読書感想画像 ③ 〈前編〉
[ナチュラル版]


「愛の夢とか」
 川上未映子
   講談社


過去ログから、川上未映子の「愛の夢とか」
画像を作ってみましたほっこり音譜
[ナチュラル]と[ダーク]で、今回は[ナチュラル]版です

その前に…

川上未映子の作品は翻訳されているものがいくつかあります。「黄色い家」「夏物語」は英文タイトルがわかりますが「愛の夢とか」はわからなかったので調べてみました
「夏物語」は、ナタリー・ポートマンも気に入っていてるようです。

「愛の夢とか」を英訳したのは湯尾瞳さんという方です

「愛の夢とか」ははじめ雑誌『monkey business』(現在は『MONKEY』)に掲載され、その後、アンソロジーの『ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短編29』に収録されている。

タイトル名は、
 「Dreams of Love,Etc.,」


以下、ネット記事より引用




美しい「夢」を見ていただけなのだろうか。川上未映子著「愛の夢とか」を英訳した湯尾瞳さんに聞く─────

から引用しました


───(略)───

また、短編のタイトルを「Dream」と単数形にするか「Dreams」と複数形にするかについても、ルービンさん(編集者)と何度もメールでやり取りを繰り返して興味深い議論を交わしました。このタイトルは、リストの有名なピアノ曲「愛の夢」から取られています。でもテリー(隣人の主婦、テリーは自称)が演奏しているのは、リストの3つの「愛の夢」のうち「第三番」だけです。日本語だと複数形と単数形の区別がないので、「夢」は「Dream」でも「Dreams」でもいいことになる。でも結局、実際のピアノ曲は単数形なのに、タイトルを複数形にしたのは、「Dreams」の方が平凡な日常生活から逃れたいと願う女性のさまざまな憧れや願望を、重層的に表していると感じたからです。
( )は、yuchan




その他にも英訳したときの興味深いインタビュー記事が書かれています


「愛の夢とか」の内容などは、過去ログを見てください~立ち上がるスター
















湯尾瞳さんによると、

川上未映子さんの作品の特徴のひとつに、意識の流れ(stream-of-consciousness)を使ったスタイルがあります。「愛の夢とか」は、40代の女性が東京郊外で家庭や代わり映えのしない日々の生活を語る一人称の物語です。語り手の内的独白は、周りの人々との会話によってアクセントが付けられていますが、そうした会話は、行から行へと流れていく語り手の思考の中に、改行や引用符なしに埋め込まれています。流れるような長文は、読者にとって心地よくもあり、刺激的でもある独特のリズムと物語の流れを生み出しているといえるでしょう。

(ネット記事より引用)











































(。・∀・。)ノ🍒🍒🍒

今回は画像たくさんつくりました❗
枚数制限でこれだけしか載せられない
ですが、また追々載せていきます~ウインク

意識の流れ
stream-of-consciousness



MATANE~リボン リボン リボン