青年の性のセミナーの報告 3 | 障がい児・者の「性」を学ぶ会 《ゆいの会》

障がい児・者の「性」を学ぶ会 《ゆいの会》

障がいのある人たちの豊かな生活を支援していくために、「性」について学びましょう

あけましておめでとうございます。

本年もゆいの会をよろしくお願いします。

 

青年の性のセミナー第4回は、12月23日(土曜日)に「命の大切さを知ろう」をテーマに実施しました。

命の繋がりを知り、命の始まりを体験しました。小さな小さな針の穴の大きさが、自分の命の始まりと知った青年たちは目を丸くしていました。こんなに小さな自分が、大きく育った事にびっくりと感動の瞬間でした。また妊婦体験をし、「とても重たくてしゃがんだり、立ったりするのが大変でした」と感想に書いています。出産のビデオを見た後、赤ちゃんのおむつ替えや着替えのお世話体験をしました。皆さんが真剣に取り組んでおられた様子や終わりに見られた青年たちの顔が、ほっとする優しい顔つきだったのが印象的でした。今回の取り組みで、青年たちの感想を見ますと、「むずしかったけど勉強になった」というのが多く見られました。「誰もが地球上でたった一人の大切な存在」を繰り返し伝えていきながら、「自分の命を大切にする」青年たちになってほしいと願っています。

 

次回は「自分のことが好きですか?」をテーマに、2月24日(土)、アオッサ606号室です。たくさんのご参加をお待ちしています。次回が最終回ですが、9月から「まなぼう・はなそう2」がスタートします。毎回支援者の方々も多く参加していただき、感謝しております。青年たちの生活がより豊かになるためには、支援者の方々の性に対する理解が不可欠です。相談などがありましたら、いつでもお受けしておりますので、どしどし申し出てください。よろしくお願いします。