前回私のLINEいじめの被害について記載しましたが、私が一番辛かったことは「先生たちが最後まで私の話を信じてくれなかったこと」です。
なぜ先生達は私の言うことを信じてくれなかったのか?
それはグループの人たちが事前に私の事を先生に相談していたからです。
きっと初めのうちはグループの人たちも本当に私のことを考えてくれて先生に相談してくれていたと思います。足手まといの私がどうやったらもっと早く上達するかをみんなで色々と考えてくれていたと思います。たぶん・・・。(整体のアルバイトを辞める際に、先生がグループの人たちから私の相談を受けていた事を教えてくれました。)
ですが、一人が落ちると全員が連帯責任をとらされるという恐ろしいシステムのせいで私がみんなの足を引っ張ってしまい、グループのみんなのイライラが頂点に達してしまったのでしょう。
最初は善意である相談だったために当然先生たちはグループの人たちの意見を信じ、それが徐々に悪意に変わっていったのに気付けなかったのかもしれません。
最終的には、その「善意」は「悪意あるいじめ」に変わってしまい、グループ全員で先生が私の意見を信じないような状態を作ってしまいました。そして先生たちはいじめのことにはまったく気づかず、逆に私のことをグループ全員からいじめを受けていると思っている被害妄想者として見るようになりました。(皆はあなたの事を考えて頑張っている。あなたの努力が足りないから、神経過敏になりすぎているのではないかなどと言われました。)
グループ(多数派)での意見が優先され、同期全員からの具体的な聞き取り調査もなく、私一人(少数派)の意見は抹殺されました。
「私の言っていることを誰も信じてくれない。」
「ちゃんと話も聞いてくれない。調査もしてくれない。」
そんな想いを抱えながら、
心がポッキリと折れてしまい
頑張る意欲も、生きる意欲も失い、
グループの人たちのいじめも止まらず、
絶望した私は自殺の一歩手前までいきました。
しかし前回も書いたようにこれは最終的には誰かが悪いというわけではありません。だから私は今回の小学生・中学生からのLINEいじめの相談があるまでは、この内容はブログにも書かず一生封印していようと思っていました。
きっと私のような状態が小学校や中学校、高校、大学、会社など「組織」と言われているところでは当たり前のように行われ、誰も信用できない状態に追い込まれ、絶望に陥って自殺している人たちが毎日大勢いるのでしょう。
ちなみに私はこの世には「自殺」なんてないと思っていて、「自殺」という名の他殺である。と言っています。最初から自殺したい人なんていません。自殺するような環境や状況に追い込まれてどうしようもなくなってしまった結果、自殺しているだけです。
私の場合、技術がなくてみんなに迷惑をかけていたのは
事実でしたので我慢するしかありませんでした。
↓↓ほんと、こんな気持ちでした。↓↓
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2年前には離婚問題や学校のいじめ問題に対しての法的な知識はあったものの、労働という部分ではまったく法的な知識がなかった私は「いじめられてもしょうがない。」とすべてを諦めて戦うこともできませんでした。
今であればその状況は「パワハラ」と解釈し問題が発生した時点でそれなりに対抗措置を取ることもできるでしょうが、それも今となっては後の祭り。
ですがそのようなLINEいじめの経験のおかげで、私は労働に関する法的な勉強を懸命にし権利に対する知識がだいぶ身につきました。そう言った意味ではその知識を得るためには、このLINEいじめの経験は必要なものだったのでしょう。
結果的に言うといじめに関しては、
子供のいじめは、学校に相談しても埓(らち)があかないことが多いですので、教育委員会に行って相談した方が早いです。
大人のいじめは、職場に相談しても埓(らち)があかないことが多いですので、労働基準監督署に行って相談した方が早いです。
職場や学校のいじめ(パワハラ)などで自殺する人が後を絶ちません。年々自殺者数は減少していますが、まだまだ国が把握して統計で取っている数字は氷山の一角だと思います。
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《自殺の状況》
自殺者数については、警察庁、厚生労働省、文部科学省で扱っているものが違います。警察庁では平成30年現在、厚生労働省では平成29年まで、文部科学省では平成28年までの統計データが最新のものになります。
今回は小・中学生をテーマに扱っています。各省庁から学生の自殺に関するデータを元に、自分なりにわかりやすく表を作ってまとめてみました。
《警察庁/平成30年度現在》 最新データ
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平成30年3月16日 平成29年中における自殺の状況
厚生労働省自殺対策推進室
警察庁生活安全局生活安全企画室
※ 平成29年度/年齢別による自殺者数
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※ 平成29年度/学生の自殺者数(未成年・成人含む)
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※ 平成29年/学生の学校問題による自殺者数(未成年・成人含む)
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※ 平成29年度/年齢別(未成年)の自殺理由
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※ 平成29年度/学生・生徒の自殺理由
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※ 平成28年度/学年別(学生)の自殺児童者数
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※ 平成28年度/児童生徒の自殺理由
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月別自殺者が最も多い3月の自殺対策強化月間に伴い、自殺防止対策のために厚生労働省が平成30年3月に1ヶ月間だけSNSを活用した相談を行いました。その結果がこちらです。
平成30年3月1日〜3月31日の1ヶ月間の統計です。(各団体によって営業時間が違いますが、10:00〜26:00までが相談可能時間になっています。)
ここで注目してもらいたいのが、相談している性別・年齢層と内容です。私が10月7日・8日に東京国際フォーラムで行われたC CHANNELのイベントで小学生・中学生の女生徒達からLINEいじめに遭っている相談を受けましたが、↑の統計を見ても年齢的に19歳までの未成年と20歳〜29歳(大学生・専門学生含む)からの相談が8割以上になっています。
さらに詳しく見ていくと男女比で見ても圧倒的に女性からの相談が多く、全体の85%以上が女性からの相談です。
相談内容はさらに深刻なものになり、「メンタル不調」や「自殺念慮」の相談が最も多い結果となっています。
このような各省庁の様々な統計を見ていると、今の子供達を取り巻く状況がよくわかります。自殺したくなくても自殺に追い込まれる子供達がたくさんいます。
大人達が子供達の言葉では伝えられないSOSに早く気付いて、SOSに対する措置や支援(擁護)をすみやかに行うことが本当に大切です。
→【⑤ 小学生・中学生編】「いじめ」について書くはずでしたが・・・。に続く
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