不倫問題は決まってこれまでの夫ではなく何か別の夫の人格が現れてきます。
不倫が発覚してから夫の言動に妻は、こんな人ではなかったのに。
こんな言葉を使う人だったかなぁ。
暴言がひどくなった。
子煩悩だった人が今では子供と触れなくなった。
家にこと何もしなくなったなど
妻はこれまでの夫ではない別の人格が現れてくるため混乱することがあります。
ではなぜ、不倫をしたらこれまでの夫ではない人格が現れてくるのでしょうか。
それは、不倫をして現れてくる夫の人格は不倫女性が大きく影響しているからです。
★ 不倫の動機はここからはじまる 私ならそんなことしないわ！
同情を誘い不倫女性が
俺のこと一番わかってくれていると夫はこれまで感じられなかった肯定感を感じるため
不倫女性の言葉を素直に受け取ってしまうのです。
そんなことも影響してか
不倫女性が「奥さんはダメな人だ！」と言われれば、夫はダメだと捉えるし「奥さんは何もわかってないあなたのことがわかるのは私だけ！」なんて言われれば、不倫女性が一番の理解者だと捉えるのです。
不倫女性の言っていることは正しいと錯覚してしまいます。
ある意味、洗脳でありマインドコントロールです。
このことが、影響されて夫は不倫女性に強く人格を奪われて
不倫女性の言いなりになってしまうため人格が変わると考えています。
（最初は言いなりになっていると思っていなかったが、後から相手女性に強く影響されていたと感じる夫はいます）
さらに私は、生き続けている限り男性は女性の影響を強く感じて生きる生き物ではないかと思っています。
女性あっての男性みたいな・・・。
でも裏を返せば、男性あっての女性だから
この男性が女性に影響される構図は、本当はバランスが良いとも言えるのです。
ただ問題が浮上すると誰に影響されているのかが問題なのです。（詳しくは別の時にでも）
男性は、そもそも自分を持って強く生きる力がないのではないかと考えています。
（男性は、肉体的には強いですが、精神的には弱いと仮定）
だから、不倫をしたら不倫女性に影響されて
夫婦に問題がないときは妻に影響されながら生きている。
結婚前になると恋人に影響されて、さらに子ども時代は
母親に影響されて常に女性に影響されながら生きているのが男性だと思っています。
小さな子供を見ると男の子の方がお母さんに影響されているけど
女の子は小さい子でも自分を持っている子が多いように感じます。
不倫になると強い女性の引っ張りに男性は翻弄して自分を見失い
不倫女性の言いなりとは言いませんが、決めきれない夫の姿で不倫を続けている。
自分がない夫、夫の言葉では言ってないであろう離婚宣言。
俺は相手の女を守りたいんだ！とは言うものの
全てに夫の自分がない言葉だから迫力がありません。
それに「俺の人生！」なんて言葉ではいっていますが
本当の意味で「俺の人生を生きる」覚悟は男性にはないではないかとさえ感じるのです。
そこに不倫問題となると、女性の最も感じたくない泥っとした感情が湧き上がるため
その感情に男性が呑まれ、ドロドロした感情を流した不倫女性の人格に夫が染まってしまいます。
これまであった男性の人格は奪われて不倫女性の人格に支配される。
だから、妻は人格が変わった夫の対応が難しくなるのです。
それは不倫女性の人格が夫に乗り移ったような態度になるからです。
言葉が変わったり行動が変わったりするのはそのためです。
夫の行動というよりも不倫女性の行動
不倫女性がやりたいことを腹話術のように夫が扱われているのは良くある話です。
（夫本人は気づいていないことが問題）
修復に関しても同じことが言えます。
不倫した夫が自身の弱さと向き合って
夫の弱さから強さの変化を感じて修復をするケースもありますが
どちらかといえば、妻が傷ついても守ってきた家庭に夫が入るケースの方が圧倒的に多いのです。
不倫という行為で深く傷ついても
あなたが帰ってくれるなら受け入れる姿勢ができるのは妻の生きる強さです。
逆に夫が不倫されれば
このような妻の態度が取れるのかと言えば
取れる男性を私は知っていますが少ないと思います。
修復に関しても、女性の強さを感じて男性の弱さを感じるものです。
男性は見た目は強く感じるかもしれませんが
女性よりも強くもなく、昔の男性は強かったのか言えば
今も昔も、肉体的な強さはありましたが、精神的な強さは持ち合わせていなかったでしょう。
ただ威張っていられたのは、女性が家族や夫を支えていたからです。
また社会が男性を強くさせているシステムになっていたから男性は威張っていられたのです。
また男性は、経済的なことが中心になっているために威張っているだけです。
（これも男性が威張れる社会のシステムのひとつです）
（女性の支えがあって威張れることに感謝の気持ちで妻に接すれば弱さを認めバランスよく生きるがそれが難しい）
人格をしっかり持っている男性は少ないと言えるとすれば
ほとんどの不倫は、男性の人格が奪われて女性の人格が侵入してくると言えるでしょう。
男性はカメレオンみたいに
色んなところに人格を変化しているとは言え、逆に言えば
俺はこれを持って生きる！という軸がないとも言えます。
不倫問題から見えればよくわかるのではないでしょうか。
女性の影響を受けやすい男性がいるなら
不倫女性に影響される夫と同じで、これまでのように妻に影響される夫もいるわけです。
ただ不倫渦中では、不倫女性に影響されることが強く働きますが
可能性がないわけではありません。
（実際に私のところには修復ケースがあるわけですからね）
女性に影響されるなら、夫の強さもまた妻によってという一面もあるのです。
そんなこと言うと「いつも女性からなの！？」「もっと夫から変わって欲しい！」「いつも私ばかりが頑張っています！」と男性に不平不満があるかと思いますが（笑）男性でも、この不倫問題を機会にして精神的な強さを取り戻す人もいます。
取り戻す人もいますが、不倫問題を考えるといかに
夫が不倫女性に人格を支配され、夫ではない夫になるのか言動を見れば
男性の隠していた弱さがこの不倫で浮上してくることがわかります。
不倫問題ではなく普通に起こる夫婦の問題で
弱さを認めてズルさに逃げずに、男性は一皮も剥けて生きたいものです。
人間ですから当然弱さはあります。
その弱さを認めて生きる分には人間らしい生き方なのでしょうが
弱さからズルさに逃げ込むと人格は奪われていくようです。
何よりも人格を取り戻すためにはズルさからの弱さに戻る力です。
いとうゆうじでした。
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