それでは2軒目でございます。
お店はこちらー。
創業当時は200円でラーメンを提供されていたという、そして今では
残る1店舗となり本店ともなった、めんめん亭の国分店でございます。
ボクがお邪魔させていただいていた時には350円でしたけど、それでも鹿児島では最安価格帯。
晩ごはんは1人でね?とー置き手紙と500円が置いてあった時には、
よろこんで自転車こいで本店(閉店)へとお邪魔したものでしたね(笑)
そして・・・・その本店を教えてくれた、お兄ちゃんのことを思い出しますです。
ボクが引きこもり×腐女子という、暗黒スペックに染まろうとして
いた頃・・・・バイト代が入ったよ!とーいっては連れてきてくれて。
それは合わせて10回ちょっとのことではありましたけれど、「自分で稼いだ
お金でごはんを食べる」という、とても大事なことを勉強させてもらいました。
おかげで、おうちから一歩も出ない完全体にはならずにすんだのですよね。
・・・・つい先日、思う存分に引きこもったばかりですけど(汗)
それはさておき、お願いしたのはこれでした。
当時とお値段は変わらずの、350円ラーメンでございます。
おいしいラーメンを食べつけた今となっては、そんなに
おいしく感じないかもねーと思っていましたけれど・・・・
やっぱりおいしかったです。
お出汁は鶏がら豚骨かな?あっさりとした、とてもシンプルな飲み口でして。
そこを補うために、強めの化調と多めのニンニクで旨味を補填していまして。
けれど「作られたお味」という風には・・・・いえ、むしろ「きちんと作ったお味」に感じましたねー。
確かに、ニンニクはともかく化調が強めのために、尖った塩気が舌を鈍らせてはいました。
でも、根本であるお出汁からは、既製スープによくある不自然さを感じなかったのですよね。
おかげさまで、おいしさはもちろん、懐かしさも曇らずにすみましたです!
でも、お兄ちゃんが好きだった、レンゲいっぱいの大盛りニンニクをダイブ!もやりたかったですけど。
さて、麺はといいますとー
鹿児島のスタンダードに則ったものでございました。
中太で、芯にむっちり食感を残した茹で加減、けれど中くらいの加水率のおかげで
張りはしっかりありまして・・・・スープと同じく、安心して食べることができましたです。
※2021年9月現在、麺が変わったのか、だいぶ仕様変更されています
ただ・・・・ボリュームだけは少し控えめかな?男性の方や1杯で
おなかいっぱいになるためには、大盛りの方が良いかもですね。
それに、
チャーシューがきちんと2枚、そしてもやしも乗っているといっても、どちらも多くはないですから。
・・・・いえ、ボクはおなかいっぱいになりましたですよ?連食2軒目でしたし(汗)
まあまあ、そういうわけで満足完食でございました。
でも今回は、その満足の中の半分くらいはボクの思い出補正でございまして。
なので、鹿児島市からでも足を運ぶ価値がありますよーとはおすすめしません。
けどボクのように、めんめん亭に何かしらの思い出を持つ方でしたら鹿児島市から
でも、ひいては県外からでも、帰省の際にお邪魔する価値は十分かと存じますです。
責任は持ちませんですけどね。
ごちそうさまでしたー。
めんめん亭 国分店
霧島市国分中央4-23-15