「なぜ?」が人を傷つけることもある | 金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

金沢市で小学生の不登校に親が振り回されなくなる方法

不登校・登校しぶりの親が、気持ちの「聞き方」を改善すると不登校に振り回されなくなります。
石川県金沢市を中心に、安心感を得る聞き方講座や相談を開催。
気持ちを聞くと不登校の子どもが救われ、同時に親自身も安心。子どもとの信頼関係を取り戻せます。

こんにちは。

 
娘「あ~なたのおなま・え・は?」ルンルン
 
私「やぶうちゆかりですっ」ニヤニヤ
 
娘「ちやう(ちがう)!!」プンプン
 
 
ポーン
 
私「ママです」
じゃないと娘のOKが出ません(笑)
 
 
ゆかりん こと 薮内(やぶうち)ゆかりです。
 
 
元小児科ナース、
子どものこころのコーチング協会
インストラクターをしております。
 
ゆかりんってこんな人(自己紹介)
 

 

 

使える質問術

 

本やスクールで改めて

コーチングの勉強をしていて、

 

 

子どもとの会話でも使える!

 

 

と思ったこと、

勉強になったことをシェアしますね。

 

 

 

 

それは

 

 

 

「なぜ

(なんで)

~したの?」

 

 

 

という質問について。

 

 

 

 

これって子どもを怒る、叱る時にも使ってませんか?

 

大体は原因究明のために使う質問だと思います。

 

 

 

責められたと感じた長男

 

実際、うちの長男(小5)は

 

登校しぶり、不登校気味でしてね。

 

 

 

学校に行った時(同伴での時も)

 

クラスメイトに

 

 

「なんで学校こんの?」

 

 

と聞かれます。

 

 

 

 

子どもにとったら素直、素朴な質問・疑問なんだと思います。

 

そして裏には来てほしいという気持ちがあったりする場合もあります。

 

 

言い方によって悪意がないのは

私も分かります。

 

 

 

 

しかし、答えられない長男。

 

 

正直、私にきかれても答えづらい。

 

 

 

これといった答えがないから

もしくはそこまで話す間柄じゃないから

詳しく話してる時間がないから

 

 

話したくない

 

 

というのもありますかね。

 

 

 

 

以前

 

長男は、そう聞かれることが

 

 

責められているように感じる

 

 

そう教えてくれたことがありました。

 

 

 

「なんでそんなことしたの?」

 

 

ついつい子育てをしているうえで

言いたくなる言葉です。

 

 

私も咄嗟に出ます。

 

これまでも、どちらの意味でも使ってきました。

 

𠮟責でも原因究明でも。

 

 

 

 

考えてみてください。

 

 

なぜ?や、なんで?  の後ろには

 

どんなつぶやきが生まれますか?

 

 

 

「なんで学校こんの?」

 

右差し(…みんな来てるのに)

 (…私だってイヤなの我慢してるのに)

 (…心配だよ、来てほしいよ)等

 

 

 

後ろにあるつぶやきによって

口調も顔も変わりませんか?

 

 

 

 

「なんでお空は青いのー?」

 

みたいな可愛い質問ならいいんですがねぇデレデレ

 

 

 

 

「なんで~したの?」

 

 

は責めてる言葉にも捉えることが出来ちゃうんですね。

 

 

 

それはもう

相手の受け取りようによってなんだから

どうしようもないじゃないか

 

とも思いますかね

 

 

 

ビジネスコーチングの本だったけど

 

「なんで目標達成できなかったの?」

 

ってきかれるのと、

 

「何が具体的に目標達成の障害になったの?」

 

ってきかれるのとでは違うよね。

 

これは言い方もあるけど

文字だけでも違うなぁって思ったんです。

 

 

だからここって

質問の仕方で避けることもできるんじゃないかなと思いました。

 

 

 

なぜ?でなく何が?

 

責める印象を持たせることなく、

原因や理由を聞きたいとき。

 

 

代わりにこの言葉を使うのはどうでしょう?

 

 

 

WHY

(なぜ、どうして)


じゃなく

 

WHAT

(何、どんな)

 

 

で訊くんです。

 

 

 

「困っていることは何?」

 

「そのときどう感じたの?」

 

 

みたいな言い方ですね。

 

 

上のビジネスコーチングの

「何が障害になったの?」

もそうだよね。 

 

 

 

 

「なぜ学校に来られないの?」

 

 

より

 

 

「何か困ってることはある?」

 

 

そうきかれる方が受ける印象は違いませんか?

 

 

 

たとえば兄弟ゲンカ

 

兄弟ゲンカで兄が弟を叩いて

弟が泣いて母のところにきたシチュエーション。

 

 

「なんで叩いたの?」

 

 

って兄にきく

 

 

とか、よくある光景じゃないですか。

 

 

これも、言い方によっては、

兄は叱られた!責められた!

と感じるわけですね

 

(母側がその意味も込めてたりね)

 

 

もしくは、ケンカで自分も傷ついているのにと

これ以上、母に怒られないように

兄が防御壁を作ったりすることになりませんか?

 

 

そう、あれこれ言い訳(と思われること)を言い出したりね。

 

 

 

そういうときも

どちらかというと

 

 

「何かあったの?」

 

 

ときく方が、

相手を責めるという言葉のニュアンスがなく

質問することができます。

 

 

 

ただ、一つ注意注意

 

 

WHATの使い方でも

 

「何したの?」

 

は、

 

何かをした

という前提できいているので

責めているような質問になりやすいですね。

 

 

 

人間同士ののコミュニケーションは、

 

言葉そのものより、

口調など言い方(視覚、聴覚情報)や、

伝える方の意図の方が伝わりやすいですからね。

 

 

 

なぜを使ったとしても大丈夫

 

原因究明のために、

「なぜ」を使うことはよくある。

 

 

良いことなら

「なぜうまくいったと思う?」

と聞くのは責められているようには感じないけど、

 

 

何か問題やトラブル(ケンカ等)が起きているときには

 

WHY(なぜ、どうして)

 

でなく

 

WHAT(何、どんな)

 

を使ってきいてみませんか?

 

 

 

今日は責められた!

と感じることなく質問する方法について

シェアしましたが、

 

 

 

これってね。

 

「聞く」ことがベースなんです。

 

 

「なぜ」って質問しちゃダメってわけじゃないですからね。

 

 

 

たとえ子どもに

「なぜ?」

と質問したとしても

 

 

日常生活の中で

 

 

子どもの言うことを最後まできく

 

子どもの話を否定しない

 

子どもの気持ちに共感する

 

子どもがしたかったことを代弁する

 

 

ということをしていれば

 

 

 

子どもはママに話しても大丈夫

 

分かってくれる、聞いてくれる

 

 

 

という信頼関係の土台ができているので問題ないんです。

 

 

 

子どものこころのコーチング講座では

まずは「聞く」ということで

 

その土台をまずはつくっていきましょう

大事にしていきましょう

 

とお話しています。

 

 

 

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