上司が怖い。それ、もしかするとあの人を投影しているかも
職場が辛い、自信が持てない、そんなあなたの毎日が愛おしくなる、実践アドバイス型カウンセラー、
根本 ゆか こと、
ゆか姐（Twitterはこちら)です。
※根本の屋号は師匠の根本裕幸さんから、非公式でお借りしております。
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このブログでは、頑張る生き方に違和感を感じるあなたが、毎日が愛おしくなるよう、心のお話をお伝えしております。
同じ部署の同僚は「そこまで怖いわけじゃないけど？」っていうけど、私から見るとどうしても怖い上司。それはあなたの知り合いに似ているからかも。
今日もブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。
働く女性の愛おしい毎日を作る女帝マインドカウンセラーのゆか姐です。
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自分だけが怖く感じる上司の理由
同じ部署の同僚は「あの人そこまで怖い感じはないよ？」という、部署の上司。でも、確かに怒りっぽいわけでもないし、態度や口調も厳しい人ではない。でもなんとなく意見するとき、言い返されたりすると心臓がドキドキして怖く感じる。
そう感じる時、「自分ではどうしてこんなに怖く感じるのかわからない」と思うのですが、あなたの上司に似ている人を過去に出会った人から探してみると見えてくることがあるかもしれません。
私たちは、知らず知らずのうちに相手に似た人を投影という形で「この人はこんな人」とみていることがあります。
例えば、「この人は優しそう」「この人は意地悪そう」なんていうのも、本来は関わってみないとわからないことなのですが、それまでの人生の中で出会った人の仕草や口調、考え方が似ているなと感じた時、「〇〇そう」なんていう風に相手にイメージを持って接してしまいます。
特に職場という普段から接する場所は、いろんな〇〇そうな人がたくさんいますよね。
そんな中で上司にどんな人と似ていると感じているのか？それを考えてみるともしかするとあなたの「怖い」と感じる理由が見えてくるのかもしれません。
上司は権威を重ねやすい
上司というと、その部署を引っ張っていく人、統率力や指示力などを連想させ、それらは「権威」に結びつきます。ということは、かつて自分に足して権威を持っていた人を投影しやすくなるんですね。
家庭の中で父親が権威であれば、父親に似た感じの上司であれば父親を恐れていた場合、「なんとなく怖い」と上司に対しても感じてしまうことがあります。
またこれは母親が権威を持っていれば、母親になりますし、祖父・祖母・姉・兄など、その家庭内で誰が権威を持っていたか？によって、誰に似ていると感じているのか？が変わってきます。
また、家庭はすごく穏やかでみんな仲がよかった場合などは、部活動のコーチや学校の先生なども権威になりやすいので、あなたが怖いと感じた人に似ていると感じているケースもあります。
似ている人がわかったけど、それをどうしたらいいの？
権威となる相手に似ているから、ついその人に感じた思いを上司にも感じてしまう。
その仕組みが理解できたとしても、「この人は過去の相手ではない」と認識するだけではなかなか「怖い」という気持ちは払拭できません。
なので、カウンセリングなどで「なぜ怖いと感じたのか？」「どういうことがあったのか？」などを話していき、今の大人のあなたの目線で当時を振り返っていくなどをすることがあります。
例えば、私は祖父がとっても怖かったんですね。
小学生くらいの頃、祖父の家にはフカフカの座布団があり、私は祖父の家で一人遊んでいた時にその座布団を見つけました。
今思うとお客様用の高級な座布団だったんだと思います。
厚みが10センチ近くあるように感じた、高級な座布団が５枚組くらいで２つ重ねてありました。
小学生の私は「わぁ！！」とベッドにジャンプするがごとく、その座布団にダイブ！
フカフカでアンバランスなその座布団タワーで飛び跳ねたり、突進したりして遊んでいたわけです。（我ながらやんちゃ。）
「こら！！！！」
と、突然祖父に怒られ、しゅんと反省すればまだ可愛いのですが、私はその後拗ねてしまい、母の元へ。
それ以降「祖父は怖い人」になってしまったんです。
なので、少し祖父に似た感じの人を見かけると、なんとなく目でじーっと見つめる癖がありました。
それは「いつ怒られるかわからないから怖い。怒られないようにしなくては。」と逆に私が祖父を見張っているような状態。
でも母や私の姉にその過去の話をしたところ、実は祖父は姉たちが小さい頃は家の中で宝探しゲームやチーム対抗戦で、障害物競争をするなど、とても子供好きなみんなを楽しませるのが大好きな人だったらしいのです。
私が生まれた頃には「休日はゴルフ中継を見ているおじいちゃん」だったのですが、祖父が若い頃はそんな風に孫を相手にいろんなことをして家族を大切にしていたと聞き、すごく意外に思ったことがあります。
そんな風に「小学生の私はわけもわからず怒られた」と感じていても、大人の私からすれば「それは、あんたが悪い！笑」としか言いようのない場合もあります。
なので、まず自分が相手にどんなイメージを持っているのかを話してみるというのは、「自分の持つ感情ベースのイメージ」を明らかにするということができ、そこから望むのであれば「相手にもう一度向き合ってみる」ということができます。
誤解が溶ければ見方も変わる
小学生の頃の私のように、「それが悪いこと」とわからず「急に怒られた！」という印象だけが強く残っていると、祖父に対してのいい印象は持てませんが、「それは叱られるよね。」と理解していく中で、
・むやみに怒る人
・急に怒り出すかもしれない人
というところから、「しつけに厳しい人」となる場合もあります。
そうして見方が変わっていくと、不思議とその人に似た人たちに対しての印象も同じように変化していくのです。
知識としてなるほどなぁと理解していても、一人でやってみると自分では見えないこともあります。
カウンセラーはそこに客観的視点を持ってお話を伺っていくので、「え？それは考えたことなかったです。」なんてところも、見ていけるようになります。
他人は変えられないから自分が変わるんだ！と奥歯を噛み締めて頑張るよりも、こんな風に「ちょっと見方を変えれば、すんなりと変わるところ」もあるんです。
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ゆか姐でした。
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●就職氷河期に新卒から半年遅れで建築業界の商社へ入社、勤続20年以上。6年目より女性社員のまとめ役（姐さん）を任命される。その後管理職を経験。
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●20代半ばで結婚するが、2年で夫が家出。その後夫婦生活復活し、現在もパートナーとして結婚生活16年。去年夫に癌が見つかり一年の闘病生活を支える。
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●2020年に予約の取れないカウンセラー根本裕幸さんに師事（お弟子制度3期卒業）
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