相乗積① 社員研修用ビジネス計数 | フォークリフトプロフェッショナルスクール みずおち

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おはようございます。水落です。

 

お店で重要なのは粗利高です。

 

売上も大切ですが、売上だけに注力していて、

 

せっかく売上を伸ばしても利益はさほど変わらない。

 

という結果になってしまっては、せっかくの労力が無駄になってしまいます。

 

粗利高が足りなければお給料も払えなくなったり、

 

家賃の支払いや仕入れが出来なくなる。なんて事にもなりかねません。

 

お店は売上を伸ばす事は重要ですが、

 

それは粗利高を増やすための売上を伸ばすという事です。

 

しかも、お店では人件費が限られていて、使える時間も限られています。

 

売上を伸ばすために際限なく、いろんな事は出来ません。

 

限られた時間で効率よく粗利高を増やすためには、

 

お店の重要な部門に絞って集中的に力を入れていく事です。

 

 

そこで、重要な部門を見極めるのが「相乗積」です。

 

相乗積の前に売上構成比と粗利率を比較してみます。

 

粗利率は高い方が望ましいですが、

 

粗利率が高い商品は売れにくい傾向があり、

 

下の表では部門Dが一番高いですが、売上構成比は一番低いです。

 

いくら利益率が高くても売れる量が少なければ重要度は低くなります。

 

粗利率が高い=重要な部門とは限りません。

 

売上構成比は売上に占める各部門の割合です。

 

構成比率が高い物がお店で一番売上が高い事を意味します。

 

売上構成比はとても重要ですが、

 

売上構成比が高い物=重要な部門とは言い切れません。

 

この粗利率と売上構成比を掛け合わせたものが相乗積になります。