蛇足日記 第51州などと謳う米国人の妄想
今日は妻のご先祖のお祭りであるフェスティバル・デゥ・ヴォエジャーへいってきた。私の妻の曽祖母はラジモディエ家(Jean-Baptiste Lagimodièreは妻の6代の祖父)の家系で北米に於ける毛皮取引の先人としてクェベックに所在する北西会社の毛皮交易の調査員として王政フランス領クェベックから紅河(Red River)植民地域へ在留したのち。英国王室勅許ハドソン湾会社に雇用され英国王室植民政策の一環で原住民との交渉役として活躍した。1807年にジョン-バティステ・ラジモディエが原住民との交渉に挑む絵カナダ設立の特殊性はフランス王室と英国王室の複雑な商業圏戦争の上に存在し、フランスがフランス革命で王室を失うとフランスカナダ人はフランス王家の親族である英国王室に忠義を持つことになった。フランス革命と王道派カナダ人の歴史はまた後ほど。現在もフランス王国の象徴であるフルール・ド・リスとカトリック教徒、フランス王室の色であるロイヤルブルーがあしらわれたフレンチカナダクェベック州旗ここで特記したいのはカナダの国は米国の様に本国で下層階級にいて新天地を求めたのでは無く、英国とフランス帝国の覇権争い(親族間での)の中で更なる資源獲得を目指し王室貴族階級の直下軍人が指揮を取り建国した歴史背景に両国の大きな違いがある。短直すると、歴史的な社会クラスが違うのである。そんな話も今は昔、皆平民になり意味のない話であるが、息子達には英仏王国黄金期の歴史的人物の血族であることに誇りを思ち、米国人との伝統の違いを学んで欲しいと思う日本人の父親であった。行進曲勇敢なるスコットランドをケルト軽音楽に編曲した音楽。植民時代を再現した鉄鍛治のデモンストレーション