みちこのみたせかい2023 | 長谷川唯オフィシャルブログ「YUI STAGE」Powered by Ameba

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ハローハロー!



はせがわです。



舞台「みちこのみたせかい2023」

ご来場いただきましたみなさま、
そして、応援のことばをくださったみなさま!
ありがとうございました〜!!!






10月の中旬頃より始動したお稽古。
実は、前半はほとんど参加することができず
途中合流になったため、緊張と不安を抱える毎日でした。

不安要素はそれだけではなく、
台本のむずかしさ。

ああ…私がもっと頭良かったらな…
と何度思ったか。今でも思ってますが……笑


でもでもでも!


稽古初日から、あれ?この座組、
もしかしてめちゃめちゃあたたかいかも?
と、感じるものがありました。直感で。


だから、みんなの声でセリフを聞いた瞬間に
自分がわからなかった部分が鮮明に
スっと頭の中に入ってきたんです。


なんか好きかも、っていう気持ちは
この頃からあったのです。






演出家の細川さんとは初めてお会いして
ご一緒させていただきましたが、
ホンマに初対面か?ってくらいたくさんお話していただいたり
私からのダル絡み(笑)にお付き合いいただいておりました。

最後にはこっそりありがたいお言葉を頂戴しました。
墓までもっていきま〜〜す!!!!!





さて。このあとからは「みちこのみたせかい」の
本編に関わるお話をしていきます。


見てないからわからん!
見たけど内容忘れた!

というアナタにとっておき情報。

アーカイブ配信はじまってるよ♡

http://confetti-web.com/studio-kz2023_streaming


視聴チケット 2,000円

ご購入後、2週間(14日間)、何回でもお好きな時間に視聴可能です。


11月19日23時59分までの配信です!お早めに!


みんなで作りあげたせかい、ぜひ見てから

このあと読んでほしいな〜という願い。


もしよろしければ、オリジナルグッズも

通販開始しております。





そしてらくがきデジタルフォトも!!!


https://marche-yell.com/yuihasegawa2022


心を込めて、お宛名とメッセージを

デジタルでらくがきしてお送りするものです。


上記2点もすべて11月19日23時59分までの販売となりますので

ご注意くださいませ〜〜!!!







私は、車谷 千鶴子という

主人公のみちこ、そして友人の絹江に

研究の核心に迫っていく役どころでした。


私自身、難しいことがわからない性格なので

(どちらかというとユイちゃんみたいな感じ)

(あのシーンは自分と喋ってたみたいだったの)

(しーまなちゃん、すごいがんばってた)

(たくさんみてほしい)

こんなにも真剣に倫理的な問題と向き合って、

強く立ち向かえる女性を演じられるんか?と

不安しかありませんでした。アハハ…



ここで、私が演じるにあたって

とても助けになった存在。



それが卯月と、真央ちゃんです。






卯月がいたから、優しくなれたし





真央がいたから、信じられた



正直、バックボーンを決めすぎても

自分の首を締めるだけな気がしたから

台本にある情報をそのまま、素直に

心のままやろうって思えたのは、この2人のおかげです。



ゆうかちゃん、ももこちゃん、

本当にありがとう♡




そして、みちこさん。






かんにゃちゃんは本当にすごい。

誰よりもセリフ量があって、かつ1度も舞台からハケない。

目に見えない努力をたっくさんされていたのだろうと思うと胸が熱くなるし、

それがきっと座組の士気に繋がったんだろうな〜って思います。

しかも、それを皆で確認するんじゃなくて「察して」るってのがね 笑

尊敬できる座長のおひとりでした。



他にも書ききれないほどの思いがいっぱいあるし

語りたいところだけれども

まとめられる自信が……ない…!!!



なので、すまない、この言葉だけ送らせてくれ




素敵な作品、そしてみんなと巡りあえて、

幸せでした!

出演してマジでよかった〜〜!!!!!



車谷がジャーナリストとして

みちこのみたせかいを、どう伝えたのか。

それが果たして、世の中を、人の心をどう動かしたのか。

すべてはあなたのこころのなかに🫶




下記、余談です。




今年の夏、大好きな祖母が他界しました。

老衰でした。

身内の死を経験するのは、とても久しぶりなことで。

大人だから大丈夫かな、なんて思ってたけれど

ぜんぜんそんなことなかった。

心も身体もズタボロになっちゃってさあ〜



私の祖母はとても綺麗で、かっこよくて、かわいくて

強くて頭の良いひとでした。


私にみかんをわけてくれるときは、

かならず白い筋をすべてとってくれるという神対応。

(今は白いのもたべてるぞ!)


いつ頃からだったかは忘れてしまったけれど、

私のことを忘れてしまうくらい

認知症が進んでしまったことがありました。


自宅介護から老人ホームに入ってからしばらくして、

認知症の!症状が!みるみる回復して!!!!

施設の方とのコミュニケーションを繰り返すうちに、

私のことを、等身大でわかってくれるようになったんです。

またいつもみたいにお話できるんだー!って

嬉しくて嬉しくて、飛び跳ねてよろこびました。


それから約10年ほど経って、

認知症も進み、座っていることもままならなくなり寝たきり状態に。

コロナ禍もあったけれど、なるべく会いにいけるときは行ってました。


認知症になってから、昔の話をよくしてくれていました。

丁寧に、一生懸命に伝えてくれて、

ばあばにとってはその頃がかけがえのない宝物だったんだろうなあ。

もしかしたら、ずっとその世界にいきたいのかなあと

思っていたこともしばしば、あったんです。



そしてその時は突然やってきて、

お空に飛び立ったばあば。




悲しみにくれてしばらくしてから、

「みちこのみたせかい」出演の話がやってきたのです。



タイムリーすぎませんか?





超悩んだ。今の自分に重なりすぎて、
耐えきれないかもしれないって。
考えた末、挑むことにしました。


オープニングで歌わせていただいた主題歌の
「桜咲く春」は、ひとりで練習してる時に
泣いちゃって歌えなかったけど。


この歌のとおり、笑っていかなきゃなと
背中を大きく押してくれた大切な曲となりました。


きっと、お客様の中にも
実際にご自身と重なる部分があったりして
心を揺さぶられた方がいらっしゃるかと思います。


どうか、ゆっくり。ゆっくりでいいので
歩みを止めずに進んでいきましょうね。


大切な人がいなくなる瞬間。
おおきすぎる壁だし、完全には乗り越えられてないかもしれないけれど
私は前を見つめて、ただ歩くだけです。







さくらをみるころに、
きっとまた思い出すでしょうね









゜・*:.。. YUI .。.:*・゜