今年もこの季節がやってきた というわけで4本を評価していきたいと思う
最初のストーリーテラー
どうやら舞台は映画館のようである カップルみたいな男女がちょっともめたりしているが
ここでストーリーテラーが一言「私たちが見ている世界は本当に全員が同じ見方で物事をとらえているんだろうか?」
そして「左回転?右回転?」私にはずっと右回転しか見えないが左回りといわれるとそう見えて…
今回奇妙な物語の世界に行ってしまった4名 果たして、彼らの体験した物語は同じ見方で物事をとらえられているんだろうか?
1 オトドケモノ 北山が主演のようだKis-My-Ft2 まあ、ジャニーズだけど減点はない
主人公は今時のヤツ(いわゆる配信者みたいなことだろうか)といった感じである どうやら結婚しているらしく 妻は看護師である
夜遅く妻が帰ってきて妻が一言「ご飯は?」 主人公は用意していなかったため急場凌ぎでアプリを入れて頼んだところ2秒でやってきた
その後は1週間色んなグルメを頼むが不審な点もあった
・2秒で来るが 外はなぜか真っ暗(電灯はずっとついているはずなのに)
そこで1週間色んなものを頼んでみた 頼んでいくうちにこのアプリにはルールがあるらしく
実在しない・常識から逸脱したもの・現金は無理だが 過去失くしたものは送料のみ(800円)で出来る
人も出来るらしいが生涯収入が必要であるため現実的ではない
そんな中 亡くなったペットは帰ってきたが(15年前の生きている姿でという条件付だが)母親は無理だった
1ヵ月後 とあるところで待ち合わせをしていた主人公だったが妻が居なかったため アプリで呼び寄せたら成功した
その後は妻を帰宅させるため 外で会うときにも「オトドケモノ」を利用するようになった 800円で済むのだから
妻は職場で患者さんの思い出の品までも取り寄せた 主人公は家で料理を作って待っていたが(結婚記念日のため)電話で揉めてしまった
二人同時に「オトドケモノ」を使って互いを呼び出してしまったせいで 異世界(ドアばっかりの世界)に放り出されてしまった
「アプリでバグが発生したからかもしれない」→知人に頼もうとするが「2億という金額はバグだろう→詐欺だろう」ということで相手にもしてもらえない
場面が変わって犬はいるままだが妻はすっかり働かなくなってしまったらしい 1年経過して互いにスペースを主張しだした
のせいかいさかいが絶えなくなってしまった 一切顔を合わせることもなくオトドケモノの人以外他人とは会えない
主人公は思いつくまずこの夫婦関係を終わらせて「離婚届」を出す 最初は主人公が別人と結婚→脱出 その後で離婚(女性だと半年間再婚するまでに期間を要するが)そこで妻と再婚してオトドケモノで取り寄せればこの異世界から二人とも脱出できると画策したがことがうまく運ぶはずもなく そして妻がいない どうやら一人で脱出をしたようだ 2億を払ってもらったらしくその人と再婚
こうして主人公だけ異世界に取り残されてしまうのを恐れアプリで妻を「オトドケモノ」してもらおうとするが2億 もう、彼女が望まない限り出られないのか…
1年たった 主人公はずっと異世界のままだったがオトドケモノを利用していたがこの生活から脱出したいと思った主人公は
「なんでもするから」
これをいってしまってはいけないと私は感じてしまっただって目に見えてるじゃないの ま、ちょっとしたものが働いて
一方脱出した元妻 お金持ちの下で不自由ない暮らしをしていた 自分が稼ぐからあなたは動かなくていいよということでさっそく絵を買いたいということで「オトドケモノ」を使用して買うことにした そう やってきたのは・・・
結末としてはイマキヨさんと同じだったぞ~ 評価としては70点かな 最後ら辺の展開は読めちゃったし
幕間のストーリーテラー
「オトドケモノ」をつかってストーリーテラモ何かを買ったみたいだ 段ボールの中にはいっていたのは「むしかご」(カブトムシが中にいた)夫婦とはいえ同じ体験をしているわけではないようである 人間は相手の感情を想像して互いを思いやるが自分のフィルターを通してしか俯瞰できない 結局一緒の結論になることは難しいのかもしれない➝まして相手が全く違う存在だとしたら
2 何だかんだ銀座 主人公は子供らしいが ペット役が主演らしい くりぃむしちゅー・有田哲平だ
舞台は銀座だろうか 公園に午前0時子連れの親子がやってきている どうやら昆虫を採集するか何かでわなを仕掛けるようだ父が手に持っているのは銀座はちみつ これを樹木に塗っておけば銀座の野生のオカネモチがつくというのだが
やり方は完全にカブトムシとかを捕まえる時にやるあれだが 時間がたってからくると本当にたくさんの人間?らしき影が ノートには「ニホンオオガネモチ」を書いている少年 どうやら彼が捕まえたいのはこの生物のようだ 虫取り網も銀座製でないといけないというとんでもない生態だが一応捕獲成功 10歳になる息子は捕まえられてうれしそうだ
無事に家に連れて帰ってきたものの母はびっくりしてる 観察だけと聞いていたから我が家に連れてくるとは思わなかったようだま、父親が「いいじゃないか」と言ってはいるが一応母に許可を取らないでやったようだ そりゃあ怒られる
で、生態はというと銀座の水 朝からステーキを出してもなぜか気に入らない 調べたところどうやら彼は本当に純粋な銀座で購入したものしか認めないというとんでもないヤツであったが母親はえらく気に入ったようだ(ひっくり返したお肉は「戸越銀座」で買ったものであった)
どうやら気に入らないものは徹底的に嫌うようであるが気に入ればその場所から出ていこうともしないぐらいだそう 結構気難しい たまには銀座に散歩をしなければノイローゼになってしまうらしい 1か月もたつとその辺もこなれてきたようだ
朝、散歩していると近くのアケミちゃんは成城のマダムを捕獲した模様でオカネモチを見てかわいがっていた
性格がかなり気難しいらしくしつけも難しいニホンオオガネモチ 彼は一応社長ということで会社巡りもしなければならないし、パーティ、ゴルフなども同行する必要がある 結構面倒な気もする 夏といえばスイカだが このニホンオオガネモチは生ハムメロンというセレブ御用達みたいなものしか食べないようだ
しかし、家庭の財政を圧迫しているのは目に見えていた パーティ2回で10万円以上 そりゃあ一般家庭には厳しいはずだ 知ってか知らずかブランデーをたしなむオカネモチ ある時乗馬体験をしようとさせたらちょっとしたことでスネてしまった
そんな折 悪友(ペットはニホンアブクゼニらしく風貌は完全に借金取りみたいなやつ)に出会ってしまった いじめのターゲットになるのは目に見えていた 少年がまとめていたノートはその場で破り捨てられてしまった
家に帰ってきたが銀座で買ってきたフカヒレを食べないオカネモチ 目の前にメンチカツを置いていたためそれが気になっていると思った飼い主の少年はそれを与えたのだが たちまち倒れてしまった やっぱり合わないらしい(アレルギーのような感じ)
そのまま倒れてしまったオカネモチを看病していた少年だったが翌朝起きてみると姿が見えない ドアが開いていたということでどうやら脱走してしまったようである アケミちゃんにも捜索を手伝ってもらっているが嫌な予感が脳裏をよぎるがあきらめてはだめだとアケミちゃんに諭された
探していたらまたあのニホンアブクゼニを連れているやつと出会ってしまい再びたかられそうになる と、そこに来たのがオカネモチだった 悪友&アブクゼニを退治した後で彼は悪友に破られたノートを渡した どうやらこれを探していたようだ
再び一緒にとも思ったが家計に与えるダメージは相当なものだったらしく夫婦が離婚しなければならないぐらいだったためリリースすることに
その後、別の飼い主にニホンオオガネモチはわたっていきこの話は終わると思われた
しかし、時が過ぎ 主人公が就職試験を受ける年代に 面接を受けることになった 緊張しながら社長室に入るとそこにいたのはオカネモチ そして、青年は虫取り網で捕獲されペットとして暮らすことになってしまうのだった
とりあえず胸糞が悪い展開になってしまった&有田がタダで終わるわけがないわなぁと思っていたため減点 65点
幕間のストーリーテラー2
ストーリーテラーが「後ろから虫取り網でつかまらないようにご注意ください」といって後ろを振り向くと やって来たのはメロディに乗っている男 感性は音楽で育まれるのかな?
3 メロディに乗せて 主演は元乃木坂46・生田絵梨花
どうやら音楽のリズムに乗りながらお店を切り盛りしている主人公のようだ 部下はあっけにとられているようだが
町のいざこざを止めようとしたら爆音が流されたせいで倒れてしまう 気がつけば病院だ 医者はさっき助けた人のようだ
命が危ないという状況だという「脳内メロディ症候群」 3名しか発祥事例がない難病であり 最悪の場合死にいたることもあるという恐怖の病気である
どうやら「メロディに合わせるように生活をしなければならない」らしいとのことで その場所場所で流れている曲に合わせるようにしなければいけないらしい 悲しげだったら悲劇を 簡潔に言えば「ハムラビ法典」である
ただ聞いてはいけないメロディがあるらしく それを聴いた瞬間すべてが終わる という衝撃の宣告を受けてしまう
しかし、仕事は待ってくれず課長は主人公にプレゼンをまるっと投げてしまった結果 流れたのは某テレビ局夕方5時半のテーマが 空気は白けたがとりあえず進めることに 今度はクィーンのウィーウィルロックユー 曲に合わせなければならないため周りからしたらただただ変な人だと思われるのだが社長はそのプレゼンを認めた 高級コーヒー豆を使った商品1本勝負(価格は1000円)
会議が終わったとき歩いているとミュージカルのフラッシュモブをやっている社員が 同じ症例だったらしく二人でミュージカルが始まった 主人公は気持ちが痛いほどわかった
夜にその二人はいい感じに意気投合したらしく良い雰囲気だったが脳内BGMがミスチルって言うのが何とも(聞きたかったけれど父がタイミング悪くご飯を食べ終えて片づけをし始めたため詳しく見れておりません)
帰路でサイレンが聞こえた 「襲われるわけではない」 と自らに暗示しながら帰宅 物音すべてが恐怖に感じたが音はおさまったようだ
翌日 動画の音でビビってしまう どうやら「メロディに沿っていても終わらない」感じになってしまうようだ 明るい音楽でもスリルかもしれない 結局は人間の思い込みであろう 例の「聴いてはいけない音楽」は彼も聴いているらしい
そして流れてきたのは また他局の日曜日少女アニメ元祖のテーマ曲(年中無休のやつ)が 明るかったから彼が何とかあわせて 映画でスリルな曲がなったらそれに合わせるしかない と映画館に襲撃してきた仮面男の要望で主人公以外出て行けといわれてしまう
完璧に違うBGM(某猫型ロボットアニメで金持ちキャラが自慢するときの曲)が そして犯人はそのメロディ症候群になった時にいたおじさんだった しかもその人は主人公が好きだという気持ち悪さ スリル+スネ○+オルガンという混沌である
どうやら3人全員がその難病であることが判明したが曲に合わせて動かなければならない 意を決し反論したらその襲ってきた男を気絶させることには成功したものの アメイジンググレイスが まさか…
理解者と思っていた男は主人公を刺してしまっていた サスペンス音楽は男だけだったようだ
あれ?生きている? 刺した男は警察に連行されていく どうやら「聞いてはいけない曲」とはこの番組のメインタイトルだったようだ
うまいことまとめてきたから良いとしましょう 結果死人がいるわけでもないし 私的には良かったから90点である
幕間
電話が発明されていろんな会話が届けられるようになったが 結局顔は見えないからどういう状況なのかは「直面するまで」一切わからないのである
4 電話をしてるふり
変なナンパに付きまとわれているらしいが「電話をしてるふり」(相手は父設定)をしてきたがこの男は見破っているようでずっと付きまとっている 電話をひったくられてしまった彼女 終わったと思ったらどうやら様子がおかしい 電話をしている?
どうやら電話は本当につながっていなかった? だが男が言うには「パパ」が注意をしてきたから諦めたというのだが 主人公のパパはこの世にいないということらしいということなのだが
帰宅してきたが主人公はもぬけの殻のような感じだ どうやらパパは11歳のときに殉職してしまったようだ こうやってパパが私を守ってくれているんだろうと考えることにした
しかし、奇跡が頻発 電話をしてるふりだが (パパが死んでいることを知らない)相手ばっかりに聞こえるようである
1 自分から電話をかけてるふりをして 2 隣にいる人に電話を渡す だけ だが自分には一切聞こえないからその同席している人に電話をしてもらって言葉を聴くようにしている(といってももちろん電源を切るふりもする)
3年たった どうやらこの主人公は結婚することが決まったようだ パパだったら喜んだろうということ しかし、母は一切聴いたことがないとのことで電話をしてるふり作戦を実行してみた すると会話が出来ているようである 母は泣き出した
会話がずっと続いていると思っていた主人公は母が切ってくれたらいいと思っていたが主人公に母が電話を渡してきたため切ろうとするふりをしたがパパの声が聞こえてきたのだ これで最後になる…
これほどまでに切りたくない電話があっただろうか 相手にだけ聞こえて自分はなかったけど結婚間際のときだけはこうやって
物語自体がちょっと短かったため3作品と同率には出来なかったがやっぱりという意味で88点とします
まとめ
どんな世界が見えただろうか あなたが見た世界は他の人が見た世界かもしれません ストーリーテラーは映画館に閉じ込められたと思っていたが とにかく無限ループは怖いとか思った 現実と思っていた世界は実は・・・
というわけで 世にも奇妙な物語22秋の特別編でお会いいたしましょうw
ランキング
1 メロディに乗せて 90点
2 電話をかけたふり 88点
3 オトドケモノ 70点
4 何だかんだ銀座 65点
という結果でした ストーリーテラーは面白かったため80点 2位と3位の間となった