最近になってリメイク版のシリーズも作られましたが、これが1970年前後に公開された"元祖"「猿の惑星」です。全部で5本のシリーズで、私が子どものころ頻繁にテレビで放送されていた映画のひとつです。
1作目のチャールトン・ヘストンが主人公の「猿の惑星」が、子ども時代にテレビで観た映画の中でも特に印象に残っています。とにかく怖かったし、同時に「映画っておもしろい、すごい!」と思わせてくれました。
1作目の「猿の惑星」が大ヒットしたので、一気に5作目まで撮ったようですが、2作目はあまり当たらず、3作目以降はだいぶ予算も削られてしまい、評価もあまりよくありません。でも、ストーリーとしては全作とても面白いと思います。
リメイク版の「創世記」「新世紀」も、このオリジナルシリーズの3作目以降のストーリーをモチーフに作られています。
1作目の衝撃は、猿がヒトを支配しているこの世界は「どこか別の惑星」だと、主人公も観客もずっと思い込んだまま物語が進み、最後の最後に別の惑星ではなく「未来の地球」だったことがわかる仕掛けになっていたことです。それを明かすのは誰かの言葉でも、回想シーンでもなく、傾いて砂に埋もれている「自由の女神」でした。
子供心に「映画ってすご~~い!!」と心底思った、忘れられないシーンです。
5作品を1本ずつ評価して行けば、1作目以外は駄作の部類に入ってしまうかもしれませんが、シリーズとして観れば、映画史には欠かせないシリーズだと思います。
少なくとも、私自身の映画史の中では燦然と輝いています。



