こんばんは。ゆえゆえです。
タイトル通り日記のネタがありません。いや、本当に勉強しかしてないんです泣
<法人税法>
ようやく昨年のカリキュラムではありますが2月期の組織再編が一区切りしました。
11月からは3月期である留保金課税や所得拡大促進税制が山場となりそうです
カリキュラムが次第に計算から理論メインに移行している印象(直前期目前)ですが、
諦めずに何とか食らいついていきます。
…
話変わりますが、法人税法に限らず、長丁場であるこの税理士試験で勉強のモチベーションを維持することは決して楽ではありません。
人間なのでどうしても気持ちに浮き沈みがあるのは仕方のないことです。むしろそれが普通かと思います。
で、そんなときに私が推奨したいのは、そんな気分が乗らないときは「作業」しましょう。ということです。
そこで需要なんてないと思いますが、以下は私が勉強のモチベーションが上がらないときにやっていた作業紹介です↓
1,計算テキスト(要点チェックノート)の縮小コピーの貼り付け
これは鉄板だと思いますがテキスト内容の縮小コピーの貼り付けです(↑右ページ下)。
コンビニで大体50~60%縮小したものを理サブに貼り付けてます。
貸倒損失・貸倒引当金には本当に苦労しました
また、財表や消費税など別科目では直前答練の気になる項目なんかもチョイスしてこのような感じで縮小コピーして書き込みしたりしてまとめていました。
続いて寄附金。こちらは未だにクリップ止めなんですが、いつかは両面テープでなんとか貼り付けたい(切実)
2,計算項目のまとめ
一転こちらは交際費にするか否かの判定キーワードを自分なりにまとめたものです。汚い字で申し訳ないです(>_<)
例えば、「お歳暮1,000,000円には、3,000円以下のものが200,000円含まれている」という問題があってもキーワード優先で考えます。結果、1,000,000円が支出交際費となります。
左側の青のキーワードがあればほぼ交際費と判断していいと思います。
対して右側の黒のキーワードがあればほぼ損金です。一般消費者とかプロのセールスマンとか分かりやすいですよね。
横線がある売上割戻や記念式典パーティー、ゴルフだけ損金になるケースもあるので要注意です。こんな感じで計算で用いるキーワードを適当にまとめたものです。
ちなみにメモ書きを両面テープで貼り付けているので普段は↓こんな状態です↓
場合によってはメモ書きだったり、付箋だったり、直接書き込みしたりとなるべく理論と計算とリンクしやすいようにしています(/・ω・)/
3,理論の模写(写経)
最後は理論の忘れ止め資料の作成です。
税理士試験の受験生にとって日々の生活の隙間時間はとても貴重です。少しでも時間が空けば今週新たに学習したor覚え直した理論を確認したいものです。
そこでいつでもどこでも勉強できるように上記のように一つの論点をまとめた資料を手書きで作ります。
私個人は、手書きで暗記するのは効率が悪く、何度も回数を重ねるのは向かないかなと考えていますが、
税理士試験は筆記試験なのである程度の最低限のアウトプットは必要だと考えています。
なので勉強のモチベーションが上がらないときこそこういう作業(写経)に没頭しています。
↑は、法人税法のグループ法人税制の適格現物分配という論点の理論問題を模写(写経)したものです。これまた汚い字で申し訳ない(>_<)
左上に設例の小さな図がありますが、この問題を簡単に説明すると
「完全支配関係がある甲は乙に自己株式を譲渡して対価として土地を貰いました。そのときの甲、乙の税務上の仕訳とそれぞれの根拠法令を述べなさい」的な問題です。
そしてその模範解答を模写(写経)したものが↑なのですが、こういう事例問題は理サブや理マスだけの学習だとわかりづらいです。
何せ法律の条文のみしか記載がないため、このような本試験で問われるような仕訳や具体的な金額の記載がないため、条文の意味が非常にイメージし辛く、このままでは暗記作業も非常につまらないものになってしまいます
そこで、一度一枚の白紙にまとめることで自分の考えも整理することができ、この手書きの1枚も理論サブノートの役割を持つこともできます(理論17-3[2])。
ここからが個人的に重要だと思うのですが、この頑張って模写した1枚を学習期間中は常に肌身離さず持ち歩きます。
私の場合、グループ法人税制の論点は9月期に再学習したので9月中は常にこれを持ち歩いていました。
社会人の方であれば、出社するとき、仕事の昼休憩中、トイレ行ったとき3分だけ、おタバコ吸われる方はたばこ休憩中、外回り行く際の時間、帰宅する前の時間、などなど隙間時間は意外とあると思います。
私は仕事していたときは常に胸ポケットにこの1枚を忍ばせており、休憩中とかトイレでも少しでも時間が空けば眺めていました。
理サブのような小冊子と違って、この「紙切れ1枚」というところが非常に使い勝手が良く、また、これの良いところは周囲に対してカモフラージュできるところです。
話は少し変わりますが、私は、職場で理論サブノートなどの税理士試験の教材を人に見せることは非常に抵抗がありました。
それは、税理士試験にチャレンジしていることを知られたくないとかではなく、他の職員に「あいつ、サボってるんじゃないか?」と思われるのが嫌だったからです。
また、職場は高齢の職員も多かったため、仕事中にスマホ触っている=サボっている、という主観で所属長に陰口告げる職員もいました…
それが会社支給のスマホで業務として使っていても関係なしにです
そのため、昼休憩中であっても教材には触れたくありませんでした。…でも勉強はしたい。
職場や電車で理サブを開くのに抵抗あること、皆さんはありませんでしたか?
しかし、これが手書きのたった1枚の紙きれだったらどうでしょうか。
傍から見たらただの手書きの1枚の紙きれ。
相手(同僚、上司)には仕事関係の資料を確認しているんじゃないかと思わせることができます。
職場のデスクで理論サブノートなんかの教材を堂々と広げるのはご法度かもしれませんが、手書きの紙きれ1枚なら周囲にも会議か打ち合わせかなにかの資料を確認しているのだとカモフラージュすることができます。
…
…
私はこんな感じで自分の持ち場にいながら時間を見つけてはその1枚の紙きれを眺める時間を見つけては理論暗記していました。
また、理サブだと他ページに目移りしてしまうこともありますが、紙切れ1枚であれば論点1つだけなので集中して見れます。
それと、次の学習期間に移ったらもうこの紙切れはお役御免で処分するかというと、そんなことはありません。
私は、前の学習期間の紙切れは自宅の目につくところに貼り付けていました。
トイレや洗面所、台所等、自宅でも隙間時間は探せばあります。
一例だと、私はお弁当を電子レンジで温めている間は冷蔵庫に貼り付けてある↑グループ17-3[2]の理論を確認しています。
それにこれは別にガチ暗記じゃありません。
忘れ止めが目的なので、これ眺めている数秒数分でキーワード一つ思い出せれば儲けものです。
↑のグループであれば、みなし配当に(利積)するんだったな、とか、現物分配法人側は、簿価譲渡と資本金等&利積の減少だったな、とか少ない時間なのでそんなもんで十分です。
新論点の暗記は、いつも通り理サブや理マスで行えばよいのです。
と長々となってしまいましたが、勉強の方法は十人十色です。
自分に合うものを取り入れ、合わないものはやめる。
結局はその繰り返しなのではないでしょうか
さて、日付が変わって合格発表まであと1ヶ月となりました。
発表が近くなるとそわそわして集中できない、
なかなか勉強のモチベーションが上がらない、
そんなときは写経のように頭からっぽにして勉強してみるのもたまにはいいのではないでしょうか(`・ω・´)ゞ
ではノシ