おはようございます。水落です。
このページはクイズサイトの解説にもなっています。
交差比率とは持っている在庫が適正な在庫量かどうかを
判断するためのひとつの基準になります。
交差比率は「年間粗利率×年間回転率」で求めます。
決算後に株主に対して公開する資料などによく使用されますが
お店でも適正在庫を確かめるために使用することが出来ます。
分解して見てみると
年間粗利率は年間粗利高÷年間総売上高
年間回転率は年間売上高÷平均在庫金額となり、
分母と分子に年間売上高があるので約分して
年間粗利高÷平均在庫金額とすることが出来ます。
交差比率は200%が目安と言われていて
300%、400%と増えるほど在庫の回転が良く、
200%を下回ると在庫過多と言えます。
例を挙げると
過去1年間の粗利高が2200万、在庫金額が1200万円の場合、
交差比率は183%となり、200%を目標にすると
粗利高2200万÷200%=1100万円が適正在庫で
100万円の在庫を削減目標にすることが出来ます。