スサノオ居候から1週間。
荒川祐二で~す
スサノオで~す
ホウキで~す
そう。
今日僕らは神社清掃に参加していた。
あ「ふぅ~~~」
ス「自分どないしたん?えぇ心掛けやけども」
あ「いや昨日の話で、感謝を伝えるっていうんやったら行動で起こすのも有りかなって思って・・・」
ス「なんでや?」
あ「は?」
ス「なんでそんなに賢いんや?中学時代に生徒数224人の中、テストの成績222位やった男とは思われへん」
あ「そういう事ここで言うんやめろや!!ていうか、何で知ってんねん!!」
ス「俺は神じゃ!!過去の記憶なんか全部知っとるわ!!お前が高校生の時に自分から彼女振ったけど、やっぱり後悔して、丸坊主にして泣きながら『やっぱり戻ってください』言うたけど、『今さら無理』言われたんも全部知っとるわ!」
あ「やめろや!お前それでも神か!!」
ス「これが神じゃ!諦めろ!!」
…。
……。
………。
…………。
そんなこんなで
ス「ちなみに、これな・・・」
あ「は?」
ス「神さまが一番喜ぶ行為やで」
あ「掃除が?」
ス「そう」
あ「なんで?」
ス「神さまはな、とにかく綺麗な所が好きやねん」
あ「神さまの神殿に、大便巻き散らかしたのに?」
ス「それはもうええやろ!!だから俺は高天原追放されたんや!!お前も過去ほじくり返すんやめろや!!」
あ「そもそも、神社って何であんなに良い空気が流れてるんですかね?
凛としているというか、爽やかというか・・・」
ス「簡単な話や。今頭の中でグチャグチャのゴミ屋敷想像してみ?」
…。
……。
………。
…………。
あ「おぇ」
ス「次に、その部屋を余計なものを全部捨てて、徹底的にピカピカにした所を想像してみ?」
あ「最高」
ス「要は掃除っていうのは気の流れを変えてくれるねん。気っていうのは、スピリチュアルな意味じゃなくて『空気』のことな」
あ「へぇ」
ス「俺たち神々は、本来目には見えへん。ということは、どこにいるか?
空気の中に存在しているってことになる。
だから、この空気の流れを変えることは、神さま自体を綺麗にしてるっていうことに直結するってこと」
あ「だから神社はいつでも綺麗なんすね」
ス「そういうこと。まぁそうじゃない所もあるけど、そういう所には神さまはもうおらんわな」
ス「それに空気が変わると、自分の心が気持ちよくなる。心に余裕ができる。仕事や普段の生活に張りが出る。人にも優しくできる。
結果、人生が好転していくっていう話」
あ「なるほど」
ス「だから掃除っていうのは、良いことの塊でしかないねん。
神社であれ、
職場であれ、
学校であれ、
自分の家であれ、
それは神さまに捧げる行為やと思ってしっかりやり。俺たち神さまは八百万。必ずどこかで見てるから」
あ「よっしゃ!励むで~~!!」
ス「よ!!ハゲろ!!」
あ「だから、昨日からそれやめろや!!」
現在『歴史部門』第4位!!
※『ていうか、あんた誰?』という方はこちら(笑)
↑↑↑↑↑
―――――――――――――
※『笑って、泣いて、神話を学ぶ』、日本の国の始まりと神々のルーツを知る史上最古の連載ファンタジー『アウトロー古事記』、第1話目はこちら☆
※インスタグラム、twittterでは日々のより細かい日常を発信していますどうぞこちらもフォローしてくださいませ
インスタグラムID⇒arakawayuji0325
twitter ID⇒@arakawayuji
※ゴミ拾いや普段の講演活動について分かる映像はこちら
※講演会や書籍情報、各種お問い合わせについてはこちらからどうぞ
⇒『荒川祐二オフィシャルサイト』