お話を伺ってみると、全て保護猫なんだそうです。
現場の前には大きな公園があり、そこで生まれ育った猫を保護されたということです。
こちらの家には猫が自由に出られるスペースを設け、日向ぼっこして寛いだりできるようにされています。
いろんな業者さんが訪れましたが、近寄ってきたのは私たちにだけだったようです。お客様曰く、「猫は猫好きな人がわかる。」…なるほど

当時8匹の猫を飼っていたお客様の家の前に茶白さんが捨てられていたそうです。さすがにこれ以上飼えないお客様は困ったそうです。どうしようかと思っていたら、近所のマンションに住む女性が捨てたことがわかったのです。お客様はその女性に返しに行ったら、引っ越しの最中だったとか。どうやら引っ越し先に連れて行けなくて捨てたものとわかりました。
お客様は茶白さんに飼い主の元へ帰るよう促したそうです。しかし…茶白さんはお客様について来たんだそうです。
茶白さんは飼い主に捨てられたことがわかっているようだと感じたそうです。
こんな猫ちゃんを猫好きな人って放っておけないんですよ。こうして9匹目のニャンコを受け入れたそうです。
先住猫にはなかなか受け入れてもらえないようですが、茶白さんは全く出て行く気はないようですよ。お客様の暖かさを茶白さんは感じているのでしょうね。
こんな可愛い子を捨てた人を許せません。
どんな理由があっても、一緒に生活をしてきた家族を捨てるなんて考えられないです。猫を飼う前に自分の今の状況、この先の見通しをしっかり考えるべきで、少しでも不安があるなら自重すべきです。
安易に猫を飼いたいから飼うなんてことはやめるべき。一番に猫のことを想ってあげてほしいです。
明日からしばらくはこの現場です。
毎日茶白さんに会うのが楽しみになりました
