視点を戻していくことで、今までの自分を受け入れ直す


職場が辛い、自信が持てない、そんなあなたの毎日が愛おしくなる、実践アドバイス型カウンセラー、


根本 ゆか こと、

ゆか姐(Twitterはこちら)です。


※根本の屋号は師匠の根本裕幸さんから、非公式でお借りしております。


学歴もコネもないのに会社を牛耳ったゆか姐ってどんな人?というのはこちらの「女帝へのストーリー」をお読みください!




このブログでは、頑張る生き方に違和感を感じるあなたが、毎日が愛おしくなるよう、心のお話をお伝えしております。


夫が亡くなって、夫の好みより自分の好みに合わせてもらっていたことが、自分を責める材料になっていた。

でも、「あー。私はやっぱりこれが好きだなぁ」ってものを​見た時、「そうか、それが私なんだから、夫はそれで良いと思ってくれていたんだ」と思い直すことがあった。




今日もブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。



働く女性の愛おしい毎日を作る女帝マインドカウンセラーのゆか姐です。


いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。



温泉から帰る頃には、少しだけ思考が回りやすくなり、整う感覚があった頃、気づいたことがありました。



私は夫が亡くなってから、


「もっと好きなことをさせてあげたかった」

「もっと気を遣わなくていい生活なら、病気にならなかったのでは?」

「もっと私が優しい人間なら、ストレスを抱えさせずに済んだのに」



と、自分を責めることを止められなかったんです。


私は彼とたくさん新しいことや、楽しいことを共有したかった。


だから、たくさん仕事をして、しっかりと稼いで、旅行や素敵な経験にお金を使いたいと思っていたんです。



でも元々のベースが「頑張らないと愛されない」と思っていたから、仕事の責任や範囲が広がるほど、



自分では気づかないうちに神経質になっていたり、自立に偏っていきました。


だから亡くなった後、LINEを読み返してゾッとしたんですよね。



こんなに愚痴ってたのか!


とか、


こんなにいつも話を聞いてもらっていたのか!ってことに。



でも、普通の夫婦でもありうることだったとは思います。


それが必ず病気に繋がるわけでもないし、もしかしたらそれがストレスだったとしても、彼はどこかでうまく発散していたかもしれない。


そんなこと考えてもわからないのに、気落ちしている時は、全てが「自分のせい」とばかりに責めてしまっていました。



もっと趣味の合う人なら、もっと夫を立てられる人だったら、もっと家庭的な人だったら、もっと女性らしい人だったら…。



そんなことをいつまでもいつまでも考えてしまう。



そんな時間を過ごしていたけれど、ふと温泉の後、他の方のInstagramを見て、


夫は絶対好きじゃないんだけど、私が大好きなテイストのお花屋さんを見つけた時、


「あー、私はやっぱりこう言うのが好きだな…」ってすんなり思いました。



きっと、「ねぇ!これ、綺麗じゃない?」って私が聞いても、「うーん…そう?」って返ってくるだろう、お花屋さんの写真。


でも私はそれが好きだなってはっきり思ったんです。



その時に「あ、そっか。それでいいんだ」ってストンとふに落ちました。



私が「これが大好きなの!」と言うこと。


それを彼が「そうなんだね」と受け入れてくれていたこと。


ただそれだけのことを、


●我慢させていたんじゃないか?

●本当は好きでもないことに付き合わせたから、ストレスだったんじゃないか?

●俺が行きたいところじゃないのに、って思ってたんじゃないか?


って、勝手に勘ぐって自分を攻めようとしていただけで、あの人はそんな人じゃない。



相手が喜ぶなら嬉しい、そんな気持ちで見てくれていたこともあったはずなのに、


全てが相手に合わせなかった自分のせいにしようとしていた。



そのままの私でよかったんだよね、とすんなり思うことができました。



もちろん、長い時間一緒にいれば、合わない時もあっただろうし、それがストレスになる時もあっただろうけれど、


でもそれだけじゃなかったはず。



そう思ったら、少し「夫探し」になりつつあった時間を、自分の時間として持ち直すことができそうな気がしたんです。


きっとまた気持ちは行ったり来たりするだろうけれど、それでいい。



何度でも「でも、これが私」って戻ればいい。



もっとやってあげたかったこと、一緒にしたかったこと、誤った選択もあったかもしれないけれど、



それはきっと全てを完璧にできるわけじゃない。


そして、完璧にする必要もないんだなと、思うことにしました。



私が好きなものと彼の好きなものはとことん合わなかったけれど、それが私たちの形だった。



合うからいいわけでも、合わないからよくないわけでもない。



お互いが違いをわかっていれば、それでいいと思うこともあった。



少しずつ、自分に戻り始めたかな。




じっくり、じっくり、やっていこう。


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【プロフィール】

●就職氷河期に新卒から半年遅れで建築業界の商社へ入社、勤続20年以上。6年目より女性社員のまとめ役(姐さん)を任命される。その後管理職を経験。

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ポンコツ新人時代から振り返った私のお仕事人生はこちら!

https://ameblo.jp/yuka-counselor/entry-12768944200.html




●20代半ばで結婚するが、2年で夫が家出。その後夫婦生活復活し、現在もパートナーとして結婚生活16年。去年夫に癌が見つかり一年の闘病生活を支える。

その頃の心境はこちらの記事をどうぞ



●2020年に予約の取れないカウンセラー根本裕幸さんに師事(お弟子制度3期卒業)


●現在はカウンセリングを主に、毎月1回「心のお稽古部」を開催。



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