おじいちゃん | ゆいねこ便り From ロンドン

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やれること★
すいな整体、リフレクソロジー、タロット、数秘、まつ毛エクステ、まつ毛パーマ他いろいろ。心に寄り添うセラピスト

富山駅のバスターミナルを見下ろすホテルで


リョウ君と夜を過ごしています。





と、いっても私の従兄弟たちや母に思いっきり遊んでもらって

疲れ果てた、リョウ君はよく眠っているんだけど。







今日は大好きなおじいちゃんの通夜です。




みんなでアルバムをみながら思い出話にふけり

盛り上がりたくさん笑ったさっきまでがうそのよう。



ひとりになって、リョウ君の寝息を聞きながら



覚えていることも、今日はじめて知ったことも

とりとめなくおじいちゃんを想っています.





私の一番古い記憶は

ハイハイをしているときのもの。


ハイハイしながらおじいちゃんの部屋に行くと

白い角砂糖をくれるのです。


甘くて口の中でシュワっととける。


マクロビオティックのことをしった今振り返るとかなり恐ろしいことだったりしますが

まあ、それはおいておいて(笑)



口下手なおじいちゃんが何か私にしたかったんだろうな、ということは

想像できる気がする。

そして、わたしも嬉しかったから覚えているんだろうと思う。








勉強したくてしたくて毎日押入れでこっそり本を読んでいた気持ちってどんなだろう。


満州からどんなおもいで帰ってきたんだろう。


命からがら帰ってきたら

自分のお父さんや兄弟たちが亡くなっていて


自分のやりたいことなんか選べるわけもなく

家の商売をつがなけばいけない気持ちってどんなだったんだろう。



たくさん本を買ってくれたな。小学生新聞までとってくれた。

きっと、自分が本をたくさん読みたかった幼少時代があったんだろうな。






たくさんいろんなことを教えてくれた。


常にあたしいことに挑戦していたな。

おじいちゃんの背中をみて育っている自分に今日はじめて気がついた。








7月に最後にあったとき

リフレクソロジーをしたときの感触が今もよみがえってくる。


もう、何を話してよいのかも分からなかったけれど

手から感謝を伝えることができた私は幸せだと思う。

お返しにおじいちゃんが握り返してくれたあの感じも、

私のこころの中にずっと生き続けていくと思う。  



おじいちゃん、


今日お通夜を見守っているおじいちゃんが見えた気がしました。


いままでとおなじように、これからもおじいちゃんが

たくさん私を応援してくれているのを

私はずーっと感じて生きていこうと思います。


そして、おじいちゃんが繋いでくれた命を

精一杯伝えていこうと思います。



おじいちゃん、ありがとう。


いままでも、これからもありがとう。