兄弟ゲンカでの親の役割はこれ1つだけ | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。

薮内(やぶうち)ゆかりです。
 
 
ゆかりんと呼ばれております。
  

 

 

2年前の記事の加筆修正したものです。

 

 

 

流血騒ぎのケンカ

 

 

うちの3兄弟。

 

ケンカは日常茶飯事です。

 

時に派手なケンカになり、血を流すこともしばしば。

 

 

二男 VS 三男

 

 

流血。

 

 

見ていたら、ほんとに些細なことでのケンカなんだけどね。

 

 

先に手を出した三男でしたが、一番目に見える傷は多い。

たくさんやられておりました。

 

もちろん大泣きです。

 

 

二男も目立った傷跡はないけど、おでこを爪で引っかかれてだいぶ痛かったみたい。

シクシク泣いておりました。

 

 

 

 

ごめんなさいを促していた過去

 

 

昔の私ならそんな時、こうしていました。

 

 

①両方を怒る

 「ケンカ両成敗!お互いにあやまりなさい」

 

②自分が見たところからどちらかが悪いと判断

 「あんたからけしかけたんでしょ!」

からの、もう片方にも、手を出したならあやまりなさいと促す。

 

 

とにかく、子どもたちに

「ごめんなさい」

を言わせようとしていました。

 

 

家で言えないことは外でも言えない!!

 

と思ってたので、言わせることが大事!としつけのつもりで言っていましたね。

 

 

 

ハッキリ言わずとも、

 

「何か言うことない?」

 

「こういうときは何て言うんだっけ」

 

と誘導。

 

 

 

 

 

 

謝れる子になってほしい

 

そういう期待はありました。

 

 

 

でもね、それだけじゃなかったんですね。

 

 

謝れば、ケンカは終わった…

 

と私が安心するから

 

 

そう気づいたんです。

 

 

 

争いをずっと見ていたくはないという自分の不安を解消したいからもあったこと。

 

 

 

すべて子どものためとは言い切れなかったのです。

 

 

 

私みたいに、

 

ちゃんと謝れる子になってほしい。

早くケンカをやめてほしい。

 

 

そう思う人って多いんじゃないでしょうか?

 

 

 

でも、そうされた子ども側はどうでしょう?

 

 

お母さんの言うとおりにしようと思うでしょうか?

 

「ごめんなさい」

 

とその時は謝ったとしても、見えないところで悪いと言われた方がまたケンカをふっかけたり、意地悪していたかもしれません。

 

 

親がケンカをジャッジすると、子どもにとってはモヤモヤが残るだけだったりします。

 

 

「ほらっごめんなさいは?!」

 

って言葉。

いろんなところでよく聞きます。

 

 

 

 

それ、何のために謝らせたいの?

 

 

って自問してみてほしい。

 

 

ケンカにはそれぞれの理由がある。

 

 

たとえ相手の体を傷つけたとしても、子どもにとって正当な理由、気持ちがそれぞれにあるんだよね。

 

 

だから見た目の傷跡でどっちが悪いという決めつけはしたくない。

(夫は傷が多い三男をかばってたけど)

 

 

うちでは基本ケンカは当人同士に任せておきます。

 

もちろん危険なことをしようとするときは止めますけどね。なのでうちに遊びに来た友達は驚くことも多いみたい(笑)

 

 

 

 

モヤモヤを抱える

 

 

以前、私と二男でケンカした時許せないままでもいいって思ったことをブログにしました。

 

 

 

この時と同じように

 

子どもがモヤモヤした気持ちを持ったままでもいい

 

そう思えるようになったことや、謝ったり挨拶したり感謝の言葉を子どもに『言わせる』必要性に疑問を持ってもいたので私からあえて謝ることは促しませんでした。

 

 

 

 

私がしたことは、たったこれ一つ。

 

それは…

 

行動するに至った気持ちをそれぞれに聞いただけ。

 

 

泣いてしゃべることができないときは求められれば抱っこする、背中を撫でる程度。

 

 

落ち着いてきたら子どもは話し出してくれました。

 

 

こういう時ってね、子どもは自分から見た側のことしか話せません。

 

それは親にしてみれば言い訳ともとれることのオンパレードだったりします。

 

 

「だってねー!!こいつがこうしてきたんやもん!」

 

「ちがうし!それはおまえがこうしたからやろ」

 

 

またもやケンカ勃発の勢い。

 

 

できれば一人一人場所を変えて聞いてもいいですね。

 

 

 

それぞれ話した後に、

 

 

「そうか、三男はそれが嫌でひっかいたんだね、くやしかったんだね」

 

「二男はこうされたから嫌だったんだね、いきなり後ろからはびっくりしたね」

 

 

 

 

こういう事情を聞いた時。

聞き方としては、

 

「だからって攻撃はいかん!」

 

という叱る言葉等、否定はしません。正しさを言うこともありません。

 

いろいろ思うことがあっても、一旦その自分の思いは横に置いておきます。

 

最初は、やろうとしても言っちゃったり喉元で言いたい言いたい…ってなる人が多いかな。

 

 

 

基本は同じ言葉を繰り返す『オウム返し』、見ていて聞いていて分かった気持ちの代弁もします。

 

それぞれに、

 

“あなたの気持ちはそうだったのね”

 

を受け取るつもりで。

 

 

2人に、

 

「痛かったね」

 

は言いました。

 

 

そうやって子どもたちの話を全て聞いた後、

 

「2人とも、言葉で言えたらいいね」

 

と伝えました。

 

 

 

もしくは考えさせてもいいですね。

 

どうしたらお互いに傷がつかずに解決できるかを。

 

 

ただ、質問は「聞く」ができていないと成り立ちません。

 

あー言えばこー言う関係なら子どもはなにも言いません。

 だって怒られると思うから。否定されるって思うから。

 

最初からそれは違うだろうって言われる相手に話そうとは思いませんよね。

 

だからまず「聞く」ことが大事なんです。

 

 

 

話は戻りますが、2人とも勢いよくしゃべってたトーンがそれぞれ落ち着いていくのがわかりました。

 

 

その後は20時前でしたが昼寝してなかったこともあったので寝かしつけました。

(夕方うとうとしかかってた)

 

 

その行動は良い!とか悪い!とか親がジャッジしなくても、本人たちはやってしまったということは自分で感じているのですよね。

 

 

 

 

翌朝のホッコリエピソード

 

 

翌朝。

 

私は寝ぼけまなこだったけどホッコリしたことがあったんです。

 

 

三男から二男に向けて。

 

 


三男「二男、昨日ひっかいて…ごめんね」

 

 

二男「…うん」
 

 

 

2人だけのやりとり。

 

 

たった一言ずつだったんだけど、あぁ、心からの言葉だなぁって思った。

 

 

ケンカした後のモヤモヤした気持ちを三男は自分で解消したんだなぁ

 

そしてそれをふざけることもなく素直に受け取った二男。

 

 

 

そんな2人に嬉しくて朝から心があったかくなりました。

(そして私は気持ちよく二度寝へ…)

 

 

 

私から謝ることを強制していたら。

 

2人ともモヤモヤしてまた他のケンカを引き起こしていたかもしれない。

 

三男が自分から謝るまでのモヤモヤの時間を味わうこともなかったかもしれない。

 

謝らせることは三男が自分で考える、モヤモヤを抱える時間を奪ったとも言えるんですよね。

 

 

ごめんなさいを促していたら私の自己満足になっていただけかもしれないですね。

 

そしたらこの光景はなかったんだろうな、ホッコリした時間は流れなかったんだろうな。

 

 

と思うと、

 

 

仲裁も何もしなくていい。

 

 

聞くだけで十分だ

 

 

そう思うのです。

 

 

 

私はただ「聞く」だけでいいんだな。

 

と思わせてくれたエピソードになりました。

 

 

三男は自分で解決する力を持っている。もちろん二男も。

 

 

 

子どもがきょうだいゲンカをしても親が話を聞く役割になればいい。

 

 

目に見えないけど、私はとても温かいものを子どもたちからもらった気がしました。

 

 

 

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満席御礼で終了しました

 

ありがとうございます。

 

 

 

薮内(やぶうち)ゆかり

 

 

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