お母さん、本当はこうして欲しかったの～マトリックス・リインプリンティング inロンドン体験記10





昨日の記事 に、
読者の方からたくさんのメッセージをいただきました。
いただいたお声の中から、いくつかご紹介させてくださいね。

ゆかさん、こんにちわ。

６月にセッションを予約していますLです。

今、このメールを書きながら涙が止まりません。

５歳のゆかちゃんが体験したであろういろんな感情がストレートに
私に伝わってきました。

ゆかちゃん、なんて愛おしいのでしょう。

ゆかさんが癒しをえて立ち直られていること、そしてその体験を語られることでたくさんの方が勇気付けられるであろうこと、ダブルで嬉しいです。

私にも胎児期のトラウマがあります。

その治療の一環として数年前、主治医に身近に置くように勧められた私の分身としての人形に今でも毎日話しかけています。

彼女は私が話しかけると毎回違う表情をします。ある時は嬉しそうに、ある時はちょっと不満そうに。勿論現実的にはあり得ないことですが私には彼女の存在はまぎれもなくリアルなものです。

このことをお話しするのはその当時の主治医以外ではゆかさんが初めてです。

実はセッションではここまでのことをお話しすることへのためらいが大きかったのですが、今回、ゆかさんがお辛い体験を愛を持ってオープンにして下さったことで私もその愛にお応えする気持ちになりました。

ゆかさんの愛と勇気に心から感謝し私からもゆかさんとゆかちゃんにに愛をお送りいたします。

いまだに涙が止まりません。この気持ちは感動、という言葉では表現しきれません。

本当に有難うございました。そしてセッション、楽しみにしています。

～Lさん



ゆかさん、こんばんは♪

いやー！すごいです！

Fさんも書かれていましたが、
トラウマの解放がしっかりとできているからこそ、この壮絶と思われる体験を、丁寧に、そして細かい描写と共に綴ることができるんだろうなぁと思いました。

セッションの場にいるような臨場感を感じながら読み進めていきました。

そして今、
話してもいいし、話さなくてもいい。
という、とってもフラットな状態にゆかさんは在るのかなぁとも思いました。

それにしても、小さなゆかちゃんの救世主が旦那さまってサイコーです☆

寺石氏には実際にお会いしたことはありませんが、ゆかちゃんがゆかさんの脇をすり抜けて、旦那さまにピョーンッて飛びついてる場面を、ありありと想像できました。
揺らぐことのない、とっても大きな安心感。
ありゃりゃ私じゃないのね（笑）って、苦笑いのゆかさんも♪

昨日のメルマガを読んだ時にもメッセージしたいと思いましたが、そのまま寝てしまい、朝になったら夜の気持ちはどこへやら状態でした(汗)

でも、「やっぱり思い立った時に動くのがベストタイミングだな！」とコーチングの復習になりましたので、よかったとします♪

そして今日はさっそく、ベストタイミングに筆をスラスラと進めることができている自分を褒めてたりなんかしてます♪

それでは、明日も楽しみにしてますね！

～Hさん



「現実世界の私は、ずーっと、静かな静かな涙を流していたように思います。」のところを読んで、私も自然に涙が出て きました。ゆかさんのだんなさまが、助けてくれて、本当に良かったです。
ご自分の経験を通して、いろいろなことを伝えて下さって、ありがとうございます。

セッションを受けた方の、学び、気づき、感じたことも、自分のことのように捉え、ためになっています。
これからも、応援しています。

～Iさん

みなさん、温かなメッセージをありがとうございます。
すべてのメッセージを読ませていただきながら、
私の経験を分かち合うことが、他の人の勇気や元気や美しさに共鳴しているのだなぁ。。と静かに感動しています。

では、今日も続きをどうぞ☆


-----　これまでの流れ　-----

マトリックス・リインプリンティング in ロンドン体験記

１コア・ビリーフが経験を作ってゆく
～約3年前、ロンドンホリスティック・ヒーリングカレッジで始まった、癒しの旅

２怖い！来ないで！！
～問いかけによるふとした動作がきっかけになって、突然激しい感情が！

３怒鳴り声の向こう側に
～私を本当に怖がらせていたのは誰・・・？

４なにこれ！？
～初めてのEFT体験は、衝撃的すぎて、もー

５強運が連れてきた癒しの旅の始まり
～EFT初体験から3日後、マトリックス・リインプリンティング初体験へ

６見えてきた小さい頃の私
～潜在意識の中に見えてきた、傷ついた小さな私。それは・・・

７助けに来たよ！
～エコーを助けに、マトリックス・フィールドへ

８エコーが教えてくれたこと
～マトリックスでエコーと対話をしてわかったことは・・・　

９トラウマを癒やすプロセス
～トラウマができるわけ、そして癒やすプロセスとは

10お母さん、本当はこうして欲しかったの
エコーがお母さんに訴えたかったコト　←今日はココです

まとめページはこちら→☆。

お母さん、本当はこうして欲しかったんだよ

だんなさまに助けてもらって、ぎゅってしてもらって、
安心したエコーが次に呼んだのは、母親でした。

マトリックスに入ってきた母親に、だんなさまと同じように抱っこして欲しいのかと思ったら、意外や意外、エコーがブリブリ怒っています。

な、なにが起きたんだろう・・・

エコーは、母にこう言いました

エ「お母さん、ちゃんと、どうしたの？って聞いて。何があったの？って聞いて。」

母「ゆかちゃん、どうしたの？　何があったの？　教えて」

エ「あのね、ゆかちゃんね、怖い男の人に変なことされたの。だから消えないといけないの。」

・・・・・！！

エコーと母のこのやりとりを見ていて、私の中でぱちーん！とつながったものがありました。

そうだったのかーーーーーー！！！


42年たって、初めてわかったこと

ずっと不思議に思っていたことがあります。

私は、幼稚園から小学校３年生ぐらいまでの間、
部屋で夕方に一人で遊んでいる時に、近所の道路に救急車が通って、あの「ピーポーピーポー」というサイレンの音が聞こえると、なんともいえない嫌な気分になって、胸の中がザワザワして苦しくなっていました。

そして、いてもたってもいられなくなって、台所に立っている母のところに飛んでいって、

「お母さん、ゆかちゃんね、ピーポーピーポーが来たから、あれに乗って、焼き場に行って死ななきゃ・・・！」と訴えていました。

えーと・・・救急車は、火葬場には行きませんが、小さい頃の私は、どうも救急車と霊柩車を間違ってたようです（笑）

私ね、大人にになってからも、ずっと不思議だったんです。どうして救急車の音を聞くと、死にたくなってたのか。そして、母にそんな風に訴えていたのか。

マトリックスでエコーが母に怒りながら訴えているのを聞いた時に、その積年の疑問が氷解しました。

私は、母にそんな風に言うことで、

「なんでまたそんなこと言うの？」「いったいどうして死ぬなんて縁起でもないこと言うの！」と叱られてもいいから、理由を聞いて欲しかったんだと。

だって、あの男の人に、

「このことを大人に話したら、ひどい目にあわせるぞ！！」と脅されていたから。

自分からは、言えなかった。
だけど、「どうしたの？何があったの？言ってごらん」と聞かれれば、答えることができた。だから、質問して欲しかった。自分からは話せないから、引き出して欲しかったんだと。

母に激おこプンプン丸

だけどねー、とってもとっても残念なことに、
エコーのその願いは、叶えられることはありませんでした。

台所で忙しく支度していた母は、私の言うことを取り合ってくれませんでした。

「何言ってるの。ほら、宿題はしたの？」と言われたり、
「わかったわかった。お母さん今手が離せないから、後でね」と言われたり（後で、はなかった）

でも、エコーが泣きながら怒っていたのは、母にこう言われたこと。

「そうかそうか。じゃああれに乗って行っておいで（火葬場で焼かれておいで）」

母は、もちろん言葉通りの意味で言ったのではないけれど、小さい私はそう言われたことがショックで、でも、それ以上は自分から何も言うことができなくて、えーん、って心の中で泣きながら、部屋に戻って一人遊びに戻りました。

そして、だんだんと、その心の痛みを伴う恐怖の出来事を記憶から抹消してゆきました。小学校の上の方にあがったころからは、もうそんなことを母にいうこともなくなってゆきました。

今、マトリックスで、エコーは、その当時のことを、泣きながら母に怒りと共に訴えています。めっちゃ怒っています。だけど、起こっているけれど、その場のエネルギーは、なぜかほんのり温かいような気がしました。今だったら、何を言っても大丈夫、とエコーが感じているからでしょうか。

母は、エコーがぶつけてきたその思いを受け止めて、
「ごめんごめん、ごめんね。」とエコーを抱き寄せて、抱きしめて謝ってくれました。

エコーは、母の胸の中で、最初はまだブリブリ怒っていたけれど（笑）、だんだん落ち着いて、ふー、って目を閉じて体を預けて落ち着いてきました。

エコーと母のそばで、その様子を見ながら、大人の私は、
「いやー、あの時のあれは、そうだったのかー。そうかそうかーー」
と、なんかスッキリ。

エコーの中に５歳以降ずーーーーーーっとあったフラストレーションと痛みが癒やされて、同時に私も満たされて、場の雰囲気が変わってきました。

さぁ、いよいよ癒やしの最終場面が近づいてきました。

明日は、マトリックス体験記、感動の最終回です。

続きまーす☆


マトリックス・リインプリンティングは優しいセラピー

２０１２年の秋にロンドンで初めて体験したセラピー、
マトリックス・リインプリンティング（MR）。当時のことを思い出しながらこうして書いていて、MRって、ホントに優しくて、素晴らしい手法だなぁ。。と思います。

それにしても、すべてのものが生み出されるマトリックスでは、ホントに何でもありなんだなぁ。。と改めて思った次第（笑）　これもMRの素敵なところです。

では、また明日ね☆


あなたの応援のおかげで、現在10位☆
今日もひとポチ、応援クリックお願いしまーす！

悩みを解決し、心を楽にして目標達成するカウンセリングコーチング～東京・千葉・埼玉・神奈川そして全国対応～-コーチング・コンサル・カウンセリング・ヒーリング