恐れと愛。愛を見続けることについて
職場が辛い、自信が持てない、そんなあなたの毎日が愛おしくなる、実践アドバイス型カウンセラー、
根本 ゆか こと、
ゆか姐(Twitterはこちら)です。
※根本の屋号は師匠の根本裕幸さんから、非公式でお借りしております。
学歴もコネもないのに会社を牛耳ったゆか姐ってどんな人?というのはこちらの「女帝へのストーリー」をお読みください!
このブログでは、頑張る生き方に違和感を感じるあなたが、毎日が愛おしくなるよう、心のお話をお伝えしております。
「ライフ・レッスン」を読んで、やはり恐れには愛を見ることしかないのかなと感じたこと。
そして、彼からまだ受け取れきれていない愛を見つめること。
今日もブログを読みにきてくださり、ありがとうございます。
働く女性の愛おしい毎日を作る女帝マインドカウンセラーのゆか姐です。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
現在は活動をお休みし、少しずつ自分の心と向き合っております。
さて、先日四十九日法要を終え、少しずつ気持ちの変化がありました。
亡くなってすぐの頃に比べれば、比較的落ち着いてきたなと感じることが多いのですが、
相変わらず引きこもり、基本的には心に大きな衝撃が加わらないようなひっそりとした生活の中で、
自分の心が安定することを一番にしております。
なので、「落ち着いてきたな」とは感じる一方で、
「ここでもう大丈夫!と判断してしまうと、危険だな」とも思っています。
安心する場所、安定する生活があるからこその落ち着きであること。
心が平らなものの上にあるから、波が少ないように見えるだけで、
ここからまたいろんな人の感情に触れることで、嬉しいことであっても、その波の高低差に対応できるかは、
ゆっくりゆっくり馴染ませていきたい、
そんな風に考えています。
四十九日といえば、仏教でも一つの区切りですし、神道でも五十日という区切りがあるようで、
ちなみに仏教の四十九日は「大練忌」ともいい、「故人のいなくなった時間を大いに練習した」と言う意味でもあるんだそうです。
この「練習した」というところに、私はなんだかすごく共感したんですよね。
「平気になった」わけではないし、かと言って「まだまだ彼を探している」というほどでもない。
ただ、「慣れた」と言うのに近いけれど、「慣れたからなんとも感じない」と言う意味ではない。
なので「練習している」という表現は、すごくしっくりくるなぁって思ったんです。
うまくいく日もあるし、行かない日もある。
でも練習するには目的があって、「いない時間を過ごすことができるようになること」が目標みたいな。
そんな意味あいがうまく伝わる言葉だなぁと感じました。
ここから百箇日という、残された遺族が前を向くための日があるわけですが、ほんの3か月と少しなんですよね。
なんだか、早いような気がするけれど、彼がいなくなった時間を過ごす練習はこの後も続くので、
一つの目安として考えています。
必ず前を向かなきゃいけないわけでも、必ず前に向けるわけでもない。
悲しみも喜びも、その人の人生や価値観によって様々。
一つの目安は、自分のことを知るための一つの基準にもなり得るとも思います。
そんな、彼がいなくなってからの私は、エリザベス・キューブラー・ロス博士の本を読んでいるのですが、今「ライフ・レッスン」を、毎日少しずつ読み進めています。
なかなか集中できず、遅々として進まないものの、読みやすく、また興味深い内容だと思っています。
「死の受容のプロセス」で有名な方のようですが、医療関係者の方々は、このプロセスについても学ばれるようで、
必ずしもこの過程をたどるわけではなく、また順番に進むわけでもないですが、彼がこの段階で言うとどこに当てはまり、
私自身は彼についてどんな風にかのプロセスを捉えていたか?を振り返ったりしながら、考えたりもしました。
私は受容どころか、否認だったかもしれないなぁとか、取引も大いにあっただろうなぁと感じながらも、
そこについての罪悪感は少しずつ薄れていきました。
それは、おそらくずっと続けていた「感謝すること」を探し続けたことが、ある意味私にとってはよかったんじゃないか?と思っています。
3年前に何気なく始めたノートの習慣。
彼が病気になってからも、悪い方向だけではなく、そこから得た恩恵はなんだったのか?を探し、感謝する。
彼の気持ちがどんどんと落ち込む中でも、夫婦二人で「感謝できることを5つ見つける」ということを目標に、
日々感謝やありがたいと感じることを探していたこと。
それらの「思考の癖」のような、「感謝探しの癖」が少しずつついていたんだと思います。
だから、罪悪感を感じる一方で、
「彼が今の私に罪悪感を与えたいと思うだろうか?」
「彼に対して、至らなかった私がいるとしても、彼はそれを気づかなかったわけではなく、理解した上で一緒にいたんじゃないか?」
「その彼の愛情を見つめないで、自分を責めている場合なんだろうか?」
と言うことも、考えていました。
ただ、気づくことはとても大切なことであるし、気づくことで問題の半分は解決すると言われるけれど、
残りの半分とも言える、「それを感じることができるか?」は、とても大きな壁です。
なので、大練忌のお話ではないですが、毎日100個自分を責めてしまうような日々の中で、5個でも6個でも、
彼の愛情を受け取るんだ!
という、練習をしていたのかもしれません。
そのくらい、小さな力であっても、彼の愛情を受け取る!と決めること。
それが、私の感情を「悲しみに浸りきらない」という最後の砦だった気がします。
まだまだ悲しいし、寂しいし、恋しい。
でも、愛情については、彼がいないから受け取れないわけではない。
そんな風に思っています。
彼を失うことが怖くて、恐れについてもたくさん考えました。
でも、結局は失ってしまった。
日々は大きく変わり、自分の心も大きく傷つき、また不安にかられました。
でも、彼がそうしたかったわけじゃない。
看病する日々の中で、彼が私が悲しくないようにたくさんの心を尽くしてくれたことがある。
その中でどう愛を受け取っていくのか。
それは、彼がいなくなった後も続く、パートナーシップの一つの形でもあるんじゃないか?
今は、そんな風に考えています。
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ポンコツ新人時代から振り返った私のお仕事人生はこちら!
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●20代半ばで結婚するが、2年で夫が家出。その後夫婦生活復活し、現在もパートナーとして結婚生活16年。去年夫に癌が見つかり一年の闘病生活を支える。
その頃の心境はこちらの記事をどうぞ
●2020年に予約の取れないカウンセラー根本裕幸さんに師事(お弟子制度3期卒業)
●現在はカウンセリングを主に、毎月1回「心のお稽古部」を開催。
不定期に「お茶会」などで、私との交流の場を持ち、「集まった仲間と心の話を気兼ねなくできる場所」を作っています。
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