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幸せいっぱいに、『アウトロー古事記 第32話』行きます爆笑爆笑

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イザナミ「どいつもこいつも使えない!!
どきなさいっ!!」






散り散りになった黄泉の軍勢たちを押しのけて、





最後の刺客としてイザナミ自身が空を舞いながら、物凄い勢いでイザナギに迫ってきた。








イザナミ「許さない!!絶対に許さないっ!!」

イザナギ「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁあ!!」










必死に追われながらもすんでのところで、

叫び散らしながら、なんとか黄泉平坂の出口を出ることができたイザナギ。









しかし、あの形相のイザナミに捕まってしまうと、また再び黄泉の国に引きずり戻されてしまう。









そう考えたイザナギは黄泉平坂を囲んでいたたくさんの岩の中から、

「千引きの岩」という千人がかりでも動かせないような巨大な岩を火事場のバカ力で何とか動かし、


そのまま黄泉平坂の出入り口を塞いでしまった。













ゴンッ!!













鈍い音が響き、

イザナミがその岩にぶつかったことがわかった。









両手で岩を抑える背中越しに、ガリ…ガリ…と爪を掻き立て、

すすり泣く声とともにイザナミの怨嗟の声が聴こえてくる。






かたや自然の恵みあふれる

美しき豊潤な大地に立つものと、


かたやおぞましく、

底冷えのする暗闇だけが永遠に広がる死者の国を出られぬことになってしまったもの。










かつて、愛し合ったもの同士がどうしてこんなことになってしまったのか。










イザナミ「イザナギ…ひどいよ…どうしてこんな…」

イザナギ「ごめん、ごめんよ…イザナミ…」

イザナミ「…許さない…絶対に許さない…一生許さない…」

イザナギ「ごめんよ…ごめんよ…」










イザナミ「絶対に許さない…から、あなたの一番大切なものを一生奪い続けてあげる…」













イザナギ「…え?」










イザナミ「あなたのしたことの復讐に、私はあなたの国の人たちを私は毎日1000人絞め殺します…」











イザナギ「そんな…」

イザナミ「全部…あなたが悪いのよ…」









イザナギ「愛しい妻よ!!」







突如として、イザナギは威勢よく声を張り上げ、

かつては愛した妻の、

関係のない人間たちを巻き込むという理不尽な行為を必死に慰め、













止めにかか…らなかった。












イザナギ「では、君がそうするというのなら、僕は毎日1500人の人々が産まれるようにするまでさ!!(ドヤァッ!!)」






・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。







ドヤァッ!!じゃねぇよ!!ムキームキームキー






こうして全人類の運命を巻き込んだ、史上初にして最大の夫婦喧嘩は幕を下ろした…。

なんと迷惑な……。

※この素敵なイラストは『描いて覚える古事記』さんのブログからお借りしています☆ぜひそちらもご覧ください♪

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