手札破壊は対戦相手の手札を捨てさせて
驚異的なカードを排除したり、
テンポを崩したりしてゲームを優位に進める事が目的です。
その他にもいろんな意味で重要なカードです。
例えば、強迫というカード。
対戦相手1人を対象とする。
そのプレイヤーは手札を公開する。
その中からクリーチャーでも土地でもないカードを1枚選ぶ。
そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
1マナの呪文で
先攻1ターン目に唱えれば、
後攻の対戦者はなすすべがありません。
このカードは手札を公開させるので
①相手がどんなデッキなのかを知ることが出来ます。
相手がクリーチャーを並べてくるデッキなのか。
除去や打ち消しメインのコントロール型なのか。
相手の情報や戦略が一部でもわかる事が重要です。
②1ターン目何が出るか、2ターン目に何が出るかを知ることが出来ます。
1マナ2マナのクリーチャーがどんなカードなのか。
クリーチャーが判ればどんなデッキタイプなのかわかる場合もありますし、
コンボに使われるカードが手札にあればどんなコンボかを予測することも出来ます。
この呪文はクリーチャーでも土地でも無いカードを選んで捨てさせることが出来ます。
ソーサリー呪文、インスタント呪文、プレインズ・ウォーカー
エンチャント、アーティファクトなど逆に幅が広い。
対戦相手が青を使うカードなら、否認や差し戻しなど2マナで
次に使われそうなカードを捨てさせておきます。
青の打ち消しが無いようなら、
エンチャントやアーティファクト、プレインズ・ウォーカーは
デッキのキーカードになっているケースが多く、
それを事前に排除できるのはとても大きい。
思考囲い
プレイヤー1人の手札を公開させ、
その中から土地でないカードを1枚捨てさせます。
2点のライフを失う。
2点のライフを失う代わりに、クリーチャーも対象にカードを捨てさせることが出来ます。
強迫はクリーチャーでも土地でも無いカードを選ぶので
クリーチャー主体のデッキなら、選べるカードが無い可能性があります。
その点このカードは土地でないカードなので、ゲーム序盤なら
選ぶカードが無いという危険性はほとんどありません。
ライフを2点失うので、4枚入れたら8点のライフを失うので
ライフ回復手段を用意しておく必要があります。
蔑み
手札を公開させ、
クリーチャーカード1枚か、プレインズ・ウォーカーカードを1枚
選んで捨てさせます。
強迫の逆パターンのような呪文です。
対戦相手のデッキがクリーチャー主体と分かっている場合は
強迫と差し替えるのもアリでしょう。
抜去
対戦相手1人を対象とし、手札を公開させ、
クリーチャーカード1枚を選んで捨てさせます。
占術1のおまけつき。
コジレックの審問