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佐伯祐三展でさらに感じたこと
職場が辛い、自信が持てない、そんなあなたの毎日が愛おしくなる、実践アドバイス型カウンセラー、
根本 ゆか こと、
ゆか姐(Twitterはこちら)です。
※根本の屋号は師匠の根本裕幸さんから、非公式でお借りしております。
学歴もコネもないのに会社を牛耳ったゆか姐ってどんな人?というのはこちらの「女帝へのストーリー」をお読みください!
このブログでは、頑張る生き方に違和感を感じるあなたが、毎日が愛おしくなるよう、心のお話をお伝えしております。
自分の中に没頭して黙々と何かを掴み取りたい、一人で打ち込みたい時は本。
感覚を通して、広がりを感じていくことが絵(や、アート)かもしれない。
今日もブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。
働く女性の愛おしい毎日を作る女帝マインドカウンセラーのゆか姐です。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
先日の佐伯祐三は「見たい!」と見に行った訳ではなく、ふらっと「行ってみようかな」と言ったと書きました。
最近の私は、あらかじめ予定を組むということがしんどい、重いと感じることが多かったので、
行きたい展示会などについても、基本的に大枠で「6月に行く」、「展示期間内に行く」などのざっくりとした予定しか組んでいなかったりします。
それほどまでに「〇〇すること」と決められると、それだけでちょっと気持ちがしんどくなることもありました。
(なので、先輩カウンセラーのこの方にも「今日お茶しませんか?」と声をかけたくらい)
https://instagram.com/kuroe_kaori?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
後輩のSOSに、さらっと来てくださる先輩。ありがたやー。
そんな状態なので、他の美術展もチェックして行きたい!と思うものの、前売りで日程指定とかになると、途端に「うっ!」と手が止まっておりました。
https://immersive-museum-osaka.jp
狙ってたこれは、「日にち指定、時間指定」で指がぽちっとできなかったやつ…。でも展示内容はめっちゃ気になる!!
そんなわけで、美術館に行く前は本を読むことが多く、家の中で引きこもりながら、「自分の感性に働きかけるもの」に触れることが多かった私。
本は没頭すると、自分から見た本の世界が広がる。
特にここのところ死にまつわるものや、悲嘆などをテーマにしているものが多かったので、
「自分」にフォーカスが当たっていた世界でした。
でも、美術館は違うな、と改めて思った今回。
物理的にも、会場となる「場所」がそもそもあって、さらにそこには「他者」がいる。
美術館の人、鑑賞してる人、売店の人、カフェの店員さん、カフェのお客さん。
そんないろんな人がいることで、感覚は自分と他者にも広がるし、さらには空間にも広がる。
横尾忠則現代美術館のライティングもそうだし、佐伯祐三展の場合は、展示の背景の色もそれぞれ組み合わせがすごく素敵だったり。
大抵の美術館は天井がすごく高いし、壁と壁の空間も広く取られている所が多いから、感覚が空間にまで広がる感じがすごくある。
「本は文字だから、言葉だから」という以外にも、こうした場の空気感みたいなものも、一言に「アート」って言っても色々あるなぁって思いました。
これがまた彫刻だったりすると、360度に行き渡ったりするから、さらに見方が変わって行く。
これ、鳥なんだって!機械っぽい!
そんな風に「感性」一つとったって、何からどんな風に自分の感性が広がったり、深まって行くかはわからない。
本の方が世界観が広がる!
絵の方が集中できる!
そんな方もいらっしゃると思う!
私も若い頃はどちらかというと、集中するタイプだったし、今は違うってことは、またこれからも変化して行くのかも。
今回の佐伯祐三の展示を見ていて、私は「佐伯の生家がお寺だったこと」を初めて知ったけど、
その前に読んでいた「エンドオブライフ」からも影響を受けている私は、
「佐伯の描く教会などの空がほぼグレーなのは、宗教が死を扱う場所でありながら、そこで生まれた佐伯にとって、当たり前のようにある法要としての死と、父の死は別物に写ったんじゃないか?」
「それまで当たり前に見ていた死(法要)などが、父の死からより現実味を帯び、それまでの日常的な風景が変化して、お寺と死が改めて結びつき、そしてそれがグレーな空に投影されているんじゃないか?」
なんて考えたりしていました。
自分の経験して感じたことから、絵の感じ方や見るポイントも変化したなぁと自分でも思う。
抽象的なものについては、自分の心象を映しやすいのですが、(空、月、影なんかをみても、それぞれその人の心のうちを写した感じ方がある)
私は佐伯のグレーの空に、パリの教会をつなげて見ているだけかもしれない。
ただ、22歳で経験した後、佐伯自身が30歳で亡くなるまでに、死についての心象が払拭されたとは思えない。
娘の絵の愛くるしさもあるけれど、今の時代より医療の発達もまだまだだった、大正時代はきっと死も身近だったはず。
画家の感性に、大きく影響がないなんてことないんじゃないかなぁなんて思うのです。
でもそんな風に「佐伯はこうではないか?」とおもうことの中に、私自身の心も反映されていると思うから、
やっぱりアートって面白い。
前回の横尾忠則現代美術館でもそうだったし、今回の佐伯祐三展でも感じたことの中に、何度も繰り返して表現を変化して伝えるってことがある。
それって内省のようで、見る人への影響でもある。
自分の表現、自分の好きなもの、自分がこれを伝えたいと取り憑かれるように、繰り返し描く画家たちが、
改めて自分のことと繋がったんです。
夫がいなくなって、呆然となって、悲しみの中に閉じこもったこと。
罪悪感から、抜け出せずに毎日ずーっと泣いていた日々。
そこから、少しずつ泣く時間が少なくなり、夫への感謝が生まれたものの、外に出て誰かと会うほどのエネルギーはない。
それなのにお腹は空くし、毎月の支払いは回ってくる。
どうしようもなく、やる気はないけれど、立ち上がって歩くしか道はない。
でも、何を伝えたいのかわからない。
誰かに力を与えられるほど、私の中に力はない。
なのに、何もない日々に焦りと、重い体と、ただ泣く時間と、夫の前でだけ話す時間が膨大にある。
そんな毎日を持て余してました。
悲しいけれど、前がどこなのかもよくわからないような、足元から崩れていく日々。
でもなんとかしなきゃと、もがきたいのに、どの方向に向かってもがけばいいかもわからない。
そんな自分だからこそ、原点の「感じること」に立ち返ろうと思えました。
そうして復活した、アートリトリートセミナー。
でも、何度も同じことを繰り返し伝えるのが元々苦手な私。
管理職時代にも、「また同じこと言ってる」、「もうわかったよ!」と言われるたびに悔しくて、悲しかった。
だから、言い返されないように強気でいうことをしていたけれど、それで伝わるのは「圧力」だけなんだよね笑。
だから、こうして画家たちの「繰り返し同じモチーフに取り組む真摯さ」みたいなものを見て、
改めて「自分の伝えたいものを、繰り返し伝えていこう」と思えました。
悩みごとを人に話すことが苦手で、一人で頑張るあなたに。
感性から入ると、「悩みを話す」というブロックはとっぱらいやすいんだよ。
悩みを話さなくても、感性で繋がることで安心感を得られることがあるんです。
あなたの感性をそのまま受け入れるということは、「あなたはそのままでいい」と受け入れるということ。
アートリトリートはそんな、一人で悩みを抱えて頑張るあなたのためにあります。
頑張るあなたも、イライラするあなたも、実はユーモアを持ってものを見れるあなたも、どんなあなたも、
その感性のまま、受け入れます。
ただ絵を見て話す。
それだけで、得られるものがあるって経験しに来てください。
ゆか姐でした!
アートリトリートセミナー
6月24日(土) 開催分!
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第三部 後日、平日夜にオンラインで
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募集人数:3名様
参加費:12,500円(税込)
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個人セッション
●120分:38,500円(税込)
●90分:33,000円(税込)
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継続コース
●120分:3回コース
38,500円(税込)×3回=115,500円(税込)
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●60分:3回コース
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【プロフィール】
●就職氷河期に新卒から半年遅れで建築業界の商社へ入社、勤続20年以上。6年目より女性社員のまとめ役(姐さん)を任命される。その後管理職を経験。
女帝への道はこちらから
ポンコツ新人時代から振り返った私のお仕事人生はこちら!
https://ameblo.jp/yuka-counselor/entry-12768944200.html
●20代半ばで結婚するが、2年で夫が家出。その後夫婦生活復活し、現在もパートナーとして結婚生活16年。去年夫に癌が見つかり一年の闘病生活を支える。
その頃の心境はこちらの記事をどうぞ
●2020年に予約の取れないカウンセラー根本裕幸さんに師事(お弟子制度3期卒業)
●現在はカウンセリングを主に、毎月1回「心のお稽古部」を開催。
不定期に「お茶会」などで、私との交流の場を持ち、「集まった仲間と心の話を気兼ねなくできる場所」を作っています。
あなたのシェアが、誰かの勇気になるかもしれません。
是非、参加してみてその空気感を味わってみてください!