小林一茶の俳句 | Let's never forget what

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『わが門に 来そうにしたり 配り餅』という句がある。
一茶の句と言えば、小市民的な、ささやかな幸せを好むような句が多い。
これも、そのような句。
簡単に、この句の意味を言うと、
「昔は、めでたい事があると近所に餅を配る習慣があった。
小市民には、そんな配り餅と言えどありがたいもの。
見ると、餅を持って人がこちらに向かって来ている。
ところが、少し前の角を曲がって行ってしまった」
というもの。
「期待していたのに、トホホ、、。」というところのようだ。

今週のトピックとして、まず挙がるのは、
オバマ大統領の国賓としての日本訪問だろう。
ここしばらく、日米関係と言えば、しっくりいかない関係が続いていたので、
それほど期待されていないところだった。
ところが、尖閣諸島に対する明確な言葉を残したりと、
なかなか、強いインパクトを与え日本から飛び立っていった。
けれども、振り返ってみると、TPP はどうなるのか?など、
さまざまな課題は残されたまま。

アメリカ側もせっかくいい手みやげを抱えて行ったのに、
「こちらに配り餅は?」というところかも知れない。

次に訪問した韓国の思惑では、竹島問題で、
日本の尖閣諸島と同じような扱いとなる事を期待したようだが、
肩すかしといったところだった。
それぞれの国は思惑と違ったようだ、
結局のところ、どの国も、一茶と同じく、
「期待していたのに、トホホ、、。」といったところか?