消費税は税理士さんへ | フォークリフトプロフェッショナルスクール みずおち

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こんにちは。水落です。

消費税については重要なので追加で書いておきます。

開業後に、簡易課税制度選択届出書という物を提出します。

簡易課税制度とはなにかを書く前に、

本来の原則課税制度が何かを説明します。

1か月に200万円の売上が12ヶ月あって、年間2400万円の売上があったとします。

この時、お客様からお預かりしている消費税はいくらかというと、

昨日書いた通り、8/108になりますので、

2400÷108×8で177万円です。

しかし、この177万円を全て支払うわけではありません。

売上を出すためには、仕入があり、仕入をした際に消費税を支払っています。


(預かった消費税ー仕入ですでに支払った消費税)=納税金額

となります。

ざっくりいうと、カードショップは粗利率40%ぐらいなので、

約6割の仕入があったとして、

2400×60%×(8/108)=106万円

177万円―106万円=71万円が納税金額

というのが原則課税です。

それに対して、簡易課税というのは、

業種に応じてみなし仕入率というのを使います。

カードショップは小売業なので第2種でみなし仕入率は80%です。

みなし仕入れとは実際の仕入金額を計算しなくても、

売上の80%を仕入としてみなして良い。

というものです。

2400万円の80%の1920万円を仕入としてよいのです。

よって計算が変わります。

(2400×8/108)―(1920×8/108)

となって177万円―142万円=35万円

と半分になりました。

36万円節税できたことになります。



カードショップの場合、簡易課税の方がお得になります。

しかし、簡易課税適用の申請には期限がありますので、

出し忘れると原則課税が適用されますので超注意です。

上では単純な計算で例を出しましたが、

実際はやり方でもっと下がります。

それは専門家に任せるのが一番です。

消費税の計算は信頼できる税理士さんにお願いした方が

楽ですし、お得になる場合もあります。

経営者になったら全てを一人でこなす必要はありません。

経営者は、お店の経営に専念しなければいけません。

消費税や決算は専門家に任せましょう。

自分で時間をかけて、決算を出して、節約してるつもりでも、

結果的には多く納税している方はたくさんいると思います。

私もお願いしていた所を貼っておきます。

良い税理士さんに心当たりがなければこちらを頼ってください。

小売店の事をよく考えてくれる信頼できる税理士さんです。