かなわない | 空もよう2 ~20代で舌がんになっちゃった~

空もよう2 ~20代で舌がんになっちゃった~

2011年9月、26歳で舌がんを告知され、手術しました。2015年、無事に術後3年半が経過。サッカー、フィギュアスケート、ディズニーが好き。座右の銘は「上善如水」。

生まれて10ヶ月になりますが、たぶん、娘は眠りが浅い方だと思います。
添い寝してないと、10分以内に目を覚まして泣く泣く泣くえーん

なので、お昼寝のときは、私も諦めて一緒に寝る!
夜は、ちょっぴり添い寝を旦那に代わってもらって、残った家事を終わらせたあと、隣に戻ります。
(旦那は基本別室でおやすみ)

あまりストレスにはなってないんだけど、唯一ちょっと残念だなと思うのは、大好きな読書ができないことzzz
娘が寝てる部屋は暗いので、紙の本は読めない。
Kindleだとバックライトがつくので、読めはするけど目が疲れる。

旦那が翌日休みの日は、添い寝を一晩代わってくれるので、ここぞとばかりに読んでいますグッ

(旦那はきっと私の睡眠不足解消のために代わってくれてるんだけど、むしろ没頭しすぎて睡眠不足に…にやり

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最近続けて読んだのがこの二冊。

「かなわない」を王様のブランチで、朝井リョウさんが紹介していたのがきっかけ。

物語ではなくエッセイ。
子どもがいながら、好きな人ができてしまう生々しさを朝井リョウさんが訥々と語っていました。

そのあとの谷原章介さんのコメントもまた印象的で。
たしか、「子どもがいて幸せなのは間違いないけど、『もし子どもがいなかったら…』って考えてしまうことがあるのも事実。誰もがそうだと思う。」みたいなことを仰ってたんです。

この朝井リョウさんと谷原章介さん二人のコメントにノックアウトされ、即購入。

二晩かけて読みました。

いやーおもしろかった。

うーん、おもしろいっていう表現が正しいのかわからない。

まず、他の人の私生活を覗き見している後ろめたさを感じます。
そして、普段感じていても言葉にしてはいけないようなことが、非常に大っぴらに表現されていることに、
なけなしの倫理観が刺激され、その一方で爽快感があるのも事実。

すごい本だなと思いましたアセアセ

ただ、Amazonのレビューを見ていてもわかるけど、かなり読む人を選びそう。
決して明るい気持ちになれる本ではないしタラー
何かを期待して読む本ではないと思います。

ご夫婦とも有名な方なので、ネタバレにはならないと思うのですが、
「家族最後の日」では、旦那さんが癌になります。
(そのこととタイトルは無関係です。)
でも、いわゆる闘病記にならないのが、この方の強いところであり、弱いところだと思う。
癌と闘う家族、を想像して読むと肩透かしです。

内容が内容なので、あまりリアルで人に勧められず、でも感想をぶちまけたく、ブログにしてみました…アセアセ

今は「蜜蜂と遠雷」がどーしても読みたいです!
あー読みたい!!