

いいところを見るというのは、気持ちの上でも大切でもありますが、仕事をする上でも「相手の責任を必要以上に自分で背負いすぎなくなる」という部分もあるんです。

 

なので、自分の「有能さ」はどこにあって、どんな風に周りに影響を与えているのかな?ということを、まず自分でノートに書き出してみてもいいと思います。

書き出すことで、不安になるたびに「あぁ!そうだった!」と振り返ることもできるし、「これもあった!」と思えば書き足していくこともできます。

 

すると責任者として数ヶ月、1年経つころには「あぁ。こんな風に思っていたけど、本当はもっともっとあったなぁ」と感じるかもしれませんし、「あの頃はここまでだったけど、今はこれもできるようになった」と増えていくかもしれません。

 

それでもまだ不安で自信が持てないと感じる時は、カウンセリングで「どう不安なのか?」を一緒にケアしていくことも可能です。

 

・責任者という言葉にどんなイメージを持っているのか?

・そもそも仕事についてあなた自身の毎日の中でどれくらいだ大切にしているものなのか?

・周りの人との関係性は?

・自分の理想の姿ってどんなもの?

 

などなど、一緒に質問に考えながら話していくうちに、あなた自身の未来像が見えてくると「私はこうしたい!」という気持ちを強く持てることもあります。

 

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ゆか姐でした。

 

 

 

 

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【プロフィール】

●就職氷河期に新卒から半年遅れで建築業界の商社へ入社、勤続20年以上。6年目より女性社員のまとめ役(姐さん)を任命される。その後管理職を経験。

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●20代半ばで結婚するが、2年で夫が家出。その後夫婦生活復活し、現在もパートナーとして結婚生活16年。去年夫に癌が見つかり一年の闘病生活を支える。

その頃の心境はこちらの記事をどうぞ

 

 

 


●2020年に予約の取れないカウンセラー根本裕幸さんに師事(お弟子制度3期卒業)

 

 

 

●現在はカウンセリングを主に、毎月1回「心のお稽古部」を開催。

 

 



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