黒字倒産をしないために④ | フォークリフトプロフェッショナルスクール みずおち

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フォークリフトの実技訓練校の開校に向けて軌跡を綴っていきます

こんばんわ。トレカ集客代理人☆水落です。


黒字倒産をしないために③ の続きです。


研修生のために書いています。


前回、消費税について書きました。


トレカショップの売上が年間、1,200万円あったとき、


納税する消費税の金額はいくらでしょう?


答えは60万円ではありません。


1,200万円の売り上げを上げるためには、当然仕入れが発生しています。


仕入れた金額に消費税を乗せて支払っています。


60万円の消費税のうち、既に支払った消費税があるんですね。


だから60万円、全部を払う必要はないんです。


ここから仕入れた金額の消費税を引くわけです


ではいくら払うのか。


計算方法は2種類あります。


原則課税方式と簡易課税方式です。


トレカショップについては簡易課税方式の方が有利です。


消費税を支払う前にどちらかを選択しますが、


簡易課税方式を選んでください。


粗利率が高いトレカショップは簡易課税方式のほうがお得です。


超重要なので3回書きました。


簡易課税方式にはみなし仕入れ率というものを使います。


みなし仕入れ率は業種によって違います。


小売店は80%になります。ちなみに当社は卸売業なので90%です。


みなし仕入れ率とは字のごとく、


仕入れは80%とみなす。です。ほんとかどうかは知りません(笑)


そんなのはどうでもいいのですが、



消費税の簡易課税方式は


売上高ー(売上高×みなし仕入れ率)×5%になります。


売上が1,200万円なら


1200ー960=240、240×5%=12万円


消費税として12万円を支払えばいい事になります。


ほんとに計算したら3ばばばばばb




試しに自分で計算してみよう!(笑)



区分    業種   みなし仕入率
第1種事業 卸売業 90%
第2種事業 小売業 80%
第3種事業 製造業・建設業・農業等 70%
第4種事業 その他の事業(飲食店業・金融保険業) 60%
第5種事業 不動産業・運輸通信業・サービス業(飲食店業を除く) 50%