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スクナヒコナとともに、

 

紆余曲折ありながら、

 

 

 

国を確かなものに作り上げていった、


オオクニヌシ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなある日のことだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スクナヒコナが、


オオクニヌシの神殿を訪ねてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

その身には、

 

出会った当初に羽織られていた、


蛾の羽で出来た着物がまとわれていた。

 

 

 

 

 

 

 

スクナヒコナは何も言わずに、

 

 

 

オオクニヌシにペコリと一礼だけすると、

 

 


踵を返し、神殿を出てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如として嫌な予感がしたオオクニヌシは、


スクナヒコナの後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、

 

何を話し掛けても前を向きながらも、

 

 

涙を流すばかりで答えてくれることはなく、

 

 

 

 

 

 

 

結局スクナヒコナは、

 

初めてオオクニヌシと出会った場所でもある、

 

美保の岬から、

 

 

来た時と同じように、


ガガ芋の船にピョンッと飛び乗って、

 

 

 

海の向こうに行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオクニヌシ「おい!どこに行くんだよ!

 

お前がいなくなったら、俺はどうしたらいいんだよ!!

 

行くなって!なぁ!!行くなよぉー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオクニヌシも涙を流しながら引き留めるも、

 

言葉は届かず、

 

 

その姿は、


あっという間に海の向こうに消えて行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スクナヒコナが向かった先は、


「常世の国」だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時代の島国日本。

 

海の水平線のその彼方には、

 

 

神々たちが住まう楽園、


「常世の国(とこよのくに)」があると思われていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

だからこそ、

 

 

海の向こうからやってくる外国人を「稀人(まれびと)」として、

 

 

神さまと同じように扱っていたわけだが、

 

国作りの役目を終えたスクナヒコナもまた、

 

 

 

神々の住む「常世の国」に帰っていってしまった。

 

 




困り果てたのは、


オオクニヌシだった…。

※この素敵なイラストは『描いて覚える古事記』さんのブログからお借りしています☆ぜひこちらもご覧ください♪
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