おはようございます、こんにちは、こんばんは!
yui-yuiです!٩(ˊᗜˋ*)و
さて本日は、杉谷庄吾先生の作品、ニャリウッドスタジオシリーズの最新作
ニャリウッド!2 映画大好きアランくん
の感想などを、生意気にも書かせていただきたいと思います。
まず、レオナ・ロイヤル・ロードのブログで書いたこの帯の
”大人は夢を持っちゃいけないのかね?”
わたしの予想、大外れでした!w
てっきりアニメ映画版にも出ていらしたあの方、頭取さんが言ったのかと思ったら全然違くて、鼻水出そうになりましたw
何度かご紹介させていただいておりますが、このニャリウッドスタジオシリーズは、映画大好きポンポさんの作品郡で、時系列に読むならば、杉谷庄吾先生が直々に順番を提供してくださっております。
今回の主人公は、タイトル通りアランくん。
そして、コレットさん。
それと、ミスティアさんもかなりピックアップされていました。
アランくんは、実は今まで漫画版には登場していなかった新キャラクター。
アニメ映画では、主人公のジーン君とのコントラスト的な存在で描かれていますが、杉谷先生がアニメ映画用にキャラクターデザインをしただけのキャラクターでした。
その映画から、今度は漫画に、主人公の一人として抜擢!
言い方おかしいかもしれませんが、逆輸入的なねw
初めて映画人、もしくは、映画や演技に関わることがなかった人がメインに据えられております。
設定としては、アニメ映画と同じく、ジーンくんのハイスクール時代の同級生で、恐らくかなりの大手銀行、ニャリウッド銀行の営業マン。
ハイスクール時代には勉強にスポーツに恋に、全てを楽しんできた人なんでしょうね。
一作目、映画大好きポンポさんで、ポンポさんが言っていた、正しくこういう人の内の一人。
でも、アランくん、仕事がなかなか巧く行かずに苦悩しています。
学生時代に、特に苦労することなく卒業して大手に就職を決めてしまって、初めて人生の壁にぶち当たるっていう感じなのでしょうか。
アニメ映画でも胃薬を常備して持ち歩いているほどストレスを溜めているみたい。
先ほども少し書きましたが、学生時代でも、この現状の社会人の時でも、ジーン君とのコントラストとして描かれます。
今回ジーンくんは、アランくんの回想シーンでちょこっとだけしか出てきませんけれどw
そもそも『映画大好きポンポさん』というタイトルのストーリーでしかジーンくんは(メイン級としては)出てきませんけれど。
一度は境地にまでたどり着いた、実は物凄い女優であるカーナちゃんを、ハエ叩きでたたくみたいに落とすところは最高でした。完璧すぎて面白くないってw
(カーナちゃんかわいい)
学生時代、今風の安っぽい言葉で言えば『陽キャ』だったアランくんに対して、完全なる『陰キャ』だったジーンくん。
それは根本的……根底は変わっていません。
でも、仕事が巧く行かないアランくんに対し、ニャリウッドのニュースでも報じられる程の、ニャカデミー賞監督となったジーンくん。
社会人になった今でも、ジーンくんとアランくんは陰と陽。
でも学生時代とは違い、それが逆転してしまっている。
なんででしょうねぇ。
(ジーンくんが陽を自覚していないのはまた別としてw)
ジーンくんには才能があった。
そして、その才能を伸ばす機会に恵まれた。
才能を伸ばしてくれる人との出会いに恵まれた。
学生時代から、ただ一つのことをやり通してきたからこそ。
でも学生時代のアランくんは、何でも器用にこなせて、何でも上手にやれてきちゃったもんだから、そこに何か意味があるのか、とか考える必要もなく、大人になってしまった。
(まぁジーンくんは、自分はまだ社会に出ていないのかもしれません、と思っているところもあるのですがw)
ジーンくんはずっと一人ぼっちだったし、周囲を気にする必要性もなかった。
だから、周囲にどう思われていようと関係がなかった。
でもアランくんは、なんでも上手にこなせてしまうからこそ、周囲からの賛辞を得たいがために、失敗を恐れて自身を取り繕うようになってしまった。
アランくんはひょんなことから、ミスティアさんが立ち上げた映画制作会社『ミスティア ゴロニャン ピクチャーズ』の映画製作の資金融資の仕事をすることになります。
ジーンくんが大きな夢をかなえて、俺ができない訳はない!
と躍起になるアランくんですが、そこで手荒い歓迎を受けます。
そう、我らがジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネットさん、ポンポさんの登場です!w
ニャリウッド!になってからは、ポンポさんも一歩引いた感じの登場になりますが、それでも、銀幕の申し子の切れ味抜群な言葉の剣()でアランくんをばらりずんw
いつも、その人がひた隠しにしている、もしくは触れられたくない部分を、180㌔のストレートでぶち抜くポンポさん。
でもそれはもちろん、ポンポさんがその相手を叩きのめしてやろうと思って言っている言葉ではないんですよ。
……アランくんに限って言えば、最初の、ほんのちょこっとだけはムカついてたかもしれないけどw
でもアランくんはイケメンな上に素直で良い子なので、ポンポさんに言われたことに対して、一度それを飲み込んで、吟味します。
痛いところを突かれたんですから、忘れられなくてつい考えてしまう。
そこがアランくんの良かったところ。
大の大人が、夢なんか持って語っちゃって、映画制作なんてしてる人間の気が知れない、とは思わなかったんですよね。
そして映画製作現場に同行して、自分たちが好きで夢を追って働いている人たちを目の当たりにします。
そうするとね、変わってくるんです。
アランくん。
一方、ミスティア ゴロニャン ピクチャーズでは、新スタッフ、スタイリストさんのコレットさんが登場します。
きれいカワイイ感じで一発で好きになっちゃったぞ!w
コレットさん。
マー姉さんが初対面の時に匂わせ()ていらっしゃったので、こりゃあただのスタイリストさんじゃないな、と思ったら、やっぱりその通りw
(マー姉さんことマーリン・ユーチノフさん)
アランくんと共に、もう一人の主人公です。
マー姉さんじゃなくてコレットさんがね!w
ポーボーイおいしいのコレットさん。
かわいい。
もうね、ほんっとに鳥肌立った!!
アランくんとの接点から、自身に秘めていた想いとか、アランくんが悩んでいることとかが相乗的に……。
ネタを割る訳にゃあ行かねぇからな!
ここまでだ!w
先日の森羅変転 ワールド・フラクションでも語りましたが、
杉谷先生の作品は、『欠けている人』もしくは『失ってしまった人』へのメッセージがとても強いんです。
それと『諦めないこと』。
まるでプリキュアのような言い草かもしれませんが()それは本当に大切だなってわたしも思います。
ただ辞めていないだけ、とか辞める理由がない、とかで続いている人は、本当に幸運だと思うし、幸せだと思う。
その大好きな何かを、自分にはコレしかない、というコレを、諦めてしまうほどの、強烈な逆風に遭った時。
ここからはちょっと自分語りになってしまうけれど、お付き合いくださいねw
わたしは、バンドでは幾度かそうしたことがありました。
ベースを弾かない時期が5年くらい続いたこともありましたが、それは、当時やってたバンドが解散したり、自分が動かなかったせいもあります。
だから、当時まだ爆発的に流行る前のSNSで、バンドメンバー募集とかに怖くて応募できない、腕に自信のないみんなで、ただ楽しくスタジオで音を出すだけ、という集まりに参加しました。
下手だけれど、スタジオで音を出してみたい、合わせて演奏してみたいって言う、初心の人達も交えて、みんなで楽しもうっていう集まり。
自分で動こう、と思った結果ですね。
まぁそこは、苦悩もなく、ただただひたすらに楽しいだけの甘い時間で、こう、このままでは緩やかに死んでゆく……感はあったのですがw
でも、そこで運命的な出会いがありました。
恋じゃねーぞ!音楽的な、だ!(゚Д゚;)
その出会いからまた少し広がって、今のバンドのリーダーとつながりました。
それからしばらくは、解散したりヘルプしたりと、何だかんだとバンドをしていましたが(当時は今のリーダーとは組んでいなかった)、わたしが、実はアチコチから陰口を叩かれていることを知って、もうバンドは辞めようかな、と思いました。
プロでもないし、ましてやプロ志向でもないし、ただ楽しく、生涯の趣味として、真剣にやりたかっただけなのに、なんで悪く言われなくちゃならないのか、意味判らないし。
一生懸命、毎日毎日腱鞘炎になるまで練習して、爪だって長く伸ばせないしネイルだってできないし、なんでそんなんなるまで打ち込んで、外野に陰口叩かれて、笑われなきゃなんないのよって。
自分の中に、どす黒い感情が渦巻いてしまって。
嫌いになりたくないから、距離を置こうかな、って。
これね、今回の『映画大好きアランくん』でもそういうシチュエーションもテーマもあって、わたしはまたしても勝手にシンパシーを感じてしまったのです。
それでね、今のバンドのリーダー以外とは、全て距離を置きました。
当時一緒に呑んでいた、友達だと思っていた音楽仲間と、わたしは笑顔でお酒を吞むことができなくなってしまった。
それまで参加していた、お祭り騒ぎのようだった、音楽仲間が大勢集まる忘年会にも行きたくなくなって、行かなくなりました。
2021年に、今のリーダーと一緒にやっていたバンドを解散しなくちゃならなくなって、正直言うと、その時はもう、解散したらやめようかな、とも思ってたの。
あの辺りのブログ読み返すと、ちょっとやっぱり揺らいでるな、って今でも思うもんw
でもリーダー的には、わたしを使ってくれる気があったみたいで、最後の前くらいかな。
正しくそのブログ書いた時のライブで対バンしてくださった他のバンドのメンバーの方がさ、yuiちゃん、辞めちゃダメだよ、って言ってくださったり。
楽器弾けるっていうのは特別なことなんだから、その、折角頑張って身に付けた特別は、捨てちゃダメだよって言ってくださる方がいたり。
結局その解散したバンドのリーダー(ギター)とドラムとわたしで、ボーカルを探しながら活動しよう、ってなって、今に至るんだけれどね。
彼らがわたしを必要としてくれなかったら、わたしに辞めちゃダメだよ、って言ってくれなかったら、わたしは辞めてたと思う。
SNSでさ、「あいつやってたバンド解散なってザマァ」とか言う奴もいたのよ。
リーダーからはね、リーダーはさばさばした男だから、yuiさんは一回言われたことを何年も引きずって腐ってんじゃないの!
って怒られてさ。
必要としてくれるって、気遣っていただけるって大事だな、って、ありがたいな、って思った。
外野に何を言われても、自分の好きを貫き通せる強さは、欲しいなって思った。
だから、杉谷先生の作品は、わたしの心にブッ刺さる。
ポンポさんの覚悟も、ジーンくんの覚悟も、ミスティアさんの覚悟も、ナタリーちゃんの覚悟も、フランちゃんの覚悟も、カーナちゃんの覚悟も、デュラントくんの覚悟も、レオンさんの覚悟も、マズルカちゃんの覚悟も、ビビちゃんの覚悟も、アランくんの覚悟も、コレットさんの覚悟も。
みんなの覚悟が、わたしの胸にブッ刺さるんですよ。
好きなら、あとで後悔するくらいなら、どうしてそれを手放した!
(゚Д゚;)
そうだそうだ!(ꐦ°д°)
……!!!!(゚Д゚;)
これってわたしのことじゃん……。
(´・ω・`;)
ってなるんです。
ポンポさんの言葉、コルベット監督の言葉、キャロルはんの言葉、マーリンさんの言葉に学びを得るんです。
得た学びをさ、本を読んだ、で終わらせちゃいけないのよね。
知った気になってるだけ。
『使う』と『使いこなす』の差。
そこを自覚しないといけません。
そうした気付き。
気付きも知識と一緒。
気付いただけじゃ駄目。
気付いて、じゃあ何を変えて行こうか?
何を変えようか?
考えているだけじゃ駄目。
実行!
実行あるのみ!
大丈夫!
オレ達には、ポンポンさんもレオナ様もついてる!
٩(゚Д゚)و
ジーンくんもナタリーちゃんもミスティアさんもフランちゃんもカーナちゃんもマスターもコレットさんもついてる!
٩( °д°)و
みんな頑張って、自分の好きを信じて貫き通してきた!
自分の好きを大切にしてきた!
だから動こうぜ!(`・ω・´)
ニャリウッド!2 映画大好きアランくん
も、変わらず、何を大切にすべきなのか、と教えてくれるような気がします。
あと今回、だいぶメインどころだったミスティアさん。
……いつか来るかな?
『映画大好きミスティアさん』
ミスティアさんはいつだってカッコいいし可愛いし綺麗だからにゃ~。
アニメ映画版でお声を当てていらっしゃった加隈亜衣さんはほんとに神だった!な!
(`・ω・´)
わたし個人的には
『映画大好きコルベット監督』
も読んでみたいけれどねw
コルベット監督とユーゲンさんのお話とかもっと読んでみたいし。
まただらだらダイナーしてくれないかなぁw
ファミリーも増えたことだしw
それにしても杉谷先生のキャラクターの名前、好きです。
いいですねぇ。
俳優さん、女優さんのお名前を借りたりもしているのでしょうが、素敵なお名前が多いです!
ジーン・フィニ
ナタリー・ウッドワード
マーティン・ブラドック
キャロル・ロンシュタット
カーナ・スワンソン
デュラント・クライスラー
レオン・ポールウェイド
クリスティア・ロックウェル
ユーゲン・マイルスジャック
アラン・ガードナー
コレット・ジルベルスタイン
カッコいいなぁ……w
そういえば昔、イワン・ガードナーっていうオートバイのレーサーがいたような気がして調べたら、ワイン・ガードナーさんでしたw
しかもワイン・ミッシェル・ガードナーさんだそうで、ミドルネームもありましたw
なんだっけな、確かオートバイで戦闘機と競争したんでしたっけ?w
兄からそんな話を聞いて記憶に残っていますw
まぁそれはともかく、あまり内容に触れることができないので、なんのこっちゃ!?
というか、もうほんとわたしの愚痴みたいになっちゃったけれど、ごめんなさいねぇw
この間NHK Eテレでやったアニメ映画のポンポさんを見た会社の後輩さんが、漫画も読んでみたいってなったので、その方に全巻貸します!
٩(ˊᗜˋ*)و
その方は創作をする方ではありませんが、楽しんでいただけると良いなぁ、と思っております。
さてさて、貸す前にまた一から全部読みなおそw
では、また!(๑˃̵ᴗ˂̵)و
またしても杉谷先生に読んでいただきました!
ニャリウッド!2
— 杉谷庄吾 「映画大好きポンポさん」 pompothecinephile (@pompothecinema) February 17, 2024
の感想頂きました
いつも有難うございます
そうそう私も
アラン・ガードナーって
名前聞いて
GPレーサーの
ガードナー(父)を想起したよ
いつぞやの8耐で
待機してる徳野選手
パスして
ダブルスティント
かましてたなあ
とか思い出したのだ
https://t.co/CX92dCco0O
おいそがしい中、お時間を割いていただき、ありがとうございます!
٩(ˊᗜˋ*)و