ムスッとした顔で帰ってきた子どもの話の聞き方 | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。

薮内(やぶうち)ゆかりです。
 
 
ゆかりんと呼ばれております。
  

 

 

 

 いつもと違う子どもの姿

 

 

子どもが明らかに怒っている、不機嫌で帰ってきた、もしくはいつもと違う感じで、コレ…何かあったなと思うとき。

 

 

 

 

何があったのか聞きたい!と思う親御さんは多いんじゃないでしょうか。

 

 

どうした?

何があった?

と話を聞いてあげたい。

 

励ましてあげたい。

 

子どもに笑顔になってもらいたい。

 

 

 

今日は、そんな時の話の聞き方についてお話しますね。

 

 

 

 三男不機嫌で帰宅

 

連休中、遊びに出ていた三男がムスッとした顔で帰ってきました。

 

 

明らかに怒っている様子。

 

 

私「どうした?怒っているみたいだけど」

 

 

何があったか聞きたくなりました。

 

 

でも、その時すぐには答えず、ドスッとソファに座り込む三男。

 

 

 

話してくれようとしないので、モヤモヤが大きくなっている自分に気づきました。

 

 

ムスッとしたままの三男。

 

きいても答えてはくれません。

 

 

 

聞き出したい思いがムクムク湧いてきます。

 

 

 

前は、何度こちらから聞いても話してくれないからと意地になって質問しまくったことなども思い出しました。

 

 

どうにも話してくれないから、

 

「もうしらんよ?困っても自分でなんとかしてね」

 

なぁんて、突き放して言っちゃったりもしたこともありましたね(^^;

 

 

 

 話したいタイミングがある

 

 

『話を聞く』ということは、こちら(聞く側)が聞きたい、聞けるタイミングで聞くことではありません。

 

 

聞き出すことでもありません。

 

 

話を聞くことを学んで実践するようになってから、子どもも話したいタイミングがあるんだな、って知りました。

 

 

 

 

つまり、言えない・話せないってことは…

 

『今は話せない状態なんだな』

と認めることが大事

 

 

 

 

言わなくていいけど、心の中で

 

 

 

今は話せないんだね

と、聞くのです。

 

 

 

 

私ね、学んでも最初のうちは本当に聞き出そうとしてたんです。

 

 

なぜなら、私が早く内容を知りたかったから。

 

私の安心のために聞き出そうとしてたんですね。

 

 

 

聞くことの目的は、相手に安心感を与えること、と講座ではお伝えしています。

 

 

自分の不安の解消のために聞いていたな、って振り返って思います。

 

 

 

 

 話してくれなきゃ聞けない!

 

 

聞くことはいいこと

 

でも話してくれなきゃ意味ないじゃん?

 

だから話してよ!!

 

って。

 

恥ずかしながら、それがあなたのためになるのよってくらい思っていました。

 

 

 

その態度が余計子どもに話しにくくさせていたとは思いもしなかったよねぇ。

 

 

 

 

怒っている様子で何かあったんだな、とは子どもを見て分かりますよね。

 

 

 

でね、そこで止めておいても大丈夫。

 

 

 

本人は今、そこに自分で向き合っている証拠。

 

 

 

話すことだけが子どもを癒せるわけじゃない。

 

 

 

話せない時があってもいいということを親が認めること。

 

 

 

どうしても、何も言わずにはおられないなら、

 

「何かあったんだね。話したくなったら聞くよ」

 

と声を掛けてもいいですね。

 

 

 

 

子どもが話すタイミングは、別にすぐじゃなくてもいいはず。

 

 

 

 

もし、子どもが話してくれない!

 

聞いてあげたい!

 

 

そう思うなら、その子が話してくるタイミングを待ちましょう。

 

 

聞き出したくなるけどね。

 

意外と渦中じゃないときの方が話せるということもあるものです。

 

 

 

話さないことも受け止めること。

 

 

なんなら話さなくても大丈夫だよ。

気持ちの折り合いをあなたはつけられる。

 

とベースで信じていられるともっといいですね。

 

 

 

子どもが親に全部話さなければいけないということはないから。

 

 

 

もしここにモヤモヤするなら、

 

 

親は子どものことを把握するべきだ

すべて知っているべきだ

子は何かあった時、親に話すべきだ

 

のような価値観をお持ちかもしれません。

 

 

どうしてもモヤモヤするなら子どものこころのコーチング講座にいらしてね 。

 

 

 

 その後の三男

 

 

三男は、すぐはムスッとした状態で手持ち無沙汰な状態でした。

 

合間に実母が訪ねて来たこともあってね。

 

 

YouTubeを見たりパソコンゲームをしたりしていましたが、実母が帰ったところで何があったのか自分から話し出しました。

 

 

 

内容はザッとこんなところ。

 

二男が、

 

「今日は三男がゲームを使えばいい」

 

と言っていたはずなのに友達の家に持っていった。

おかしいと言い、ゲームをもらいに行ったら、

 

「そんなことは言っていない」

 

と返してきたから、

 

「もう帰ってくんな!」

 

と言ってきた、と憤慨していました。

 

 

 

話し出したらそれも、ただ

 

「そうなんだね」

 

と聞きました。

 

 

そこまで言わんでも…とか、二男もまた都合のいいことばかり言って~と心の中では思うけどね。

 

 

私がしたのはほんと、ただそれだけ。

 

 

「二男は本当にひどいやつだね!」

 

とか同調して言わなくていいんです。

 

 

「〇〇したらいいんじゃない?」

「同じ目に合わしてやればいいんじゃない?」

 

等も言わずに、話を聞きました。

 

 

 

話を聞くってね、誰も悪者にせずに聞くことができるんです。

 

 

 

そしたらそのあと、外遊びに行ってくる!と公園に出かけていった三男。

 

気持ちの折り合いをつけられたかな。

 

 

その後文句は言ってはいたもののケンカがそこまで尾を引くこともなく、普通に過ごしていた三男でした。

 

 

 

 聞き出すではなく聞く

 

 

話を聞こう!とこちらが前のめりになればなるほど、聞くではなく聞き出すになりがち。

 

そうなると子どもは話したくなくなります。

 

 

みんな誰しも言いたい時に言いたいよね。 

 

 

最後、まとめます。

 

ムスッとした顔で帰ってきたら、

 

●聞いても答えようとしないなら、今は話したくない時。そのままにして本人が話してくるタイミングを待つ。

 

●どうしても何か言いたいなら、

「何かあったのね。話したくなったら聞くよ」

と伝える。

 

●話し出したら肯定も否定もせず、

「そうなんだね」

と聞く。

 

 

明らかに不機嫌なのになかなか話してくれない…というお子さんにモヤモヤしたとき、参考になれば幸いです。

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

 

薮内ゆかり

 

 

 

 

 

 

 

 

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