おはようございます、こんにちは、こんばんは!
yui-yuiです!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
ちょいとお久しぶり。
元気です!٩(ˊᗜˋ*)و
さて今日は漫画のお話。インド映画じゃないよ!w
ナートゥはご存じないから!(゚Д゚;)
レオナ様をご存じか…
(`・ω・´)
杉谷庄吾先生の新作漫画
『レオナ・ロイヤル・ロード』
です!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
杉谷庄吾先生と言えば
『映画大好きポンポさん』
以前、映画も漫画も、派生漫画も、感想をブログに書かせていただきました。
わたし、もう杉谷先生の大ファンですw
映画大好きポンポさん 漫画のブログ。
映画大好きカーナちゃん のブログ。
映画大好きポンポさん アニメ映画のブログ。
今回は『ニャリウッド2 映画大好きアランくん』と同時発売された、ニャリウッドシリーズではない新作『レオナ・ロイヤル・ロード』のご紹介。
ちょいとばかりネタバレも含みますので、これから読もう!
と思っている方は読まない方が良いかと思います!
(゚Д゚;)
ニャリウッド2 映画大好きアランくんも買ったんですが、まだ届いていないのよw
今日届くはず!
映画大好きポンポさんのシリーズは、様々な角度から映画創りを表現した漫画なのですが、今回のレオナ・ロイヤル・ロードはゲーム創りが主眼になっていますね。
……主眼はちがうかなw
ゲーム創りはあくまでも伝えるための手段であって、レオナ・ロイヤル・ロードを読んだらゲーム創りに詳しくなる、とかそういうことではありません。
それは映画大好きポンポさんでも同じです。
ポンポさんシリーズと今回のレオナ・ロイヤル・ロードに共通しているのは『己が気付き、己と向き合うこと』だと思います。
こう書いてしまうと少々説教じみたイメージにもなってしまいますが、多少はそうした側面もあります。
今回ポンポさんシリーズと違うのは、主人公の仙波汰糸(せんばたいと)ちゃんが、天才ではないってことかな。
映画大好きポンポさんの本編では、ジーン・フィニという映画創りに対しての天才(天災)を主軸に物語を描いていますが、レオナ・ロイヤル・ロードの主人公、たいとちゃんは、ごく普通……にもなれない、普通以下の女の子。
いわゆる『普通』が普通としてできない不登校の女子高生。
学校が始まった初日に、夢を笑われ、挫かれ、すっかり意気消沈してしまい、学校にも行かず日々ゲームに明け暮れる生活を送っています。
ある日突然
レオナ・エレノーラ・カルミニャーノ・ヴルカルドロス
と名乗る女王様が、ゲームの世界からたいとちゃんの部屋に異世界転生してきます()
レオナ様の存在価値は、民を幸せにすること。
そして異世界転生してきたレオナ様は、今目の前にいるたいとちゃんを幸せにすることを、異世界転生してきた目的だ、と自分で決めます。
たいとちゃんの夢はゲームデザイナー。
子供の頃から設定を練って、アイテムを考えて、魔法を考えて、モンスターを考えて、シナリオも考えて。
自分では、まぁ本気出せばその内売れる、とちょいとばかり甘い夢を持っていたのですが、高校初登校にしてその夢を打ち破られてしまうんですね。
そこでレオナ様はたいとちゃんを幸せにするために色々と奮闘します。
それは、例えば何かを買い与えたり、いやなことから逃避させたり、ということではなく、たいとちゃんの内側からやる気を奮い立たせるための奮闘。
それがダメ、という決めつけや言い方はせず、だから現状こうだが、それは本当に自分の望んだ姿なのか、といったような、少々キツい言い方もあったりします。
たぶん、現実ならソコでもふてくされる人が殆どでしょう。
でもたいとちゃんは、自分が不登校の引きこもりになったことを、他人のせいにしてしまったことを自覚できる子でした。
漫画1冊という長さでは表現し切れない部分も多く、恐らく展開が早いなぁ、と思うこともあるんだろうけれど、でも大事なのはそこじゃない。
わたしが勝手に思う、杉谷先生のお話の芯は、主人公が何を思い、どう今までとは違う行動をするか、だと思っているので。
今までわたしはポンポさんシリーズしか知りませんし、別のお話『クロスバーストハニーハニー』はまだ途中なので限定された、わたし個人の情報ですが、杉谷先生のお話の主人公は、誰もが『欠けている』のです。
映画大好きポンポさんの主人公、ジーン・フィニくんは、友達もおらず、日々映画に没頭するしかなくて、少々卑屈な性格でもありますし、いざ映画撮影ともなると、人の心や気持ちよりも撮影を優先する、ちょっとイッちゃてるところがありますw
映画大好きフランちゃんの主人公、フランちゃんも、大女優になりたいものの、何一つ目標達成するためのタスクを持っていない、ただの夢見がちなフリーターでした。
映画大好きカーナちゃんの主人公、カーナちゃんも、小中学生の酷い経験から、自分がひねくれもので、表面上は合わせるものの、実は人の言うことなんか聞かない、と思っている我が道を行くタイプ。
映画大好きマズルカちゃんのメインキャラの一人、ビビちゃんも、ロックスターになりたいけれどどうしたら良いか判らず、間違えた努力を努力だと思い込んで、本当に必要な努力からは目を逸らしていた。
でも、ジーンくんには、映画監督という、極一点に絞られた分野に対しては天才だった。
フランちゃんは自分を見詰め直し、女優ながらに、自ら輝くために映画の企画書まで手掛ける大女優になった。
カーナちゃんは、人の言うことを聞かない代わりに(聞き入れない訳じゃない)己を追い詰めて追い詰めて、身も心も削って、ある意味での境地に辿り着いた。
ビビちゃんも、映画という手段ではあるけれど、自身の努力をや才能を、支えて、認めてくれて、努力の結果を評価してくれたみんなが手を貸してくれたおかげで歌手になれた。
でも、今回の、たいとちゃんにはそうしたいわゆる異彩がない。長年努力して積み上げてきたものを、ごく一般的な言葉で一笑され、心に闇を作ってしまった。
諦めてしまった。
でも、たいとちゃんは、自身でそれを良しとはしていなかった。
レオナ様は、たいとちゃんに王道(ロイヤルロード)を見つけるために何をすべきかを、たいとちゃん自身に見つけさせるお手伝いをします。
厳密には違うけれど、レオナ様は映画大好きポンポさんの、ポンポさん的な立ち位置でもあるかな、とわたしは感じました。
一般的な言葉として(わたし個人は一般的な言葉としての認識はもっていませんでしたが)王道、ロイヤルロードとは、良く言えば「君子危うきに近寄らず」的な、王様は安全な道しか行かない、って言う意味合いがあるらしいですね。
でも、レオナ様の提唱するロイヤルロードとは
自分の人生を
自分の力で切り開き
自分の世界の王となる
大いなる目標へと進む道
なのです。
ちなみに、あんまり良い意味の言葉じゃない、と突っ込まれもしますが()「我がロイヤルロードという時は、輝かしい王道のイメージで語っておると思うてくれ」と言っていますw
レオナ様のおかげで目を覚まし、上向いて、行動を起こすたいとちゃんですが、やっぱり物事そう簡単にはいきませんw
プログラムを教えてくれた情報クラブの先輩、井内たからちゃん。
絵を描くのは好きだけれど、部活やクラブでの共同制作などが死ぬほどきらいな田口みこなちゃん。
二人を巻き込んで製作した試作第一作が、死ぬほどつまんないクソゲーにしかならなくて、やっぱり落ち込みます。
それでも
……失敗して
すっ転んで
落ち込んで……
でもそこで諦めさえしなければ
どん底だからこそ見つけられる道がある
これ!
ここがレオナ・ロイヤル・ロードの肝だと思うのです!
そこからまた心機一転、自身の反省を踏まえつつ、新たなゲーム制作に挑みます。
そんなこんなで……。
っと中盤から山場、ラストは勿論語りませんよw
あとブログ書いてる間に届いたわ!
めちゃくちゃ楽しみだ!!!:(;゙゚''ω゚''):
この帯の台詞……アレやろきっと。
映画にはなかった台詞だけれど、映画にしか出ていない、あの人の言葉やろ!w
ちなみに2話まではpixivコミックで読めるので我慢できなくてもう読んじまったぞぉ!w
わたしは、杉谷庄吾先生を知ったのは、アニメ映画の映画大好きポンポさんでしたが、作品としては漫画の方が好きです。
杉谷先生のマインド、熱量がダイレクトに飛んでくる感じがとっても好き。
もちろんアニメ映画も素晴らしいですよ!٩(ˊᗜˋ*)و
ちなみにこのアランくんは、当初は映画オリジナルのキャラとして、杉谷先生がキャラデザだけしたけれど、今まで漫画には出てこなかった人です。
なので2話目ですこしだけ映画と同じようなシーンや台詞があったりで、それだけでちょっと興奮するわ!w
はー、楽しみ楽しみ!
とっとと仕事終われ!(゚Д゚;)
あ!でも今日久しぶりにバンド練習あるんだった!(゚Д゚;)
おっといけねぇ!
今回はレオナ・ロイヤル・ロードのお話!
でもポンポさんシリーズ、ニャリウッドシリーズにも共通する、何かを成し遂げるための力が何なのか、自分とは何なのか。待ってたって幸運の女神さまが与えてくれるものじゃないんだぜ、という感じ、周囲の目なんて関係ねーだろ!という確固たるメッセージ。
今の時代に向けた、一つの答えでもあるんじゃないのかな、って思えるんですよね。
SNSじゃ逃げてもいいだとか嫌なことに背を向けてもいい、という言葉だけが独り歩きしてるせいで、なよっちぃ甘ったれが多いけれどさ、じゃあ逃げた本人がそれを良しとしているかどうかがまったく拾われていない。
だって辛いんだからしょうがないじゃん。
じゃあ一生逃げて、背を向けて、そのままでいれば?
わたしはゴメンだけどな!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
そんな勇気をもらえる、杉谷庄吾先生の作品。
でも勘違いすんなよ←
さっき書いたけど、待ってたって幸運の女神さまが与えてくれるなんてこと、絶対ないから。