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※『ていうか、あんた誰?』という方はこちら(笑)
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※頭を使わず、古事記を読める『アウトロー古事記』1話目から読みたい方はこちら♪
※前回のお話はこちら☆
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ぬっ。
正しくその音と同時に巨体スサノオが、オオナムジの眼前に現れた。
いよいよ新旧主人公の競演が始まる・・・。
『伝説の英雄』が今目の前にいる。
自分の遥か6代前の先祖。
当然何度となく、その逸話は聞いたことがある。
気に喰わなければ神をも殺すという破天荒ぶりも、
怪物ヤマタノオロチに立ち向かったという勇気も...。
スサノオ。
その存在のすべてが『伝説』だった。
ス「貴様は…」
スサノオはじっくりと見定めるように、
オオナムジを足の先から頭まで見回すと、
一言だけ言った。
スサノオ「葦原色許男命(あしはらのしこお)か・・・」
葦原色許男命とは、
諸説あるが、『地上界(※地上界は葦原の中つ国とも言われている)の美男子』という意味だと言われている。
ス「(この顔、目付き…良いものを持っている…)」
これが伝説の神たる所以、
スサノオは何か運命を感じていたのか、
この突然自分を訪ねてきた優男に、何かしらの可能性を直感で感じていた。
ス「(しかし・・・まだ足りない・・・)」
同時にそうも思っていた。
スサノオはジッとオオナムジを見つめ続けると、暫くしてから一言だけ不愛想に言った。
スサノオ「上がれ」
そうしてスサノオは自身の神殿にオオナムジを招き入れたが、
それは客としてではなかった。
ここからスサノオのとんでもない試練が始まった。
※この素敵なイラストは『描いて覚える古事記』さんのブログからお借りしています☆ぜひこちらもご覧ください♪