藤田嗣治展 | とっつぁんのブログ

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今日は京都競馬場の予定を変更し、藤田嗣治展へ行って参りました。

本日のコースは、
●祇園 花見小路 WINS京都
●平安神宮
●京都国立近代美術館
です。

WINS京都ではマイルチャンピオンシップの馬券を購入しました。ペルシアンナイトの結果はどうだったのでしょうか?

今日はそんなことより藤田嗣治展のお話でいきましょうか。
京都市左京区岡崎にある京都国立近代美術館に来ましたよ。

神宮道の大鳥居の横に美術館はあります。

裏はこんな感じ。

一般の入館料は¥1500です。
12月16日までやってます♪

2階へ。

藤田嗣治展は8つのコーナー 126作品の展示がありました。

①原風景〜家族と風景
②はじまりのパリ〜第一次世界大戦をはさんで
③1920年代の自画像と肖像
④「乳白色の裸婦」の時代
⑤1930年代・旅する画家
⑥歴史に直面する〜二度目の「大戦」との遭遇
⑦戦後の20年
⑧カトリックへの道行き

当然ながら写真撮影は禁止のため、購入した絵はがきで絵を紹介します。


自画像
1929年 パリで描かれた肖像画
猫を愛してらっしゃったことがよくわかります。
自画像は各時代の5作品が展示されてました。

はじまりのパリでの風景画は、第一次世界大戦という背景もあり、色使いが暗く感じました。画伯の目から見たパリはこんな風に見えていたのだと。また人物画も表情が暗いと感じましたよ。また画伯は大切にしている物の絵も描かれてました。
薔薇の絵は本物があるように見えました。

猫が描かれた絵にも目を奪われました。

エミリー・クレイン=シャドボーンの肖像
ここに描かれた猫は、本当に猫がそこにいるようなリアルさでした。

そして、
第二次世界大戦時に描かれた猫は、

争闘(猫)
闘いを繰り広げる14匹の猫。


あと藤田嗣治さんの作品では「乳白色の裸婦」ですね。

タビスリーの裸婦

ファームゴッホitoさん曰く、フジタ・マジック。乳白色に黒の輪郭、しっかり拝見しましたよ。素晴らしい技法ですね。

藤田嗣治さんの行くところに戦争あり。
本人は嘆いてらっしゃったよう。
そんな戦争の生々しさを描かれた作品がありました。
「アッツ島玉砕」という作品を観て、涙目になりました。絵のサイズもさることながら、その絵の迫力に圧倒されたのです。
その絵には戦地で闘う多くの兵士が描かれてました。画伯はそのシーンを目に焼き付け、記憶だけで描いたということでした。
どれくらいの時間をかけたのか?どんな気持ちで描かれたのか?知りたいです。

あと、
日記やスクラップブックの展示もありました。
更に絵だけでなく、皿やワイングラスなどの制作もされていたらしく、いくつかの展示品がありましたよ。

美術館4階から見た鳥居

さすがに126作品をじっくり観たので疲れましたよ。でも、本当に来て良かったと感じましたね。
ファームゴッホitoさんありがとうございました。

お留守番していた猫さんは…
仲良く寝てましたよ。

明日は、平安神宮とWINS京都でのお話をしますね。
ではでは神社日本フランス