最後のらーめん旅行 第五章 | ボクは鹿児島ラーメンに恋してる

ボクは鹿児島ラーメンに恋してる

残り1年を切りました。最後までがんばります。

詳しくは知らないですけれど、都心部、特に東京では
日々いろんなラーメンが生まれていると聞いています。




でも、ひとつのジャンルとして確立するのは、ほんの一握りみたいですね。




その中でも、青森が本場の煮干し、これはいずれ全国区のものとなるのではないでしょうかと。




こちらでの実食で、それを強く実感しましたです。






鶏煮干しらーめん 輪虎





前日にスープ切れ終了でふられてしまった、輪虎というお店でございます。




メニューは、チャーシューの種類別、豚・鶏・炙り(豚)の3本立て。

※季節限定麺も提供されています(この時は味噌でした)




スープが鶏なら、旨味の相性的にデフォの豚(らーめん)が良いかなーと思ったのですけど、
お出汁の素性を楽しむには鶏もありかも?とも思い、とりチャーシューめんにしてみました。






とりチャーシューめん





シンプルながらも美しい丼顔。スープとチャーシューのコントラストが食欲をそそりますね。




さて、お味はといいますとー










とてもおいしい醤油ラーメンでした。




・・・・いえ、それが一番適した表現だと思うのですもの(汗)




カラーと同様に澄み切った旨味を持つ鶏清湯、お醤油本来の香味を
活かした味つけ、それらを引立てまとめる煮干しの塩気、微かな苦味。




綺麗なトライアングルを描くお味のバランス・・・・いえ、ほんの少しだけ煮干しが前に出ていましたね。




でもおかげで、鶏煮干しラーメンとしての主張はくっきりで。
さらに、ただの醤油ラーメンで終わらせない個性もはっきりで。




無の境地といえるシンプルさ、夢(中)の境地に至ることができる奥深さ。
それを併せ持つスープにボクたちは、ただただ感動しきりでございました。




なので、とりあえず落ち着こう!と思いまして・・・・










幅広ながら厚さもある、鶏胸チャーシューをひと口。




・・・・これが失敗でした。




だってですね・・・・表面しっとり中はむっちりのレアチャーだったのにびっくり、
よーく下味が染みた表面と中の野性味が奏でるコントラストにうっとり、皮目の
黒胡椒から、スープと合うよーとのお誘いがひっきりなしだったのですもの(汗)




おかげさまで・・・・










せっかくの自家製麺を食べるまでに、スープを半分は飲んでしまったです(滝汗)




でもまだ表面には、ぱつんとした張りが残っていましたので、芯の粘りと共においしくいただけました。




ボリュームもなかなかでしたので、800円分のパフォーマンスもしっかりでしたかとー。




まあまあそういうわけで、残る2つはチャーシューの違いでどんな
代わり映えを見せてくれるのかな?とー期待あふれる実食でした。




お店を出てからは、近くのパチンコ屋さんで休憩を。




寒い上に風が強かったですしね、こういう時にはありがたいです。
Sも最近は遊ばないですので、お店にとっては迷惑でしょうけど(汗)




ごちそうさまでしたー。




続いては、フランスへ行きましたのですわよ?(謎)



















鶏煮干しらーめん 輪虎
都城市北原町15-9