起業の良い面を書く事は簡単だけど、

一番重要な問題は、いかに存続するかです。

 

起業してからの生存率

(国税庁がまとめた数字)

1年で40%

5年で14.8%

10年で6.3%

10年で1000社中63社しか生存しない。

 

20年で0,4%

1000社で4社しか生き残れない。

 

30年で0.021%

1.000社だと1%以下なので0社です。

1桁上げて、10000社でたった2件です。

 

1年で起業全体の40%しか生き残れない。

半分以下って結構厳しいね。

ちなみに、全国のラーメン屋さん、

1年で10,000軒の新規開業があり、

1年で10.000軒の廃業があると言われています。

驚きですね。

 

僕の会社は今年設立34周年をかろじて迎えました。

10.000社の内の2社の内の1社。

自分でも驚きます。

 

さて、話は表題の赤字でも倒産しないに入ります。

普通の人は、赤字=倒産と言う図式を抱きます。

期末や月次の数字を見て赤字か黒字かを判断しています。

 

赤字とは、簡単に言えば

売上げー(仕入れ+経費等)=マイナス(お金が無い)

なのです。

 

例えば、商品を仕入れます。

代金先払いもしくは、代金引換だとしたら、

商品を売って代金を回収する前に、お金が出る事になります。

つまり、商品が売れるまでの資金が無ければなりません。

 

商品を仕入れてから1ヶ月で全部売れたとします。

商品の支払が、仕入れた月の翌月の支払であれば、

売り上げから支払えるのです。

 

例えば、水道光熱費は毎月ですが前月分を1ヶ月後に

払う形になります。これがその都度払う事になったら

大変ですね。

 

僕は税理士では無いので専門ではありませんが、

上記で書いた様に、売り上げる時期と支払の時期が、

上手く重なれば支払が出来るのです。

これはキャッシュフロー、つまりお金が流れる事です。

 

人の身体と同じで、血液が良い状態で循環していれば

健康でいられるのと同じ様な事です。

 

継続する、生き残るにはとにかく先を見なければならない。

税金を分割にしたり、色々と支払の裏技はあります。

34年間生き抜いて来ましたからね。

 

でもね、

赤字になってからの一番大切な事は、

現状を維持しながら改善するのか?

新しい方向性を見出して進むのか?

しかありません。

 

つまり、どちらの方向へ進んだら赤字から脱出出来るか?

だけなのです。

 

どちらへ進んでも、直ぐに赤字から脱却出来ません。

断言します。

同じ赤字の状態が続くのなら、先が明るい方が良いです。

 

現状維持で頑張るのも良いけど、同じ事をやっていたら

状況は良くなるどころか悪化して行きます。

 

人は変化するのを不安に感じるし、必要以上のパワーがいるので、

新しい事にチャレンジする気力が出ないのです。

特に、赤字で悩んでいたら余計にそう感じます。

資金が潤沢にあって、新規事業を興すのでは無いのですから、

それは余程の精神力が無ければ難しいのは明白です。

 

赤字でも、キャッシュフローがまわっている時には

倒産はしません。

僕の勉強会では、赤字の事やキャッシュフローの事等を

教えています。たまに裏技も。

 

生きるって事は、良い事ばかりではありません。

でもね、楽しい事もたくさんあります。

全て、自分の意志と進み方次第です。

 

 

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