エリザベス・キューブラー・ロス著 「永遠の別れ」



職場が辛い、自信が持てない、そんなあなたの毎日が愛おしくなる、実践アドバイス型カウンセラー、


根本 ゆか こと、

ゆか姐(Twitterはこちら)です。


※根本の屋号は師匠の根本裕幸さんから、非公式でお借りしております。


学歴もコネもないのに会社を牛耳ったゆか姐ってどんな人?というのはこちらの「女帝へのストーリー」をお読みください!




このブログでは、頑張る生き方に違和感を感じるあなたが、毎日が愛おしくなるよう、心のお話をお伝えしております。


悲嘆の五段階を読んだだけでも、なんだかすごく納得する一冊。

​怒りの持つ意味、抑うつというプロセス。それら全てを感じることが、自分を守るために必要。ネガティヴな感情も大切な感情。





今日もブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。



働く女性の愛おしい毎日を作る女帝マインドカウンセラーのゆか姐です。


いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。



実は、葬儀後からあまりきちんと「あー!よく寝た!!」って日はありません。


大抵1時には遅くとも寝ていた日々から、3時半になり、季節の変わり目の今は、下手すると朝5時に寝付き出す、なんでこともあります。



ただ、幸いに会社員時代のように7時には起きて動き出さなくては!なんてことがないので、


なんだかんだ、3時間睡眠を繰り返して、お昼くらいから動き出すと言ったことができるので、全く寝てないわけでもないという感じ。



それもありますが、そもそもドラマを見ても、配信の映画を見ても、頭をすり抜ける日々の中で、



今、2冊目のエリザベス・キューブラー・ロスの本を読んでおります。




この本の一番初めに、エリザベス・キューブラー・ロスが提唱している、悲嘆の五段階の説明があります。


●否認

●怒り

●取引

●抑うつ

●受容


この中で、


「怒りは力であり、安定に役立つ錨にもなりうる。怒りは、喪失という無の状態に、一時的にかたちを与えるものである。」


という言葉や、


「怒りが執拗に確認したがっているのは、じぶんにはまだ感じる能力があること、自分は確かにその人を愛したということ、そして自分は確実にその人を失ってしまったということなのである。」


という言葉があります。


私は怒りを今まで抑え込むことや、表に出さないことを社会性として、本を読んで学んだり、人前でいかに自分の怒りを不快なく伝えるかを実践してきていました。



それほどまでに「怒りを避けていた」とも言えると思います。



でも今、安全な場所にいて、この言葉をいろいろと考えるところがあると感じているんです。




医療についての怒り、自分に対しての怒り、自分以外の他者への怒り。




様々な怒りを冷静に見つめながらも、確かに感じている今、


一方で、何をしていても頭を素通りするような日々の中、



この怒りだけは形を持って日々現れていた気がすること。



そして、この怒りについて、この本では「怒っている自分を他者に批判させてはならない。起こる自分に対する自己批判もするべきではない。」と結ばれています。



怒りに対し、自分を含む誰からの干渉をも得ない。



それがあるから、引きこもるという怒りを内包しているのかもしれないなぁと自分を顧みたりしています。


そして、抑うつについても


「悲観のさなかにあるときの抑うつは、じつは神経系を遮断することによって当事者の身をまもり、手に負えないと感じていることに適応させるための自然の配慮なのだ。」と書かれています。



臨床的な抑うつとは別だということを明確にした上で、悲嘆の正常なプロセスとしての抑うつについては、必要なのだと書いてあるんです。



あぁ、良いんだな…。このまま、悲しみに暮れてしまう時間があっても良いんだよな。



と、読みながら感じました。



痛ましい人を見ていると、人はつい力付けたくなるし、励ましたくなるもの。


でも、悲しみに暮れることを見守ることもときに必要なのだと、ちゃんと伝えても良いんだなって思えたんですね。



私自身もいろんな方に「今後の生活は?」「新しく自分の人生を生きるんだよ」「しっかりね!」と、



励ましてもらうこともあったけれど、その度に「それはまだいらないな」と思い、言葉は受け取るものの、


お気持ちまでは受け取れないなと感じていたんです。



私はまだ彼に対しての感情をちゃんと感じていたい。




なぜだか、はっきりここだけは譲らないと決めていた気がします。



それは、プロセスのひとつとして、上手く進んでいたんだなと本を読みながらホッとしたりしました。



亡くなってひと月くらいの時に、喪失感から何かほかに目を向けたくて、買い漁ったエリザベス・キューブラー・ロスの本。




でも、その時は読もうとしても頭に入らないし、文字を追うのも辛かった。



やっと今になって、少しですが、読みながら「あー、今ここなんだな。」とか、「こういうことがまた来るんだな」と、



自分と照らし合わせながら読み始めることができてきました。



だからと言って、解決した!とすっきりするわけではなく、わからない場所の地図を手にしたように気持ちになっただけで、



その場所には馴染みが生まれるわけではないし、常に地図と自分の居場所を確認しないと不安だし、



地図があるからと、どんどん先に進めるわけでもありません。




ただ、地図があれば、場所を見失うことは少なくなるし、ある程度安心感もある。



そして、必ずゴールに辿り着ける道がどこかにあるという確信は生まれる。



ただその地図は必ずしも、みんなが同じものではなく、その人その人で歩く足元に感じるものは、別の感触なんだと思います。




ある人には地図の通り進んでも、坂道が多く感じるかもしれないし、



ある人には足場の悪い岩場の道のようかもしれない。




それを表す言葉に、



「あなたの喪失はあなただけにわかる意味のなかで、その痛ましい独自性のなかで、孤立したままだ。」


と書いてあります。




そして、亡くなってひと月の間の私が感じていた日々を表すようなこの言葉、


「あなたの人生は継続しているが、継続する理由がわからない。眼前に異様な生が現出している。もはや愛する人が物理的に存在しない人生。あなたを慰めることば、それらを与えられる人はだれもいない。だれひとり。どのようにして生きていけばいいのか、自分がそもそも生きたいのかどうかもわからないままに、あなたは生きていく。」



これを見た時、「あー、自分の気持ちはこんな風に言葉に表せるのか」となんだか、すごいなぁと感じたんです。


変な感じだけど。



どの言葉も過不足がないような、本当にまさしくこれだなって思いました。


分かり合える人はいても、痛ましいほどの独自性があること。


そして、愛する人を見失っているのに、生きたいかどうかもわからないまま、生きる自分を持て余してしまうこと。



そして、何よりこんなに悲しみに暮れている私を癒せる唯一の人がいないこと。




これから、またゆっくりじっくりと本を読み進めたいと思っています。



自分の感情について、本当に全ては無駄なんてなくて、ただただ「生かされている」のかもしれないなぁというのが、このあたりまで読んでの今の私の感想。



生きるってなんだろう…。






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【プロフィール】

●就職氷河期に新卒から半年遅れで建築業界の商社へ入社、勤続20年以上。6年目より女性社員のまとめ役(姐さん)を任命される。その後管理職を経験。

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●20代半ばで結婚するが、2年で夫が家出。その後夫婦生活復活し、現在もパートナーとして結婚生活16年。去年夫に癌が見つかり一年の闘病生活を支える。

その頃の心境はこちらの記事をどうぞ



●2020年に予約の取れないカウンセラー根本裕幸さんに師事(お弟子制度3期卒業)


●現在はカウンセリングを主に、毎月1回「心のお稽古部」を開催。



不定期に「お茶会」などで、私との交流の場を持ち、「集まった仲間と心の話を気兼ねなくできる場所」を作っています。

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