今日は、空室対策として
よく紹介されている「ステージング」
これって本当に必要?というお話です。
「ステージング」とは…
色んな業界で使われている言葉ですが、
住宅業界では、「ホームステージング」と呼ばれ、
売出し中のお部屋やモデルルームを
家具や照明、小物などで演出することを意味しています。
分譲マンションのモデルルームや、
住宅展示場のモデルハウスがイメージしやすいですね。
特に「新築物件」は、
形の無いものを買ってもらいますので、
完成形をイメージしてもらうことが重要です。
「ステージング」が採用されているのは、
新築物件だけではありません。
賃貸物件でも、
内見や入居を促進する目的で
ステージングが行なわれています。
空室対策の勉強をされている大家さんには
お馴染みですね^^
物件全体の数から見ると、
ステージングを行なっている物件は
まだまだ少ないです。
そのため、競合が多い地域では、
強力な「差別化」になります。
ただし、重要なのは、
「ステージング」は内見者へのアピールだ、
という点です。
つまり、
内見を希望してくれなければ、
どんなに頑張っても意味がない、
ということです。
問い合わせもそこそこあって、
内見してくれる人もいるけど、
入居申し込みに繋がらない…
という場合には効果抜群!
ですが、
問い合わせが少ない、
内見希望者が少ない、という場合は、
ステージングよりも先に、
他の対策が必要だと考えられます。
ステージングは、
家具やインテリア小物を設置して終わり、
ではありません。
ステージング効果で見事!
入居者さんが決まった後は、
使っていた家具やインテリア小物の
行き先を決めなければなりません。
入居者さんにプレゼントする場合も、
「いらない」と言われた場合の対応を
考えておかなければなりません。
あまり大きなものを置くと、
搬入や搬出、保管も大変です。
ごちゃごちゃした飾りが多いのも、
埃が溜まる原因です。
計画的なステージングのコツは、
「演出」と「メンテナンス」のバランスですよ♪
最後までお読みいただき、
ありがとうございました^^