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ごきげんよう!森澤勇司です!

 

今回は
「香」をテーマにお届けします。

お仕事のヒントになれば幸いです。

 

今日は「ペパーミントの日」

 

北海道の北見市発祥だそうです。

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北見ハッカは、1902年(明治35年)頃から生産が始まり、1939年(昭和14年)に全盛期を迎え、当時世界ハッカ市場の約70%を占めるまでに成長した。同市には「北見ハッカ記念館」があり、またこの日に近い日曜日に「ペパーミント・フェスティバル」が開催される。

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一昨年行ったのにまったくノーマークでした。

アメブロしてからいろんな

アンテナが立つようになってきました。

 

アンテナを立てるには

話題には乗ってみる習慣がいいですよ!

 

 

 

本日はそんなペパーミントを入り口に

能楽の「香」

そして共通する「仏教」や「聖書」の

「香」を掘り下げて生きます!

 

うちで使ってるペパーミント

 

ペパーミントに木のボールをつけて

あります。

 

これがいままで使った中では

ダントツにいい感じです。

 

窓から入る風でペパーミントの

香りが広がります。

 

虫除け効果もあるので本棚にはいいですね。

 

 

 

そのほかトイレには最適!!

 

洗濯の仕上げにもペパーミントいれてます。

 

干すときも爽やかで気持ちいいです。

 

 

 

「香」に興味を持ったきっかけ

「香」と能って関係ないですよね~
 
そう思う方もいるようですが
五感に関わる物で関係ない物ってありません。
 
能楽にも様々な曲で「香」が
重要な役割を果たしています。
 
源氏物語「半蔀」の
この「焦がす」も「香を焚きしめてある」
 
香りがふわっと広がる感じが
言葉から感じられると情景が
浮かび上がってきます。
 
そんなこという私は
全くその情景が浮かばない人でした。
 
「香」という言葉は聞きますが
じゃ具体的に「何の香り」ここが
無いと全くイメージ出来ませんでした。
 
それなので
能楽に出てくる香りも
実際にどんな香りなのか
興味が湧いてきたんですす。
 
 
菅原道真公が天神という称号を
いただく曲
能「雷電(らいでん)」を例にすると
 
「栴檀、沈、瑞香」って出てきます。
 
「栴檀は双葉より芳し」という諺も
小さいときから知っています。
 
 
じゃどんな香り??
 
んん
 
まったく想像出来ません。
 
 
コーヒーの香りでは無い事ぐらいは
想像出来ますが
 
もしかしたら
それは思い込みで
コーヒーのような香りという
可能性だってあります。
 
コーヒールンバでは「情熱のアロマ」とうたっているのに
自分の知ってるコーヒーとは違うことだってあります。

↑荻野目洋子さんのお兄様同級生でした^^

 
 
わからなさというのは
こんな風に
どんどんとりとめの無い
方向に行ってしまいます。
 
そんなことで
調べてみたら「アロマ」を切り口に
「香」の疑問が解けてきました。
 
 
能「雷電」の栴檀、沈、瑞香はこんな香りでした。
 
 

栴檀

実際の栴檀よりも白檀らしい→サンダルウッド
 

沈→沈香

これはぴったり一緒ではないが
木の樹脂からつくる
フランキンセンスが近い
 

瑞香

沈丁花
丁字→クローブ
 
オレンジとミカンが違うように
ぴったり同じでは無いですが
 
サンダルウッド、フランキンセンス、クローブ
この香りが漂うところに
菅原道真公が現れる。
 
無香状態の台本に
ふわ~っと香りのイメージが
ついてくると臨場感が
ぐんぐん増してきます。
 
それでこの「雷電」を稽古するときに
雷電クリームつくってみました。
 
香と記憶は密接です。
 
香りの区別をつけておくと
記憶も整理されます。
 
 
 
 
 

花と香りは何を現すのか

 
更に他の能でも
 
花と香りに関して意味深い記述があります。
 
 

能「井筒(いづつ)」

 
しぼめる花の色なうて
匂い残りて
 
 

能「葛木(かつらぎ)」

 
肩上の笠には
無影の月を傾け
担頭の柴には
不香りの花を手折りつつ
 

能「老松(おいまつ)」の中の梅

 
国に文学盛んなれば
花の色を増し
匂い常より勝りたり
 
文学廃れば匂いも無く
その色も浅からず
さてこそ文の好む
木なりけりとて梅をば
好文木とは附けられたれ
 
 
こんな「花」は
目に見える形、
判別できる物に例えられ
 
 
「香り」「匂い」は
ふわっと漂う雰囲気や
オーラ、教養など
目に見えない物に例えられます。
 
 
肉体は無くなっても
存在は残る事もあれば
 
立派な容姿をしていても
何も感じられない人もいる。
 
言葉で言ってしまえば批判ですし
極端に意味を込めれば嫌みです。
 
自分の生き方を模索してる時に
ふっと入ってくる淡い世界でもあり
 
人によってはグサッと入ってくるような
抽象的であるが故に深く長く残る
「香」の表現です。
 

世阿弥「至花道」の例え

体(たい)→花
 
用(ゆう)→匂ひ
 
絵を描いても
本物そっくりにはなります。
 
匂いをかいだら
花の匂いはしない。
 
表面だけではマネできない
風情の例えです。
 
 

仏教でも重要な香り

すべての物に感謝とは言いますが
法華経はかなり具体的です。
 
800の香りを嗅ぎ分けられる
有り難いものとして鼻の功徳が説かれています。
 
image
 
ただ「有り難う」と言うのも感謝です。
 
800の香りをひとつづつ感じて
具体的にしていくのも感謝の形です。
 
「栴檀の香りが分かります。ありがとうございます。」
 
いまこの時点でもいい匂い嫌なにおい
様々な匂いが嗅ぎ分けられます。
 
そうはいっても
疲れていて区別がハッキリつかない
時もあります。
 
集中したいけど、頭の情報が混じってしまっている
そんなときに香りのサンプルをつくって
ひとつずつ香りを確認しています。
 

↑携帯用にこれ創りました。

 

 

↑製法や成分もだいぶ違いますね。

 

 

↑含まれる成分も違って面白いです。

 

 

 

↓うちにいるときは大きいの使ってます。

 

 

子どもの学習と香り

image

 

以前、伝統文化こども教室をしていたときのことです。

 

 

 

塾をすぐ変わる生徒さんがいて

晩ご飯の話をした事がありました。

 

 

そのときに

「ご飯の炊ける匂いは感じない」

「湯気のにおいはしない」

 

そんなことを言ってました。

 

実際に匂いと記憶は

密接な関係があります。

 

「どの塾行っても成績変わらないんですよ。

 だからまた変わるんです。」

 

それは変わらないだろうな~

 

当時の私は、勉強よりも

感受性と思っていました。

 

それから8年たった今では

栄養の充足、そして感受性、

それがあってからの

勉強だろうと思っています。

 

 

もちろん自分でも多角的に

自分を理想の状態にするようにしています。

 

女性は2mのコンクリートを越えて

人の匂いを嗅ぎ分けているという説も

あります。

 

 

晩ご飯の匂いをかなり遠くから

感じる子どももいます。

 

あとはエビデンスよりも

自分の体感ですね。

 

 

稽古場でも気分や効能で

香りを変えています。

 

新型コロナウイルスで稽古場封鎖なので

復活したら「香」の力もかりつつ

気分をよくして再開したいと思ってます。

 

 

ディフューザーは携帯の電源で使ってます。

 

 

吹き出す間隔が変えられるので間の稽古にも使ってます。

 

 

まとめ

香りにまつわる
「好奇心」「能の文章」「学習効果」について
掘り下げてみました。
 
どれが無くても能楽は成立しませんし
実際にする事も出来ません。
 
自分が
今は「関係ない」と思っている物に
思わぬ解決策が入っている事って
多いものです。
 
 
「目的に沿った好奇心」の
育成を育成は当たりを見つけるのに有効です。
 
「ペパーミントの日」から
能楽にまつわる「香」を
深掘りすることが出来ました。
 
制定してくれた北見市に感謝ですね!
教えてくれたアメブロさんありがとうございます^^
 
 
天命のアクションプラン
この瞬間に鼻に入ってくる
「香」は何か感じて見る

 
 
 
 
いつも最後まで読んでいただき
有り難うございます!
 
またお目にかかりましょう!!!
 
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