「オレに死ねって言っとるのと同じやぞ!」長男が再び不登校になりました。 | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。

薮内(やぶうち)ゆかりです。

 
ゆかりんと呼ばれております。
 

 

 

 

長男が再び不登校に

 

 

5月からいろいろと講座のお知らせやら、激しく忙しくさせてもらっていました。

 

 

その一方で家庭では、中1長男が5月の終わりごろから不登校になりました。

 

 

 

たくさんの葛藤がありました。

 

 

話したいことがだいぶ渋滞しております(^^;

 

 

でもサラッと書けるような内容でもなくてね。

やっとこ落ち着いて書けそう。

 

 

 

 

5月終わり、中間テスト前あたりから少しずつ休む日が増えていきました。

ちょうどそのテストも出れず。

 

 

「次の週の月曜は4限までだからそこなら行けそう」

「オーケストラ観賞は行きたい」

 

 

そう言いつつ、当日の朝にはやはり無理。

 

 

久々に、行こうと思っているのに、できなくなっていく長男。

 

 

これ、以前もありました。

前日には明日行くっていうのに、できないやつ。

あるあるね。

 

 

 

 やはりか…

 

というガッカリに似た思いと。

 

 

 でもよくここまで頑張ってきたな

 

という労いと。

 

 

 ここからどうする?!

 

という不安や焦りと。

 

 

一番不安や焦りがグワァ~っと押し寄せてきました。

 

 

一度経験しているからといって、どうぞどうぞとダチョウ倶楽部並みに気楽に言えるものではなかったんですね。

 

 

前ほど抵抗は大きくなかったけど。

 

 

 

 

また、あのしんどい思いをするかもしれないのか…。

 

と一度経験しているからこその苦みを感じたのは言うまでもありません。

 

 

 

 

イライラ爆発

 

 

そして中学生の長男が休みがちになったらね、学校に不満を持つ二男三男も休みたい、3人同時に休みなんて日も増えましてね。

 

 

私自身イライラが増えて、勢いつけて3人とも行かせたくなった日がありました。

 

 

二男、三男が渋々学校に行った後。

 

 

長男も背中を押した方が行ける時も以前はあったので、行くように勢いのまま言ってみました。

 

 

 

 

そしたらね。

 

 

 

 

「オレに死ねって言っとるのと同じやぞ!」

 

 

 

 

そう大きく反抗されましてね。

 

 

 

ハッとしました。

 

 

 

勢い余ってやってしまった。。。

 

 

 

 

言葉だけで見ればビックリかもしれませんね。

 

死ぬなんて言葉はドキッとするでしょう。

 

 

それだけ、

 

“学校に行くのが死ぬと同じくらいつらい”

 

と言っているのだと後で私は解釈できました。

(あくまでも、後で、そう思いましたよ)

 

 

 

 

でもね。

 

実はそう言われたとき、同時に嬉しさもありました。

 

 

 

そうやって嫌だということを口で伝えてくれたことに。

 

 

以前は行きたくなくても、何も言わず。

ただ黙るだけで抵抗…だったから。

 

 

 

言ってくれてありがとうって思った。

 

 

 

 

しくじり

 

 

でもそこで引き下がる私ではなかった…(オイ

 

 

ちょうど休み始めてから1週間、というところ。

 

 

その後も、どうも焦る気持ちが口から出ちゃいましたね。

 

 

 

長男に向かって、

 

「ここが踏ん張り時だよ」

 

と私、言ったんです。

 

 

 

この後も行けなかったら、もう行けなくなる。

 

頑張ってきたじゃん。

 

長男ならできるよ。

 

もしも戻りたいと思っているのなら、戻れるなら今だ。

 

 

 

とも。

 

 

 

 

お分かりでしょうか?

 

 

 

 

全く話を聞けておりません(苦笑)

 

 

 

脅し&励ましの言葉のオンパレード…やっちゃってるぅ。

 

 

 

 

これ、私の焦りや不安をぶつけてるだけ。

 

こうやって冷静になって書いていれば分かります。

 

 

 

学校に戻したい気満々…(汗)

学校に戻る前提で話を進めようとしている…(脇汗ブシャー)

 

 

今少し無理してでも少しずつでも行けば、、、と思う自分の気持ち。

なんとか行かせたくてたまらない気持ち。

 

 

 

この時は本当に聞けなかったです。

 

恥ずかしいけど、やっちまったしくじり話です。

 

 

 

 

 

本人はもう限界をとうに超えていたんでしょうね。

そこに親の不安からさらに無理をさせようとしていたことに気づきます。

 

 

 

この時、遠慮せずハッキリ言ってくれてほんと良かったって思う。

 

 

 

ブーメランブーメラン

 

 

その後ね、たまたま私買い物に出たんですね。

 

帰り道、運転しながら考えていました。

 

 

 

「ここが踏ん張り時だよ」

 

頭の中で自分が長男に向かって言った言葉がループしています。

 

 

 

ブーメランが飛んできました。

 

 

 

 

踏ん張り時なのは…

紛れもないやん!!

 

 

 

 

学校に行くか行かないかじゃない。

どっちになっても…長男は大丈夫だ。

 

と踏ん張って見守る時なのは…私じゃないか。

 

 

 

 

 

長男に言った言葉は…自分に向けての言葉だったんだな。

 

頭にブーメランが戻ってきて刺さった(笑)ような感覚になりましたよ。

 

 

 

 

同時にね、

 

あぁ、私長男が学校に行ってすごい嬉しかったんだな

学校に行ってほしいって思いがやっぱりあるんだな

 

って改めて自分の気持ちに気づきました。

 

 

うんうん、あるよねって認められた。

 

 

 

そしたら胸がジーンってして、こみ上げるものがありました。

 

 

 

学校に行かない諦めっていう感じではなく、そんな自分がいたことに気づけたこと。

 

 

そこから長男がどちらを選んでもいいと腹をくくろうと思えたのは、私にとって良かったと思います。

 

 

 

早く気づけてよかった。

 

 

 

 

 

元に戻れる関係

 

 

帰ってきた後で、

 

「あの踏ん張り時だって言ったの、お母ちゃん自身に言いたいことだったわ」

 

ということは長男には説明したんです。

 

 

どれだけ言い合いになったとて、今でも長男とは普通に過ごせているのが嬉しいなぁって思う。

 

 

 

ぶつかっても大丈夫。

 

 

ケンカしても大丈夫。

 

 

 

 

今は不安定なところもあるのか怒られるようなことがあると長男が爆発することもあるんですが。

 

 

 

ぶつかり稽古が怒っても大丈夫。

 

 

 

きっと私とのやりとりで苦い思いはしただろうし、今はあまり学校については話したくないかもしれない。

 

 

すぐは話さなかったけど、後から何でもないゲームの話をしてきています。

 

そういう雑談をフムフムと(興味は全くないけど)聞いています。

 

 

本人も学校のことに関しては葛藤の時でしょう。

 

 

 

学校に行かなくなって約1ヵ月経ちます。

 

 

 

長男ね、ちょこちょこと学校についての我慢していたこと、つらいと思ってたことは話してくれています。

 

 

だから私自身、安心できているのもある。

何にも分からないよりいいよね。

 

 

 

「聞く」って相手の立場にたって、その気持ちを聞くこと。

 

情報を聞くことではない。

 

 

そして、できるときは自分の気持ちを横に置いて聞きます。

 

 

 

いつも横に置けるわけじゃないけど、できるときもできないときもあってもいい。

 

 

でも…聞けるときは聞きたいって思っています。

 

 

 

こうやってケンカをしたとしても、元に戻れるのは本当に助かる。

 

 

話を「聞く」ことで、私と長男がぶつかっても大丈夫な信頼関係を作ってきたおかげでもあるなって思います。

 

 

もしそんな土台がなかったら…思春期というのも相まって、引きこもって話しかけてくることなんかなかっただろうな。

 

 

私は、長男との関係でやっぱり「聞く」ことを大事にしていきたいし、本人が決めるまで待ちたい。

 

 

 

この先、どんな道に進んでいくか分からないけど、長男のタイミングでやりたいと思ったことを見つけていってほしいなって思います。

 

 

 

こちらはメルマガで配信したものだけど、端折ってブログに転記しました。

 

 

 

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