おはようございます。水落です。
イベント企画書を書く事は個人の成長に繋がり、
メリットがある事は間違いありません。
しかし、私は一番メリットがあるのは会社だと思います。
特にチェーン店であれば、そのメリットは何倍にもなります。
そのメリットをご紹介します。
①やる気のある社員を増やす事が出来る。
②良いイベントを更に良くする事が出来る。
③同じ失敗をしない。
④社員同士が仲良くなり、ライバルになる。
⑤売上が伸びる空気が作れる。
詳しく説明します。
①イベント企画書を書くのは非常に大変です。
例えば、100人の社員に企画書の勉強会を開催したとしても、自発的に企画書を出す方はおそらく10人くらいでしょう。
企画書は企画を発想する、データを集める、分析する、予測する、 確認して分析して報告するまでがセットです。
これが出来る人はやる気がある社員です。
会社は、やる気のある人を見つける事が出来ます。
人財の育成が大切なのはもちろんだと思いますが、100人の人全員が同じように成長する訳ではありません。
何が成長の速度を速めるかは「本人のやる気」で差がでます。
やる気のある人は自分で勝手に成長しますが、
やる気のある人に注力して、お金をかけてより経験する機会を与える事で、成長速度が更に上がります。
ここに15万や20万のイベント経費をかける一番の意味と価値があると私は考えます。
②と③はある意味共通ですが、チェーン店では特に効果を発揮します。
まず、このイベント企画書は、社内サーバを使って全店、全員が閲覧出来るようにします。
そうすれば、効果があったイベントは他の店舗でも真似しやすくなります。
報告書もセットで掲載し、イベントでの問題点もわかりますので、問題点を改善しながらどんどんと良いイベントは良くなります。
逆に、失敗したイベントは他の店舗で同じ失敗はしないので無駄な経費をかける事がありません。
失敗した事であっても、他の店舗の人が改善をして良いイベントに変化する事もあります。
経験がリストとして残り会社の財産になります。
④社員同士が仲良くなり、ライバルになる。
イベント企画書が掲載されると、社員同士の交流が活発になります。
他の店舗がイベント企画書を読むと、興味のあるイベントは参考にする為に質問して話を聞きます。他店舗の社員と交流が生まれると、仲が良くなると同時に、ライバルとして意識する人も出てきます。
発想力、分析力、文章力、企画力、実行力がイベント企画書には詰まっていて、これは人によって様々です。
発想力が飛び抜けている人もいれば、分析力がすごい人もいます。
すべて揃っている人は少なく、どこかしら参考になる部分があるので、互いが刺激しあって更に成長していけるのがイベント企画書です。
社員はチェーン店内の異動がありますが、
電話やネット上で交流があると、人となりがわかるので異動先でも円滑に進みやすくなります。
⑤売上が伸びる空気が作れる。
良くも悪くも「空気」というものがあります。
何もなければ何もない空気があり、
動く空気が強くなると動く空気が生まれます。
イベント企画書を始めても、最初はやる気のある数人の人が始めるだけです。
しかし、④までの流れが出来てくると、今迄やらなかった人もやってみるか。となるものです。
最初はたった10人の流れであっても、イベントが行われていくにつれて空気の流れは強くなり、新しい空気が生まれます。
イベント企画書はただイベントをして売上が増えて成功、増えずに失敗というだけではなく、これだけのメリットがあります。
是非、試しに実施してみて下さい。
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この記事にも後日、画像を追加します。